仮面ライダー、戦隊シリーズは幼稚園に通う男の子は大好き。
かっこいい、強いものへ憧れるんでしょうね。
わが家の息子も【仮面ライダー】と【ルパンレンジャーvsパトレンジャー】にハマっています。
でも、仮面ライダーなどの番組を見せたくない、迷っているお母さんもいます。
理由を聞いてみると、乱暴になると困るから。
仮面ライダー、戦隊シリーズは敵から仲間を守るため、戦いがつきもの。
戦闘シーンはパッと見、乱暴かもしれません。
ヒーロー番組を見たら子どもは乱暴になるでしょうか?
番組の影響で戦いごっこはします。
でも、デメリットだけではないんですよね。
・友達を大事にしよう
・自分もあんな風にカッコよくなりたい
番組を見て、自然とこんな風に思えるようになります。
ヒーローへの憧れは子どもの心を強くするチャンスでもあるんですよ。
家庭での育児方針はあると思います。
もし迷っているなら「乱暴になるかも」という理由で見せないのはもったいないかなと。
仮面ライダーなど特撮ヒーローを子どもと一緒に1年間見て、感じたメリット・デメリットをお伝えします。
特撮ヒーロー番組を見た時のデメリット
特撮ヒーローの番組は昔にくらべ、子ども向けに配慮されています。
でも、やはり戦闘シーンはあります。
ヒーロー番組を見て、実際に私が経験したデメリットをお伝えしていきます。
戦闘シーンの乱暴なセリフをまねする
戦いの場面になると、言葉が少し乱暴になることも。
息子が大好きな仮面ライダービルドでは、味方も敵も「ふざけるな!」というセリフをよく言っていました。
当時4歳の息子はまねして言うようになってしまいました..。
良くない言葉だし、幼稚園でも言っていたので息子にやめるよう言いました。
本人はヒーローのせりふをまねして、カッコいいと思っていたそう。
でも、言われた人がびっくりするからやめようねと言ったらすんなりやめました。
これはまねしちゃダメだよとちゃんと言うと、子どもは理解してくれます。
男の子同士で戦いごっこを始める
番組を見ている男の子同士で戦いごっこが始まります。
最初は加減がわからず、ケンカになったりすることも。
私も始めの内は戦いごっこでケンカにならないか、ハラハラしていました。
見せたくないお母さんの心配事の中には、戦いごっこのトラブルもあるでしょう。
でも、4~5歳くらいならすぐに力加減がわかってきます。
力を加減したり、当たらないよう工夫して戦いごっこをしています。
戦いごっこを通して、相手と上手に遊ぶ方法を学ぶ機会でもあるんですね。
2~3歳の小さな子どもには注意が必要
戦いごっこで問題が起こりやすいのは、兄弟の影響で見始めた2~3歳くらいの子かと思います。
番組を見ている子が少ない中、急に戦いごっこをしてくるのでびっくりする事がありました。
イヤイヤ期もあり、お友達と一緒に遊ぶのが上手ではない時期。
本人は戦いごっこをしたがるけど、同じ年代の子は怖がって可哀想だったことがあります。
特撮ヒーロー番組は友達と遊ぶのが上手になる、4歳頃から見るのがベストかなと思います。
ヒーローグッズが1年限定でもったいない
仮面ライダーや戦隊シリーズは1年ごとに番組が変わります。
変身ベルトやグッズが1年で全て変わってしまうんですね。
わが家は昨年、クリスマスプレゼントに仮面ライダービルドの変身ベルトを購入。
仮面ライダーの映画プレミアムグッズを苦労して入手。
今年8月番組が終了するまで、しっかり遊んでくれたので良かったのですが。
↓苦労して手に入れた仮面ライダー映画のプレミアムボトル
9月から新番組の【仮面ライダージオウ】がスタート。
早速、ジオウのベルトが欲しいと言われてしまいました。
新番組が始まると、子どもは新しいヒーローグッズが欲しくなります。
そこをどうするかという問題はありますね。
わが家は子どもと話し合って、今年は変身ベルトは買わない方針。
去年買ったし、ほぼ1年遊んで変身用ボトルを集めたので一応満足したそう。
ベルト以外に欲しいものがあるそうなので、他の物を買います。
特撮ヒーロー番組を見た時のメリット
特撮ヒーローは昭和だと、敵がいて平和のために戦うのがメインでした。
平成に入って、子どもへの配慮をしつつ大人も楽しめる作品になっています。
ヒーロー番組を見た時のメリットをお伝えしますね。
友達、仲間を大事にする心が育つ
仮面ライダー、戦隊シリーズどちらも仲間を大事にしています。
見ているうちに息子も仲間意識が芽生えました。
友達を大事な仲間だからと言って、今まで以上に大切にするようになりました。
仮面ライダーのようにカッコよくなりたいと頑張るようになる
仮面ライダーの主人公の職業って知っていますか?
2年前の仮面ライダーエグゼイドは小児科医。
今年8月までの仮面ライダービルドは天才物理学者。
敵を倒すだけでなく、患者さんを治したり、アイテムを開発する姿を見て、息子も友達も憧れています。
仮面ライダーのようにカッコよくなりたいと頑張るように。
仮面ライダービルドが大好きな息子は、天才物理学者になりたいと今まで以上に本を読んだり、勉強するようになりました。
ヒーローへの憧れは子どもを伸ばしてくれるんだなと感じました。
子どもがネットを使う時、情報との付き合い方の練習にもなる
少し飛躍しますが、子どもが成長してゲームやネットを使う時が来た時に情報との付き合い方の練習にもなります。
子ども向けのゲームやネットで親が見せたくない物も出てくるでしょう。
でも、子どもがどうしてもやりたい時にどうするか。
最終的には親が折れることが多くなると思うんですね。
子どもの見たい、やりたいという気持ちは止められません。
その時に色んな決まり事を決めるでしょう。
・ゲームのキャラクターの言葉遣いをマネしない
・親と決めたゲーム、ネットの時間を守るなど
情報とどう付き合うか。
悪いことをまねした時、親がどう関わるかを少しずつ体験することが出来ます。
スマホやパソコンを使いだしたら、子どもフィルターでも絶対安心とは言い切れません。
そんなネットに比べたら、戦隊シリーズは健全なもの。
仮面ライダーや戦隊シリーズを見るのは幼稚園から小学生低学年までのわずかな期間。
正直いうと、子どもが見たがったら許してあげて欲しいなと思います。
夫もふくめ男性陣に聞いてみると、子どもの頃に見たヒーローは特別だと言っています。
昔、ヒーロー番組を見たお父さんなら、子どもが生まれたら喜んで映画に連れていってくれますよ。
まとめ
仮面ライダーや戦隊シリーズを子どもが見て出てくるデメリットは限定的。
悪いまねをしていたらダメだよと言えば、子どもは乱暴になりません。
むしろヒーローの姿を見て、正義感が育ちます。
見せたくないお母さんも小さい頃はセーラームーンなど好きだったはず。
特撮ヒーローと、お母さんが小さい頃に好きだったヒロインは根本的には同じなんですよ。
男の子のヒーローへの憧れは、成長する機会でもあります。
もしお子さんが希望したら見せてあげて下さいね。
今のヒーロー番組は昔と違ってストーリーや設定が凝っているので、大人が見ても楽しめますよ。