【芸能・社会】岡田准一、ホラーが苦手…恐怖の台本、恐怖の撮影 映画「来る」主演2018年10月24日 紙面から
アイドルグループ「V6」の岡田准一(37)が主演するホラー映画「来る」(中島哲也監督、12月7日公開)の製作報告会が23日、東京都内で開かれ、岡田のほか黒木華(28)、小松菜奈(22)、妻夫木聡(37)、柴田理恵(59)ら主要キャストが出席した。 岡田が演じるのは、オカルトライターの野崎。霊媒師の血を引くキャバ嬢の真琴(小松)とともに、イクメンパパの田原(妻夫木)一家に取りついた正体不明の“あれ”に立ち向かう。 映画「嫌われ松子の一生」や「告白」などを手掛けた中島監督と一緒に仕事ができることを待ち望んでいたという岡田だが、ホラーが苦手だそうで「台本がメチャメチャ怖くて(読むのに)時間がかかりましたね。監督から『出てほしい』と手紙をいただいたのがよかった。中島監督じゃなかったら、やっていないかもしれません」と本音で語った。 作品自体もおぞましいが、中島監督のこだわりから、もともと2カ月の予定だった撮影が4カ月に延び、過酷なスケジュールにキャストらは別の恐怖を味わった。岡田が「夜7時に呼ばれ、撮影が始まったのが深夜1時で、そこから3シーンあるっていうのが怖かった」と振り返れば、妻夫木も「岡田くんより先に(クランク)アップする予定が、岡田くんの後になりました」と明かした。 そんな岡田と妻夫木はTBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」で1シーンだけ一緒になったが、今作が初の本格的共演。妻夫木は「実はいまだに気になっていることがあるんです」と切り出すと、「岡田くんとは同い年なのでタメ語で話すんですが、岡田くんは(自分に対して)敬語のままなんです。まだ壁があるぞと。もう少し雪解けを!!」と注文を付けた。 「これから、じゃあタメします」と返した岡田は、急には口調を変えることができなかったものの、終盤の受け答えの中で「妻夫木さん…ブッキー」と言い直してキャストを笑わせた。 ◆黒木と現代劇で再会現在公開中の時代劇映画「散り椿」で夫婦役を演じた岡田と黒木は「やっと現代劇で会えましたね」と再共演を喜び合ったという。岡田は「黒木さんが本気を出している感じが伝わってきました。(自分のシーンと黒木のシーンが)入れ替わるとき、『よっしゃ、やってやったぞ!』みたいに腕を回しながらオッサンみたいに帰ってくることが多くて」と暴露すると、黒木は「『今日も頑張れなかった…気合入れないと!』って。『やってやったぜ!』なんて思ってないです」と反論していた。
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