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【芸能・社会】

星野源、初5大ドームツアー 男性ソロ5人目 来年2月から

2018年10月23日 紙面から

初の5大ドーム公演を開催する星野源

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 俳優で歌手の星野源(37)が、12月19日に3年ぶりのアルバム「POP VIRUS」(ポップ・ウイルス)を発売し、同作を引っ提げた初の5大ドームツアーを来年2月から開催することが決まった。全8公演で、自身のツアーでは過去最多の33万人を動員予定。男性ソロアーティストによる5大ドーム制覇は桑田佳祐(62)、小田和正(71)、福山雅治(49)、EXILE ATSUSHI(38)に次いで5人目となる。

 役者としてだけでなく、ここ数年はアーティストとしての活躍も著しかった星野。「オリコン」週間ランキングで初の1位を獲得し、累計40万枚を売り上げた前作「YELLOW DANCER」から3年ぶりとなる新作アルバム「POP VIRUS」も星野の音楽的野心がたくさん詰まっており、その名の通り“感染力”はハンパなさそうだ。

 ブレークのきっかけとなったのは、2016年に「逃げ恥」の略称で社会現象にもなったTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」だ。新垣結衣(30)が主演し、星野も夫役として出演。「恋ダンス」と呼ばれる振り付けが大きな話題を呼び、シングルの配信は200万ダウンロードを突破した。

 昨年は、高畑充希(26)が主演した日本テレビ系ドラマ「過保護のカホコ」の主題歌で「Family Song」が「オリコン」シングル週間ランキングで初の1位を獲得し、同年度のソロアーティストによるシングル作品として最高売上枚数も記録する快挙を達成。NHK紅白歌合戦には3年連続の出場となった。

 そして、今年は永野芽郁(19)がヒロインを務めた今年の前期NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌「アイデア」が自身初の配信リリースながら、オリコンデジタルランキングのデイリーランキングで史上最高記録を樹立するなど、音楽史に着々と金字塔を打ち立てている。

 新作アルバムには、もちろんこれらの楽曲を収録。そして、同作を引っ提げた大規模ツアーは、念願のドーム会場に決まった。初陣は2月2、3日の京セラドーム大阪となる。

 星野は「久しぶりのアルバム制作に没頭する楽しさ、初めてのドームツアーができる喜び。歌を作り始めた14歳の時には考えもつかなかった、人生の面白さを実感しています。自分にしかできないことをお届けするべく、たくさんの感謝を込めて音を作り、ライブを楽しみたいと思います」とコメントしている。

 

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