ここはパリの真ん中へん2区のブルス(Bourse)駅を出てすぐのところ。
コリント式の柱が美しい旧パリ証券取引所の建物の真ん前です。
パリ証券取引所は2000年にブリュッセル証券取引所、
アムステルダム証券取引所と合併し、ユーロネクスト・パリとなり、
今、本社は近代的な副都心ラ・デファンス。
現在この旧証券取引所は会議やセミナーの場所として利用されています。
周辺の趣あるパリらしい建物にも企業のオフィスがたくさん入っていて、
スーツ姿のパリのサラリーマンの姿が多く見られるんです。
そんな場所のちょうどランチ時に通りかかり、私も東京で働いていた頃を思い出し、
ちょっくらパリサラリーマンたちのランチを拝見させていただきました。
ここは旧取引所に併設するちょっとだけお高めビストロ。
仕立てのいいスーツでいかにも仕事が出来そうなビジネスマンたちがランチ中。
フランスでは仕事が終わってから同僚や取引先の人と食事や飲みに行く、
という習慣がなく、一緒にアペリティフを一杯ってことはあるけど、
仕事が終われば基本的にはプライベート時間。
なのでランチが仕事仲間との交流時間的。
お値段はメインとカフェで19ユーロ90サンチーム。
ご存知の方も多いと思いますが、
フランスでは全国共通で使えるチケット・レストラン
通称チケレスの配布制度があります。
これは社内食堂のない企業が社員に配る食事用金券で1枚8ユーロ前後。
半額が企業負担で半額が給料から差し引かれるというもの。
でも仕事の時のランチだけに使わなくちゃいけない、
という決まりがないので、
毎日ためておいてちょっといいランチをしたり、
仕事では簡単な手作りのものを持っていって、
プライベートのディナーに使うこともぜんぜんOK。
ということでここではチケレスを2枚とか3枚くらい使うのでしょうかねぇ。
こちらはSUSHI&アジアレストラン。大盛況です!
皆さん、お箸を上手に使ってサーモンのお寿司とか
まぐろの海苔巻きを召し上がっていらっしゃいます。
こちらのお値段はメインにデザートか飲み物を選んで10ユーロ前後。
パリは外食が高いので10ユーロはまあまあお手頃なんです。
お隣は有名パン屋さんのエリック・カイザーですが、
SUSHI&アジアレストランの方がずっと賑わっております。
パリっ子、お寿司好き多いですからねぇ。
ブルス駅の前には常設の小さなマルシェがあるのですが、
ここで大人気のお店があるんです。
それがこのモロッコ料理店。お昼時に通るといっつも大行列。
そのわけは、ご覧ください。タジンが見るからに美味しそうなんです~。
実は私も通るたびにここのタジンにそそられているんですよ。
お値段はタジン&スムール(クスクス粒)で10ユーロ90サンチーム。
前菜などのセットだと12ユーロ90サンチーム。
ああ、私も今度ほんとお試ししたい。
この日はお天気がとてもよかったので、外のベンチに座って、
買ってきたサンドイッチやサラダを気軽に食べるパリっ子もたくさん。
こちらもSUSHI&アジアレストランで大盛況。
今やSUSHIはハンバーガーにもピッツアにも負けておりません。
あ~、でも、ちびっ子から大人まで人気のマクドナルドはやっぱり最強?!
日本にもお店がある老舗パン屋さんポールもあります。でも、
一度オペラ駅の地下のポールでパンを買ったら
びっくりするくらい美味しくなかったんです~。以来避けております。
日本のポールはどうなんでしょう?
こんな光景を眺めると、パリでOLとして働いて、
お天気のいい日にチケレスでランチしてみたいなぁ、とちょっと思ったりします。
その場合は自分だったら毎日基本お弁当を持っていって、
週に3枚はためて、2枚で外食して、
ためたのでプライベートにちょっと豪華なランチしたいな♡なんて。
完全に妄想ですけどね。ははは。
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