Walt Disney Animation StudiosとPixar Animation Studiosの社長を2006年から続けているエドウィン・キャットマル氏が2019年に引退する。Walt Disney Companyは10月23日、Pixarの共同創設者であるキャットマル氏(73歳)は2019年7月までアドバイザリー職にとどまることを明らかにした。
Disneyのロバート・アイガー会長兼CEOは、エンターテインメント業界におけるキャットマル氏の功績は計り知れないとコメントした。
キャットマル氏は映画におけるコンピュータアニメーションとコンピュータテクノロジーの先駆者だった。ジョージ・ルーカス監督は1979年にLucasfilmのコンピュータ部門長としてキャットマル氏を雇った。キャットマル氏は1986年にスティーブ・ジョブズ氏、ジョン・ラセター氏らとPixarを創業。同氏はDisneyで「アナと雪の女王」「カール爺さんの空飛ぶ家」を世に送り、映画芸術科学アカデミーからテクノロジーとコンピュータグラフィックスの業績で複数回受章している。
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