2018年10月25日(木)
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
【2018年】iPadにおすすめキーボード9選 | 最強ランキング最新版
Apple Pencilが普及して、文字を書くことも簡単になってきているiPadですが、長文を入力するのにはまだ苦労します。そんなときにはやはりキーボードがほしいですよね。今回はiPadでサクサク快適に文字入力ができるようになる、外付けキーボードのランキングを発表します。ノートパソコンのように使いやすくなるキーボードを見つけましょう。
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家電批評
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長文を打つならApple Pencilよりも キーボードがやっぱり最強です
iPadとApple Pencilの組み合わせは、本当の紙とペンのように文字を書くことができます。しかしビジネスシーンなどでは、メールや企画書の作成で長文を打つ場面が多いもの。そんなときにはやはりキーボードが必要です。
iPad用の外付けキーボードはApple純正以外にも多く発売されています。まずはどんなキーボードが自分に合うのかを確認しましょう。
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持ち運ぶことが多いなら 軽量モデルを選びましょう
外付けキーボードは、軽く携帯性があるとタイピングが安定せずに性能性が下がってしまいます。性能を重視するなら大きく重いキーボードを購入するのがいいですが、持ち運びにくく自宅での使用が前提となります。頻繁にiPadを持ち運ぶ必要があるなら、性能が多少落ちても軽量モデルを選んだ方がいいかもしれません。
また、キーボードの配列にはUS配列、JIS配列という2つの種類があります。記号の配置が微妙に違っているので、慣れないものだと逆に非効率になってしまうこともあります。自分が使いやすいのはどちらのキーボードなのか、購入する前に確認しておけば安心です。
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ショートカットを調べるなら コマンドキーを長押ししてみよう
iPadでもショートカットはぜひ使いたいもの。
コマンドキーを長押しすると、ショートカットの一覧が表示されます。これが案外役に立つ機能です。
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2週間検証してわかりました キーの深さが疲れにくさに直結
10種類のキーボードを2週間ずつ試して検証。SNSへの投稿や会議書類の作成など、いろいろな場面を想定して外付けキーボードを使いました。 [チェック1]打鍵感
キーの跳ね返りや深さをチェック。キーが深ければ疲れにくいという結果に。 [チェック2]重さ
出張中にもiPadとキーボードを持っていき検証しました。軽くて持ちやすいものはポイントが高いです。 [チェック3]キーの配置 キーの配置が妥当かもチェックしました。この3項目をS~Cの4段階で評価し、利便性についてもあわせてチェックしました。 それでは早速ランキングを見ていきましょう。
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まるでノートパソコン BRYDGE 12.9 BRY6002
見事1位に輝いたのは、意外にも純正品ではなくブリッジの「BRYDGE 12.9 BRY6002」でした。
ブリッジ BRYDGE 12.9 BRY6002 実勢価格:1万1000円 サイズ:W30.5×D22.2×H0.63cm 重量:720g 対応機種:iPad Pro 12.9インチ、iPad Pro 12.9インチ(iPad 2nd)
純正キーボードは取り付けるだけですぐに文字を打てますが、それに比べると即効性はありません。しかしキーを打つときの深さや跳ね返りが、まさにノートパソコンのようでした。
シルバーのアルミ製素材は、純正とほぼ変わらないディティールです。そして純正よりも心地よい跳ね返りで、ストレスなく使うことができました。
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2位はApple純正のSmart Keyboard 滑りにくさと静音性ならありです
2位にランクインしたのは、Appleの「Smart Keyboard」です。
Apple Smart Keyboard(12.9インチ) 実勢価格:1万8480円 サイズ:W31.5×D24×H0.17cm 重量:685g 対応機種:iPad Pro 12.9(第1世代、第2世代)
キーの配置や重さは文句ナシの結果でした。
キーの音が静かで、素材も滑りにくいものを採用しています。打鍵感は押す強さに慣れればそれなりに早く打てますが、好みは分かれそうです。
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持ち運びに便利です エレコムのTK-RC50IBK
3位に入ったのはエレコムの「ケース一体型 TK-RC50IBK」でした。
エレコム ケース一体型 TK-RC50IBK(12.9インチ) 実勢価格:2480円 サイズ:W32.1×D52.5×H0.56cm 重量:720g 対応機種:iPad Pro 12.9インチ
カバーとiPadを粘着テープで貼り付けて固定する仕組みになっています。
特殊な打ち心地で、キーは沈まず跳ね返りも少ないです。カバーは非常に薄いので、持ち運びはとても便利でした。
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文字の入力がしやすい ウルトラスリムキーボード
4位はアンカーの「ウルトラスリム Bluetooth キーボード」です。
アンカー ウルトラスリム Bluetooth キーボード 実勢価格:1899円 サイズ:W28.4×D12.2×H1.85cm 重量:190g 対応機種:iOS、及びAndroid 3.0 以降、Mac OS X 10.2.8 以降、Windows 8/7/Vista/XP
ポイントは面が傾いていること。この仕様により、文字入力がしやすくなっています。
名前のとおり軽いこちらのキーボードですが、カバンに入れるとかさばってしまうのが難点。打鍵感がよかった分、惜しい製品でした。
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キーの沈み具合がやや残念 Bluetooth keyboard case
5位はPopSkyの「Bluetooth keyboard case」です。
PopSky Bluetooth keyboard case 実勢価格:3299円 サイズ:W24.9×D17.5×H3.2cm 重量:430g 対応機種:iPad 9.7、iPad Pro 9.7
カバー一体型ではありますが、取り外しも可能なので自分の好きなカバーを使うこともできます。
キーを打つときの沈み具合がやや弱く感じました。また、カバーを取り外しても意外と重さがありマイナスポイントに。
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同率で5位に入りました K380BKキーボード
PopSkyと並んで5位に入ったのは、ロジクールの「K380BKキーボード」です。
ロジクール K380BKキーボード 実勢価格:2373円 サイズ:W27.9×D0.16×H2.4cm 重量:423g 対応機種:Windows/Mac/iOS/Android/Chrome OS
キーの形は丸みを帯びており、好みがわかれるうえ慣れるのに時間も必要です。
キーを打ったときの音が大きく、図書館など静かな場所での使用はオススメできません。
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持ち歩くには不便です ATICのキーボード
6位はATICの「キーボード 12.9インチ専用」。
(楽天ページに飛びます) ATIC キーボード 12.9インチ専用 実勢価格:3980円 サイズ:W30.5×D22.4×H0.8cm 重量:454g 対応機種:iPad Pro 12.9インチ
シルバー素材の見た目は「MacBook Air」に近いです。
文字入力もある程度は快適でした。しかしキーボード自体が大きく重いので、持ち歩きには不向きです。
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iPadが安定しません ProCaseキーボードケース
7位はProCaseの「キーボードケース 多角度スタンド」です。
ProCase キーボードケース 多角度スタンド 実勢価格:4599円 サイズ:W31.5×D23.4×H0.6cm 重量:367g 対応機種:iPad Pro 12.9インチ
iPadをいろいろな角度に固定できるのがウリのようですが、スタンドが不安定でキーの入力をしていると、iPadがグラグラ揺れる場面がありました。
打鍵感もやや軽く感じられ、大きな特徴はありませんでした。
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分離型ですが重さがあります Mi TechのBluetooth keyboard
8位はMi Techの「Bluetooth keyboard(スタンド機能付き)」。
Mi Tech Bluetooth keyboard(スタンド機能付き) 実勢価格:2399円 サイズ:W28.6×D0.17×H12.8cm 重量:406g 対応機種:Windows/iOS/Android
Bluetoothで接続する分離型キーボードですが、やや重さが気になります。
キーボードは重いのに打鍵感は軽いタッチで、少し違和感がありました。
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持ち運ぶのにはいいですが…… Ewinの折りたたみ式キーボード
残念ながら9位となったのは、Ewinの「折りたたみ式Bluetoothキーボード」でした。
Ewin 折りたたみ式Bluetoothキーボード 実勢価格:3870円 サイズ:W14.5×D9.9×H1.2cm 重量:157g 対応機種:IOS、Android 、Windows
中心に隙間があり、折りたためるタイプのキーボードです。
折り畳めばコンパクトにまとまるので持ち運びには困りません。しかし折りたたみの部分は隙間が空いているので、どうしても安定せずキーボードがぐらついてしまいました。そのため落ち着いてキーの操作ができず、9位となっています。
以上、iPadと一緒に使いたい外付けキーボードのランキングでした。1位はノートパソコンのように使えたブリッジの製品。3位からは価格帯が下がり買いやすくなるので、軽さや薄さが自分に合っているかを考えながらぜひ検討してみてください。
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