とまべっちーの考え事

ビ・ハイア社長の問題を2018年3月から調査・考察しています。

安冨歩の選民思想  

安冨歩は選民思想の人です。著作を見ればはっきり分かります。孔子の儒教道徳に心酔しており、人格者が国を治めればすべてうまくいくと考えています。そのような考え方が如実に見えるまとめ記事を紹介しておきます。

安冨歩・東大教授のお説批判したら、当人からデマ認定w
https://togetter.com/li/809372

有能な人が庶民のために施しをすればよいという考えであり、システムで平等を実現しようとする政策には反対らしいです。このような安冨の思想は荒唐無稽なエリート主義妄想だと批判されていますし、私も完全に同意見です。

著書『合理的な神秘主義』では、古今東西の文化人のうち傑出した人物は皆共通する思想的境地に達しているとし、それを繋ぎ合わせて新しい思想史を構築する試みを行なっています。その編集をひとりで行なった自分もまた彼らと同列に位置する文化人だといわんばかりであり、彼の選民思想がよく見える本です。

そういうわけなので、安冨は不満を抱えている「自称・天才」さんたちに評判が良いようです。「世間からはみ出し者扱いされている俺たちこそが実は本流なのだ」という錯覚を与えてくれるからでしょう。

安冨は先日選挙に出馬しましたね。彼の思想からいって当然そうするでしょうし、今後も機会があればまた出馬するのでしょう。真面目にアカデミズムで仕事をするつもりはもうさらさらなさそうですし。

安冨は国家権力を批判しますが、そういう自分も東大教授という権威を利用して活動しています。国家から与えられた権威です。給与も社会的信用もすべて国家から与えられています。いろんな人が言っていますが、まず東大教授を辞めたらいいのにと思います。清水有高のごとき底の浅い詐欺師を東大に招いて学生たちの前で講義をさせるなど、迷惑な話です。

安冨といえばハラスメント理論で有名ですが、個人も国家もすべての問題をこの理論にひきつけて解釈しようとするので要注意です。ひとつの極端な見方としては知的刺激を得られますが、バランスを欠いておりむしろ陰謀論に近い様相を呈していますので、真に受けることは禁物です。カウンセリング理論においては私も過激派だと自覚していますが、安冨もかなりの過激派です。独自の価値観が強すぎるので、カウンセラーには向いていません。いま彼は歌や絵画などの芸術活動に熱心ですが、たしかにそれが安冨には合っているような気がします。

安冨と苫米地英人にはかなり共通点が多いですから、共通のファンもたくさんいるでしょう。共通点としては、選民思想、オカルト性、陰謀論、極端だが分かりやすい世界観、人間改造への欲望、ヒッピー文化の洗礼を受けている、ニューエイジ思想など。これらの点において私は苫米地を批判していますが、まったく同様のことが安冨にも言えます。清水有高は苫米地信者から安冨信者に乗り換えたようですが、いかにもありそうな話です。本質的には何も変わっていません。

カテゴリ: 安冨歩論

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コメント

万物斉同の道へ・・・

孔子って意外と誰の話も聞いていたように思います。

孔子の称揚する堯や舜は、一介の庶民の善言でも聞き漏らさないようにしていたとか。

まあ、でも、儒教ってのは基本的には階層指向が強いので、選民思想に引きずられる可能性が高くなる。

>有能な人が庶民のために施しをすればよいという考えであり、

それが出来ていたら、今の世の中とっくに良くなっているし、そういう志向って有能な人がみんな持ち合わせているわけでなく、そういう有能な人は少数ですよね。

>システムで平等を実現しようとする政策には反対らしいです。このような安冨の思想は荒唐無稽なエリート主義妄想だと批判されていますし、私も完全に同意見です。

同感です。

そもそもシステムで平等を実現するにしても、そのシステムを運用する人が、選民思想で
「有能な人が庶民のために施しをすればよい」ですらない人達であれば、その平等は実現ないものですよね。

もしかしたら、現状の日本社会はそのようなものかもしれません。


「お蔭様」と「お互い様」が、私的には肝腎かな・・・

本当に有能な人は

>有能な人が庶民のために施しをすればよい

などいう考えが思い上がっているモノってわかると思います。


駄文ですが、よろしければ。






遍照飛龍 #RFphBmaY | URL
2018/10/13 10:22 | edit

ありがとうございます。安冨の思想は学問というよりも彼自身のための人生論なんですよね。彼がそういう生き方をしたければ好きにすればいいのですが、その思想にもとづいて世直しをしようとするのはさすがに暴走だと思うんですよね。
しかも安冨自身の振る舞いを見ると、実際のところ論語の精神からも程遠く、世間のはみ出し者が同類を集めてカルト的な活動をしているだけです。

私はもうすっかり安冨には関心を失っていますが、このカテゴリは今もそれなりに読まれていますので、本稿が総括的な記事になればいいと思っています。

tomabetchy #WSsdzqd. | URL
2018/10/13 15:50 | edit

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