こんにちは、しましまこです。
自分の顔って好きですか?私は好きじゃないです。だって、美人やないんやもん。
中学生あたりで「自分は美人じゃない」と現実を受け入れたときから、写真が嫌いでした。写真を見て「どうして私は美人じゃないんだろう」って落ち込むからほんと写真が嫌いだったのです。
でも、最近一瞬だけ自分の写真を撮るのが楽しくなった時があったので、漫画にして見ました。
自撮りの加工にはまった結果・・・
登場人物
しましまこの夫
しましまこの妹、うぱこ
職場の若い子
自撮りをしたらスマホが勝手に補正してくれる問題
職場の若い子に教えてもらったのですが、もう最近のスマホは勝手に忖度してくれるようで、アプリとか特に入れなくても「ビューティー」って機能がついてて、自撮りしただけで勝手に肌とか目の大きさとか補正してくれてました。私のスマホはインカメラ起動すると自動的に「ビューティー5」になっています。(10段階の5)
10段階中の5ってことは結構な加工されているわけで、自撮りしてみるともう全然違うの。全くもって自分じゃない美人が映るのです。びっくり。
(その素晴らしく美人に写った写真を公開したいですが、本人と違いすぎるので自粛します)
加工済みの自撮りを自分の真実の姿だと信じたい問題
カメラに写った姿は自分なのか
いつも鏡で見ている自分とは別人のように美人なことは頭では理解しているのです。でも、これは(加工してるとはいえ)自分を撮った写真だという事実が、「実は私は美人なんじゃないか」と勘違いさせられる原因です。
もう何十年と自分の顔を見てきて、「美人じゃない」と自覚していたはずなのに、(加工してるけど)自分の写真が美人だったということに勘違いしてしまうのです。
アプリを使ってないから加工じゃなく「補正」の範囲だ
きっとね、何かしらのアプリを使って自撮りした写真を加工したら「これは私を撮った写真だけど別人だって思えたはずなんです。でも、残念ながら特別なアプリを使ってないから、普通に写真を撮ったら勝手にスマホが加工してくれただけだから、加工した写真という意識が薄れてしまうんです。そして、だんだん「これが私の真実の姿で、私は実は美人だったんじゃないか」と勘違いしてしまうのです。
加工されたのは「ちょっとだけ」と思い込みたい
「私を撮った写真」であることは間違いがないのです。では、いつもの私と何が違うのか。自分が「どこを加工したい」と指定してやったわけじゃなく、勝手にスマホが加工してくれてるのでどこが加工されているのかがわかってないため、「ちょっとだけ」加工してるよって思ってしまうんです。でも、肌の質感がキレイになって凹凸感やシワが消えるだけで別人なんですよね。自分では「ちょっとだけ」って思ってるけど、他人から見たらもうそれは大きな違いなわけです。「ちょっとだけ」なんて誰も思ってくれないやつですよ。
もう、あれでいいかな?
自撮りが真実で、鏡や他人にはブサイクに見える魔法がかけられてるってことにならないかな
自撮りを加工する気持ちがわかると他人に優しくなれる
身内のおかげで「加工された写真と真実の姿は違う」と理解した私です。(もうちょっと優しくされてもいいと思う)
実際同じ状況にならないと他人の気持ちは理解できない
よくテレビとかネットとかで「自撮り加工しすぎ」と芸能人やらインスタグラマーやらが話題になったりしますが、そんなのを見て「加工するやつの気がしらんわ」と他人事のように思っていました。思っていたのですよ。だから、職場の若い子が自撮り写真を見せてきた時も「え?誰?現実と全然違うやん」って思ってしまったのです。でも、自分がやってみてやっと自撮りを加工する気持ちがわかったし、その加工された写真を自分の姿だと思いたい気持ちも理解できました・・・
ごめんね、私もおんなじだったよ。