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ファッションには、実は様々なジャンルがあります。スーツスタイルのようなカチッとしたものもあれば、スポーツウェアを中心としたスタイルもありますし、古着、ロックミュージシャン風、バイカースタイルなど様々なジャンルも存在します。

ではこれからおしゃれを目指したい僕たちは、どんなファッションを目指すべきなのでしょうか?この目的地点が明確ではないと、おしゃれは間違った方向へと向かってしまいます。

誰におしゃれですねと褒められたいですか?

ところで・・・ あなたがおしゃれになりたい理由はなんですか? そして誰にファッションを褒められたいですか?

まずはこの質問にぜひ答えてみてください。あなたがおしゃれをして、褒められたいと思う人を、ぜひ具体的に思い描いていただきたいと思います。

奥さんや彼女だという人もいると思います。仕事の同僚かもしれませんし、古くからの友人かもしれません。これは人それぞれだと思います。中には「自己満足のため」という人もいると思います。それも素晴らしいです。

ではメンズファッションスクールでは、誰に、どのように思われるためのファッションを目指すのかというのを、ここでしっかりと定義しておきたいと思います。

メンズファッションスクールでは、30歳前後の女性に、「あの人、いつも素敵だな」と思ってもらえるファッションを目指します。なぜこのような設定にしているのかというと、女性の感覚はとても優れているからです。特に30歳前半の女性はファッションにも興味がありますし、人の見た目から色々な情報を受け取ることが得意です。

この年代の女性に、センスがいいな〜と思ってもらえるのであれば、どの世代の人からの評価も総じて高くなります。このように、まずはターゲットを明確にすることがおしゃれになるための近道です。

30代前後の女性に好感度の高いファッションとは?

では30代前後の女性が「素敵だな」と思うファッションとはどんなものでしょうか?具体的に挙げてみたいと思います。

①清潔感がある
②やりすぎていないシンプルなファッション
③品がある


この3つが大原則です。とても明確ですよね。それでは1つずつ具体的に見ていきましょう。

①清潔感がある

まずもっとも大切なのは清潔感です。よく女性は「清潔感のある男性が好き」ということを言いますが、では一体なにが清潔感なのかというのを、僕たちはもっと真剣に考えなければなりません。

清潔感というのは、洗濯しているかどうかの問題ではありません。パッと見で感じる野暮ったさ、ダサさというのは、清潔感とは真逆の存在です。

たとえば、どんなにちゃんと洗濯してあったとしても、学生時代から着ているような服は色あせもしていますし、サイズ感やデザインも今のおしゃれなファッションとは程遠いので、野暮ったく感じてしまいます。5年以上前の服はダサい。そう思ってもらっても構いません。ファッションは時代と共に変化します。

この野暮ったさというのは、清潔感とは真逆にあるので、素敵に思われることはありません。清潔感とは実は「ダサくないこと」という裏のテーマを持っているのです。ファッションを整えることで、清潔感は自然とクリアできるようになります。

そして気を付けてもらいたいのが、鼻毛が出ていないかという最低限のマナーです。実は鼻毛が出ている男性は非常に多いです。これ、他人事ではありません。僕も週に1度は必ず鼻毛カッターを使って、ケアしています。

習慣にしないと、一発で印象を損ねてしまいます。こちらをぜひ買い揃えて、定期的に使うようにしましょう。とても重宝します。



②やりすぎていないシンプルなファッション

そして2つ目も大切な要素です。おしゃれであればあるほど、女性の高感度は比例して高まる。というのは完全な誤解です。女性が求めるのは100点満点のファッションではなく、80点前後の「ほどほどおしゃれなファッション」です。

女性よりもファッションで目立ちすぎるのはNGですし、おしゃれすぎるのはかえって引かれてしまいます。だからこそ、あまり華美なファッションは不要です。ファッションに凝りすぎると、確実にモテなくなります。

「ふつうに見えるけどおしゃれ」というのが一番高感度の高いファッションです。ここを目指せば、30代前後の女性の印象は間違いなくいいですし、その他の年代の男女の高感度も高くなります。

キザなファッション、キメすぎファッションに陥らないように、頭の片隅に置いてください。

③品がある

そして最後が「品があること」です。これは全身をすべて安いものだけで揃えるのではなく、要所要所で、しっかりと投資すべきだということです。

もちろん全身ユニクロだけでもそこそこおしゃれに見せることはできますが、それでは大人っぽさや品の良さは表現できません。全身ユニクロでも、靴やバッグにはしっかり投資してみる。これだけでも品の良さは漂います。このようなメリハリを意識してみてください。

どんなにファッションが良くても、お財布がボロボロだったり、服の手入れが行き届きていないのもNGです。ぜひ全ての持ち物を改めてチェックしてみてください。

常に30代の女性をイメージしながら服を選ぶ

このように「30代前後の女性に好感を持ってもらう」という目標を設定すると、目指すべきファッションが明確になります。

古着スタイルは絶対にNGです。清潔感が漂わないからです。バイカースタイルやアクセサリーをじゃらじゃら付けたスタイルももちろんNGです。やりすぎですので、隣を歩きたくないと思われてしまいます。自己満足だけの「ファッションオタク」になってしまうのもNGです。キザすぎるファッションは嫌われてしまうからです。

このように、常に30代前後の女性ならどう思うのかを基準に服を買い揃えることで、バランスの良いファッションが構成できるようになります。