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【芸能・社会】

はなわ、13年ぶりアルバム発売 「絵馬に書き続けたかいあった」

2018年10月24日 紙面から

13年ぶりのアルバムをアピールする、はなわ=名古屋市で(布藤哲矢撮影)

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 お笑い芸人で歌手のはなわ(42)が13年ぶりのアルバム「カラアゲ」を発売した。2003年に故郷を面白おかしく歌ったデビュー曲「佐賀県」が大ヒット。以降、「またアルバムを出したい」と夢見ていたが、昨年再び「お義父(とう)さん」が泣ける曲として話題になったことからCD発売が実現。「毎年、絵馬に書き続けたかいがあった」と喜んだ。

 「佐賀県」での大ブレーク後は、ものまね、アイドルグループ「風男塾」のプロデュースや本紙の力士インタビュー企画などマルチに活躍。柔道で活躍する3人の息子ら、家族に密着したテレビ番組で注目を集めている。

 アルバムタイトルにしたカラアゲは三男昇利(しょうり)君の大好物。ヒット曲「お義父さん」では音信不通だった妻の父を取り上げるなど、全12曲のテーマは「家族」だ。「このアルバムが家族のことを考えるきっかけになり、大事にしなきゃと思ってもらえれば」

 血液型をからかう「B型Rock’n Roll」や天然ボケの妻を題材にした「ママには内緒」など、お笑いの要素もばっちり。ベースの弾き語りという個性に加え、「お笑いと音楽の融合という唯一無二を目指している」と自信を見せた。常にネタのアンテナを張り続け、13年間に作った曲は100曲を超える。「CDボックスで出したかったくらい。えりすぐったベストです」

 12月3日には佐賀市文化会館で初のワンマンライブが控える。ゆくゆくは全国ツアーも目指しているそうで、「笑って泣けるライブを目指す。『はなわの歌ヤバい!』と知ってもらいたい」と願った。 (長谷川有美)

 

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