ラクジョブ就職教本の執筆協力してもらっている島村さんが新しく本を出されたのでここに紹介します。 表紙イラストは、「逆転裁判」のイラスト、キャラデザインで知られるスエカネクミコ先生の描きおろしらしいです。

下記文章は島村さんから届いたプレス文章です。
関係各位
ご案内
貴社ご清祥のことお慶び申し上げます。
おかげさまで来たる4月25日、弊社・島村祐助が企画・編集いたしました書籍が刊行される運びとなりました。4年以上にわたり秋葉原、ゲーム業界を取材し、秋葉原の有力ショップ・メッセサンオー統括店長・金寿彦氏とともに完成させた珠玉のコラム集となります。ぜひ貴社店舗でもお取り扱いいただけますようご検討お願い申し上げます。
■書籍仕様
・出版元:ソフトバンククリエイティブ
・書 名 :秋葉原メッセサンオー店長金(コン)の魂~略して金タマ
・著 者 :金寿彦
・企 画 :島村祐助
・体 裁 :A5/176ページ
・発売日:2008年4月末に全国書店で発売
・価 格:本体価格1,400円(税込1,470円)
■版元による書店向け紹介文
噂の"金タマ"が遂に単行本化!
秋葉原カリスマゲームショップ店長の金言が満載!
2004年冬からゲーマガに掲載され、現在も好評連載中の『秋葉原メッセサンオー店長
金(こん)の魂~略して金タマ~』(キ●タマではありません、コンタマです)。
ゲーム業界関係者必読と言われ、歯に衣着せぬコメントで数々の問題? も巻き起こしてきた同コラムが、遂に単行本となりました。
「メッセサンオー」は、秋葉原界隈では知らぬ者はいないと言われる存在。その本店の名物店長、金(こん)さんが、ゲームを売る現場から、メーカーやユーザーに向けて熱いメッセージを届けてきたのが、同連載コラムでした。
ソフトの売値って? 限定版の存在意義って? メーカーに裏切られたって思うのは?......などなど、ゲーム流通の裏事情を真正面から問いただす、一本筋の通った内容となっております。
ゲーマガ編集長とのぶっちゃけ対談、メッセサンオー回顧録など、単行本化にあたっての特別企画も収録。攻略本やサブカルコーナーのみならず、アキバでの生ビジネスを赤裸々に綴った本と言うことで、ビジネス書コーナーにも是非! 置いてみてください。
■本書のポイント
・ゲーム史上初!ショップの裏側の情報が満載
これまで書かれることもなく、タブーとさえされてきた「値崩れ」や「品薄」、「転売」など、業界が抱える暗部を、本書では市場分析という明快な筆致によって解説しております。この4年間で激変を遂げたゲーム業界、そして秋葉原、そのときどきの事象をプロのバイヤーとしての目で鋭く分析しており、ゲームや秋葉原に興味があり、この4年間を楽しみ、共有してきた人にとって、かつてない知的興奮に満ちた痛快な読み物となっております。
・メジャーゲーム誌でありながら、メーカーに対し辛口批評を展開
ゲーム専門誌は、メーカーの広告によって成り立っているいわば「メジャー誌」と、メーカーには背を向けアングラ情報やディープなゲームカルチャーを主題とする「マイナー誌」に分けられます。本誌が掲載された「ゲーマガ」は、ゲーム情報誌の草分け「月刊BEEP!」とルーツに持つメジャー誌。多くのメジャー誌が広告主であるメーカーに対しては手放しで「ちょうちん記事」を連発する中、本書ではあくまでユーザーに寄り添い、おかしいものはおかしい!と断言するピリリと利いた業界批評も連発します。拝メーカー主義でもなく、ネットの書きっぱなしのノイジーマイノリティでもなく、ユーザーと業界、双方の情報リテラシーを他の業界並に引き上げ、真の意味で「大人でも楽しめるゲーム」成立への布石となるべく企画された書籍です。
・オタク業界における「イイ仕事」の迫力
従来、ゲーム関係の書籍はユーザーの目線や、メーカー側の目線で描かれていきましたが、本書の舞台は小売りという「現場」です。たとえば本書では、あまりに入荷数が少ないニンテンドーDS Liteを、ユーザーの混乱を抑えるため「売らない」という決断をする場面も出てきます。秋葉原というきわめて競争の厳しい「現場」で、まさに万感の想いを込めて業界、そしてお客様と向き合う金さんの姿勢は、すべての「イイ仕事をする人」へのエールにもなることでしょう。
・売れるショップ、売れるゲームソフトのノウハウ
ニンテンドーDS、「脳トレ」、「ドラクエ」、「電車男」、「月姫」、「Wii」、「モンハン」などなど本書では大メジャーから秋葉原的スマッシュヒットまで、さまざまなヒット作が登場します。本書ではこれらがヒットしてく過程や、他とどう違うのか?そして売り場の極意など、商売上のノウハウもたくさん出てきます。また本書では書籍化にあたり膨大な脚注を追加し、ゲーム関連の経営者や、ゲーム初心者、ゲーム業界に入ったばかりの新社会人にも問題なく読めるよう配慮してあります。
現在も「ゲーマガ」誌上にて、本コラムは絶賛連載継続中です。また弊社としましては、これをきっかけに、さまざまな秋葉原関連企業さまとのコラボを積極的に行い、日本を代表する文化となったオタク産業で「イイ作品」が生まれる苗床たる、それぞれの「現場」のイイ仕事をフィーチャーしていたいと考えております。
まずは、本書をその橋頭堡とすべく、販売に関してあらゆるご協力をさせていただきたいと存じますので、貴社におかれましては何卒ご協力賜れればと存じます。
㈱エスディ 取締役メディア制作部/編集者・ライター島村祐助