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与田新監督、いざ初仕事 根尾を引く 6球団競合か…きょうドラフト

2018年10月25日 紙面から

スカウト会議を終え、記者に囲まれる中日の与田剛新監督=東京都内のホテルで(広瀬美咲撮影)

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 伝説の剛腕が“恋人”を引き寄せる! 中日は24日、東京都内のホテルでスカウト会議を開き、すでに1位指名を公表している大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)で堂々と勝負する方針を再確認。何球団の競合になっても逃げることはない。指揮官としての初仕事となる与田剛監督(52)の右腕に竜の未来が託されることになった。ドラフト会議は25日午後5時から東京都内のホテルで開かれる。

 午後2時半に始まったスカウト会議は3時間を超えた。スカウト陣がリストアップしてきた候補選手の説明を受けた与田監督は「まずは根尾君を取ることに集中します」とキッパリ。竜の命運を託されるクジ引きに全身全霊をかけて臨む決意を示した。

 ヤクルト、巨人…。続々と今年の目玉に照準を合わせてきている。だからといって、腰を引くことはない。初志貫徹。外れ1位候補は投手中心に10人前後に絞り込んだものの、あくまでも欲しいのは「交渉権獲得」のクジだけだ。

 「100%思い通りにいくとは思っていない。自然体で臨みます」。平静を心がけながらも、やはり思いは根尾に傾く。現役時代には最速157キロの直球で新人王と最優秀救援投手のタイトルを奪取。竜の未来を引き寄せるのは何度も自分を助けてくれた右腕だ。

 「右手でいきます。利き腕ですし、感覚も分かるので。思いを込めて、箱の中に手を入れようかなと思います」。験を担ぐタイプではない。ルーティンもない。根尾獲得を切望する“熱意”にすべてをかける。

 

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