こんにちは。master_kです。
今回は、スクリーニングと企業分析で、儲かる株式を見抜くマニュアルをお伝えします。これは、私が実際にやっているものです。
※スクリーニングとは、業績や業種などの条件で株式を絞り込む方法
この方法による運用実績は、平均年利15%です(自分では、なかなか良い方だと思っています)。
スクリーニングの良いところは、他の多くの投資家が見逃している優良企業を簡単に見つけられることです。
私の場合、スクリーニングで見つける企業のほとんどは、名前すら聞いたことがありません。
なお、スクリーニングは一般的な方法ですが、今回のポイントは、絞り込んだ会社の中から、事業の将来性があり、高い競争力を持つ会社を選ぶところです。
これまでに相当良い成果を出してきた方法なので、正直教えたくない気持ちもあります。でも、教えたところで私が損をするわけでもないし、誰かの役に立つなら・・・・と考えて、公開することにしました。
「どんな株を買えばいいか分からない」、「人に薦められるまま株を買っている」、「なかなか利益が出ない」、そんなあなたにおススメします。
記事の最後には、私が今回の記事を書きながら実際にスクリーニングして見つけ出した、おススメの株も紹介しています。
それでは、本文に参りましょう。
目次
1.はじめに
これを読んでいるあなたに質問です。
「株で思ったように利益を得られていますか?」
思ったほど儲かっていない、むしろ損しているという人も多いかもしれませんね。世の中の統計では投資信託でさえ、損をしている人がいっぱいいるらしいですから、個別株式ならなおさらです。
それではあなたが株で思ったほど儲かっていないとしたら、その原因はなぜでしょうか?
それは、「良い会社を知らないから」です。
また、「これから株を買おうと思っているけど、どの株を買っていいかわからない」、「株って難しい」、「アナリストが薦める株を買ってるのにちっとも儲からない」と思っている人はいませんか。
この原因も同じです。
「株を買う」=「値上がりする商品を買って転売する」と考えているうちは、なかなか儲けることが出来ません。
「株を買う」ということは、「会社を区分所有する」ということです。
保有する株式が少ないと、なかなか実感がわかないと思いますが、株を買えば、あなたも経営者の一人なのです。
では、次の質問です。
「あなたが経営者だとしたら、どんどん成長していく自分の会社の株を売りたいと思うでしょうか?」
答えは・・・
「No」ですよね。
事業がダメにならない限り、決して手放したくないと思うのが普通です。
でも、実際の行動はどうですか??「株を買い」、少し値上がりすると、「売りたく」なりませんか?
なぜなら、あなたはその会社の株価が、もっと伸びると思っていないからです。
値下がりするかもしれない。だから今のうちに売りたいと考えるのです。
今回、記事に書いた方法で、「良い会社」を選べば、長期的に株価は伸び、その株をホールドすることで大きく利益を上げることがきっと出来ると思います。
もちろん、「事業の限界だな」とか、「これまでは順調に成長したけど、状況が変わったな」と判断したら、その時は売却すれば良いのです。なんと言っても経営者の一人であって、最高経営責任者ではないのですから。
2.良い会社ってなんだろう
それでは、良い会社とはどんな会社でしょうか?
前章の前置きが長かったので、いきなり結論です。私が考える良い会社とは以下です(もちろん、他にも良い会社の条件はいっぱいあることは分かりますが、私があえて絞るならこの条件と考えています)。
・他社に出来ないサービスや製品がある(競争力がある)
・今後、成長が予想される産業である
・売上に対して利益が多い
・倒産しにくい
そして、この順番で重要だと考えています。
これら4つの条件を満たしたうえで、更にPERが低い(※)会社に私は投資しています。
※PER:1株当たり純利益の何倍の株価が付けられているか。高いほど現在の企業価値に対して割高と判断する。
まぁ、この5つを満たせば、将来的に株価が上がる可能性が高いのは当たり前・・・ですよね。
問題は、その見抜き方です。
以降の章で、その方法を紹介します。
3.見抜く手順1 スクリーニング
以下ではスクリーニングを最初に行う理由と、具体的なスクリーニング方法を説明します。
3-1.なぜ最初にスクリーニングを行うのか
今回紹介する、儲かる株式を見抜く手順では、まず始めにスクリーニングを行います。これは、証券会社のwebサービスなどで数字を入力するだけの方法です。
※スクリーニングとは、業績や業種などの条件で株式を絞り込む方法
ところで、さきほど挙げた条件は、上側ほど重要という説明をしました。ですが、スクリーニングで絞り込み出来るのは、下側の3条件です。
条件 | スクリーニング | 指標 |
他社に出来ないサービスや製品がある | 不可 | - |
今後、成長が予想される産業である | 不可 | - |
売上に対して利益が多い | 可能 | 売上高利益率 |
倒産しにくい | 可能 | 売上高、自己資本比率 |
PERが低い | 可能 | PER |
より重要な上側の2条件をさしおいて、始めにスクリーニングを行う理由は、「時間」です。
世の中には成長産業や、競争力が高い会社はたくさんあります。それを確認する方法は、業界研究や、四季報、企業のIR情報を読むことが必要で、膨大な時間がかかります。
時間をかけて企業を選んでから、下側の3条件でスクリーニングして候補から外すと、時間が無駄になります。
だから、先にスクリーニングを行うのです。
3-2.スクリーニング方法
この章では、スクリーニング方法を説明します。
スクリーニングする対象をもう一度確認しておきます。
条件 | スクリーニング | 指標 |
他社に出来ないサービスや製品がある | 不可※ | - |
今後、成長が予想される産業である | 不可 | - |
売上に対して利益が多い | 可能 | 売上高利益率 |
倒産しにくい | 可能 | 売上高、自己資本比率 |
PERが低い | 可能 | PER |
※かなり帰納的だが、他社に出来ないサービスや製品がある会社は利益率が高いことが多い
次に、スクリーニングを行うサービスについて説明します。
結論から言うと、今回の方法でスクリーニングをする場合、証券会社に口座を開く必要があります。
なぜなら、証券会社以外のwebサイトやスマホアプリでもスクリーニングは出来るものの、私が調べた限りでは、パラメーターすべてをスクリーニング出来るサービスがないからです(2018年10月調査)。
マネックス | FISCO (アプリ) |
Alpha | トレーダーズ ウェブ |
みん株 | |
利益率 | (〇) | △ | × | × | × |
売上高 | 〇 | 〇 | × | × | × |
自己資本比率 | 〇 | 〇 | × | × | × |
PER | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
厳密に言うと、FISCOのアプリは売上経常利益率でスクリーニング可能なのですが、自由に数値を入力出来ず、10%ごと(0%、10%、20%・・・)なので、ほとんど役に立ちません。
業種にもよりますが、一般的には経常利益率5%を超えれば優良企業、10%超えは国宝級というイメージですので、非実用的であることが分かると思います。
なお、FISCOに、「任意の値でスクリーニング出来るようになりませんか?」とメールで質問していますが、まだ回答はありません。
一方で、マネックスはすべてのパラメーターでスクリーニング可能です。(○)にした理由は、売上高経常利益率のスクリーニングが可能ですが、売上高営業利益率のスクリーニングが不可能だからです。
というわけで、話を元に戻して、私が使っているマネックス証券の場合の、実際のスクリーニング方法を説明します。
※マネックス以外の証券会社の場合でも、やり方はほとんど変わらないと思いますので、参考にしてみてください。
やり方は至って簡単です。
・マネックス証券のwebサイトからスクリーニング画面にアクセスする
まず、マネックス証券のwebサイトにアクセスして、ログインします。
次に、投資情報⇒スクリーニングの順に選択してクリックします。
・スクリーニング条件を入力する
スクリーニング画面が現れたら、条件を入力します。
ここで、必ず抑えて置きたいポイントがあります。
それは、「業種別でスクリーニングする」ということです。
その理由は2つあります。
ひとつは、業種によって利益率やPERにかなり差があるからです。
業種ごとにスクリーニングしないと、利益率が高い業種やPERが低い業種の会社ばかりが抽出されて、判断を誤る可能性があります。
もうひとつの理由は、「今後伸びる産業」か「競争力はあるか」という判断をし易い業種を選ぶためです。
おそらく、どんな投資家の方でも得意・不得意分野があると思います。
例えば、「自動車会社に勤めているので自動車、機械のメーカーや技術に詳しい」、「ファッションに興味があるので、繊維業や化粧品に詳しい」、「グルメなので、食品には詳しい」というものです。
自分が得意(知識、情報量が多い)な分野であれば、判断の精度が上がります。
※ただし、1点注意してください。得意分野がある場合でも、「好きなメーカーだから」、「今流行している製品があるから」という理由だけで株を買うと痛い目にあいます。今回のようにちゃんと調査をした上で買うことをおススメします。
それでは、実際にスクリーニング条件を入力します。
今回は以下としました。
・業種は「化学」
※私は化学メーカーで研究職をしているので、判断が容易だからです。
・証券取引場は「東証2部」
※東証1部はメジャーな企業が多いので、既に資金が流入しており、PERが低い企業が少ないためです。
・経常利益率は「8%以上」
※これは結構高い数値です。業種によっては、もっと下げないとほとんど会社がないかもしれません。
・売上高は「50億円以上」
※ある程度規模が大きい方が倒産しにくいので。
好みに応じて、ROEやPBRなどに替えたり、追加してもいいですね。
・PERは「0倍以上」、「15倍以下」
※PER 0倍以上とした理由は、マイナス(赤字決算)の会社を避けるためです。
もちろん、あなたが気になる指標があれば追加すれば良いのです。
マネックスの場合は、検索をかける前に企業数が表示されるので、絞り込み過ぎ稼動は検索前に分かります(便利!)
実際の画面は以下です。
業種と取引場の選択(①~④の順に選択)
経常利益と売上高、PERの選択画像
スクリーニングのパラメーターを入力したら、ページ下部の「検索結果を表示する」をクリックしましょう。
スクリーニング結果が表示されます。
これで、東証全体で3940の上場企業がある中から、10社にまで絞り込むことが出来ました。
それでは次の章で、この10社の企業分析を行います。
4.見抜く手順2 企業分析
以下に10社の特徴を整理しました。
スクリーニングで調査した項目に加え、無料版の四季報、wiki、自社サイトで得られる情報を記載しています。
競争力と、事業の将来性は、四季報、wiki、自社サイトの情報から、まずは判断します(この時点で判断に確信が持てなくても構いません)。
以下の表に、判断結果を示します。
表中記号は以下を示しています。
○:将来性、競争性あり
×:将来性、競争性なし
-:現時点で判断できない(情報不足)
銘柄 | 売上高 経常 利益率 |
売上 (億) |
PER |
本州化学 工業 (4115) |
15.6% | 201 | 8.8 |
日本化学 産業 (4094) |
12.7% | 222 | 13.9 |
ソフト99 (4464) |
12.4% | 234 | 14.4 |
互応化学 工業 (4962) |
11.3% | 76 | 13.9 |
ロンシール 工業 (4224) |
10.6% | 207 | 6.9 |
田岡化学 工業 (4113) |
9.6% | 218 | 6.6 |
広栄化学 工業 (4367) |
9.4% | 181 | 2.2 |
ダイトー ケミックス (4366) |
9.4% | 125 | 6.2 |
昭和化学 工業 (4990) |
9.1% | 81 | 11.0 |
ロック ペイント (4621) |
8.1% | 244 | 13.0 |
銘柄 | 四季報 | wiki or自社website | 競争力 | 将来性 |
本州化学 工業 (4115) |
中間原料のフェノール誘導品が柱。和歌山に生産拠点。自動車部品用の独ハイビスが業績貢献大 | ビフェノールは液晶ポリマー原料(パソコンや携帯のプリント基板部品)に使用。電気自動車の燃料電池部品用途の展開も期待。世界最大規模の製造プラント保有し、トップシェアを誇っている。 また、国内唯一の精製BHT(酸化防止剤)メーカーであり、製造から販売まで一貫して手掛けている。 |
○ シェア 規模 |
○ ハイテク 産業 |
日本化学 産業 (4094) |
無機化学薬品の大手。表面処理薬剤、触媒原料などが柱。タイに現法。住宅用防災建材も収益源 | 触媒用薬品、 表面処理用薬品、塗料用薬品、印刷インキ用薬品、導電剤用薬品、セラミック・ガラス用薬品、 電池材料薬品などを供給。 近年は環境に優しい製品(鉛レス、6価クロム代替、VOC対策)を発売。 |
- | - |
ソフト99 (4464) |
カーワックス、補修剤等カー用品大手。ブランド名『ソフト99』。半導体関連を第2の柱に育成 | 日本初の国産カーワックス「ネオポリッシュ」を製造・販売。静電気発生防止剤を使った画期的なカーワックス「オートワックス」の発売で一躍人気に。 カーワックスのほか、ガラコワイパー、カーペイント、カーケア商品を製造・販売している。 |
○ 知名度 |
× |
互応化学 工業 (4962) |
合繊織物溶剤とプリント配線板用レジストインクが2本柱。化粧品、製紙、印刷も顧客。無借金 | プリント配線板用レジストインクや、合繊織物溶剤の製造と販売を行う会社。 2012年からは海外での化粧品原料事業の展開にも力を入れている。 |
- | - |
ロンシール 工業 (4224) |
合成樹脂加工による防水シート、床材が主力。建設向け8割。東京・葛飾でヨーカ堂に建物賃貸 | 軟質塩化ビニール製品などを生産する化学メーカー。社名は同社の塩ビレザーシートの商品名から採用。 | × | × |
田岡化学 工業 (4113) |
住友化学系。染料、接着剤から医・農薬中間体など精密化学分野を拡大。インドに生産子会社 | 住友化学グループの化学メーカー。 染料、接着剤から医・農薬中間体など精密化学分野へ進出。 |
- | - |
広栄化学 工業 (4367) |
住友化学系の窒素化合物メーカー。医薬中間体、電子関連材料、触媒などファイン製品が得意 | 住友化学グループの化学メーカー。特に複素環に窒素を含む「有機窒素化合物類」の製造・開発で知られ、様々な高付加価値・高機能製品を上市。 | ○ 特殊技術 |
○ ハイテク 産業 |
ダイトー ケミックス (4366) |
半導体・液晶向け感光性材料や写真材料が主力。医薬中間体も注力。子会社で産業廃棄物処理も | 半導体・医療・写真用などの感光性材料製造会社である。 | - | ○ ハイテク 産業 |
昭和化学 工業 (4990) |
珪藻土原料の濾過助剤メーカー。ビール・飲料、プール向け等上期偏重。中国で合弁生産開始 | 珪藻土、パーライトなどの天然鉱物原料で、濾過助剤、建材・フィラー事業を展開。 | × | × |
ロック ペイント (4621) |
自動車補修用塗料の大手。環境対応製品の開発、販売を強化。省力化、合理化投資に積極的 | 塗料の製造販売をおこなう企業である。1929年創業。自動車補修用塗料の中心的存在としてその名を広く知られている。 | ○ 知名度 |
× |
私が競争力と、事業の将来性、双方に○をつけたのは、本州化学工業と、広栄化学工業の2社です。
まず、本州化学工業の製品には、明らかに競争力がありそうです。
・液晶ポリマー原料では世界最大規模の製造プラントを有し、トップシェア。
・精製BHT(酸化防止剤)は国内唯一のメーカー(世界では不明ですが・・・)。
また、液晶ポリマーは明らかにハイテク産業品用途に使用されており、今後、需要は増えると予想されるため、将来性もありと判断しました。
次に、広栄化学工業です。
この会社は、ある特殊な化学製品に特化しています。それが、複素環に窒素を含んだ化合物です。
私は大学の時に、化学の研究を行っていましたので、これらの化合物に一定の需要があることを知っています。
また、この会社の株主は、住友化学56%、塩野義製薬7%、武田薬品6%、田辺製薬2%と親会社の住友化学を除いて、製薬会社が15%も占めています。
つまり、この会社の製品は製薬会社にとって、なくてはならないということでしょう。
というわけで、競争力”あり”と判断しました。
また、製品もファイン製品が得意ということなので、将来性ありと判断しました。
というわけで、かなり荒っぽいですが、10社からさらに2社に絞り込みました。
あとは、この判断が妥当かどうか(2社に、本当に将来性と競争力があるか)を調べればよいわけです。
これにはかなり時間がかかるので、あまり多くの会社に対してやるのは現実的ではありません。
なので、私は簡単に調査できる四季報、wiki、自社サイトの情報で1次判断をして、絞り込んでから時間のかかる調査を行っています。
今回は、広栄化学工業の詳細な調査をやってみます(本州化学工業はトップシェア商品や国内のオンリーワン商品があり、これ以上の調査をしなくても十分投資対象として魅力があると判断しました)。
①google検索
検索しても、アナリスト報告や投資家への説明会資料はありませんでした。
②自社サイト
広栄化学工業第157期(2017.4.1~2018.3.31)報告書
https://www.koeichem.com/dcms_media/other/180622_157ir4367.pdf
これを見ると、製品のうち実に80%がファイン(付加価値が高い)製品であることが分かります。
したがって、他メーカーとのコスト競争に晒されるリスクは低いと考えられます。
また、株主である住友化学のサイトにある資料では、
広栄化学工業株式会社における気相反応技術(広栄化学工業社員の作成した資料)
https://www.sumitomo-chem.co.jp/rd/report/theses/docs/2006-2J_52_55.pdf
「当社は世界有数のピリジン塩基類及びその誘導体の生産メーカーである」との記載があります。
⇒世界でも、「ピリジン塩基類及びその誘導体」という分野においては大きな規模であることが分かる。
最後に、広栄化学の製品リストには、コア技術や優れた技術、豊富な商品の紹介があります。
KOEI CHEMICAL PRODUCT LIST(下記URLよりユーザー登録すればDL可能)
私は、化学に詳しいとはいえ、これらの製品の専門外なので、どの程度有用な化合物類かまでは現時点で判断がつきません。ただ、これだけある化合物群に特化しているメーカーは相当特殊です。
これらの製品で高い営業利益を上げ、しかも年々利益率が上昇していることを考えれば、競争力があると判断します。
③業界分析の専門書
①と②の調査で競争力があると言えるだけの十分な根拠データは見つかりませんでした。
ここまで来ると、いよいよ専門的な資料を調査します。
私の場合は、矢野経済圏研究所か富士キメラ総研の専門書を読むことが多い(会社にもあるので)ですが・・・今回の分野(ファインケミカル、窒素化合物等)で適切な資料は見つかりませんでした。
それくらいマイナーだということですね(だから投資家からの資金も集まらず、PERも低い)。
スクリーニングで絞っても、マイナーな銘柄で、投資判断の材料不足ということはよくあります。あとは、どのくらいの情報量で投資をするかという世界です。
私の場合、今回の広栄化学工業くらいの情報量なら、投資するのに十分です。
5.選んだ株まとめ
それでは、今回スクリーニングで見つかった企業の一覧と、その株価を記載しておきます。
銘柄 | 株価 |
本州化学 工業 (4115) |
1136 |
日本化学 産業 (4094) |
1360 |
ソフト99 (4464) |
1004 |
互応化学 工業 (4962) |
1360 |
ロンシール 工業 (4224) |
1958 |
田岡化学 工業 (4113) |
5090 |
広栄化学 工業 (4367) |
1921 |
ダイトー ケミックス (4366) |
468 |
昭和化学 工業 (4990) |
439 |
ロック ペイント (4621) |
813 |
今後、株価が伸びるかどうかでこの方法が使えるか判断してみてください。
なお、私はこの記事を書きながら、10/22に広栄化学、10/23に本州化学工業を購入しました。投資方法を書くからにはその有効性も証明したいので・・・
それでは、今回は以上です。
みなさんも得意な業種でやってみてください。
M.F.Y
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