iOSの「ショートカットの自動更新」に使えるサイト「RoutineHub」
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![iOSの「ショートカットの自動更新」に使えるサイト「RoutineHub」](https://assets.media-platform.com/lifehacker/dist/images/2018/10/19/20181019-RoutineHub01-w960.png)
AppleはiOS 12の『ショートカット』アプリのローンチに際して、理由はわかりませんが、ユーザーが作成したショートカットを登録・共有するための「中央ハブ」を提供しませんでした。
そのせいで、こんなことが起こります。
あなたはネット上で便利そうなショートカットを見つけ、iOSデバイスでSafariを開き、iCloudの共有リンク経由でインストールしました。ここまではいいのですが、ここからが問題です。
その後、ショートカットの開発者が機能追加(あるいはバグ修正)を行い、ショートカットをアップデートしました。ところが、あなたのデバイスには、アップデートを知らせる通知もプロンプトも表示されません。
アップデート情報を取得するには、開発者のサイトへわざわざ出向かなくてはならないのです。
言い換えれば、ショートカットアプリにもApp Storeのようなもの、あるいは少なくとも、ユーザーがショートカットをアップロードしたり、検索したり、更新できる場所が必要だということです。おそらくAppleはそうした希望をすぐには叶えてはくれないでしょう。そこでぜひご紹介したいのが、『RoutineHub』というサイトです。
RoutineHubとは?
iOS 12がリリースされた後、ショートカットアプリのための「中央ハブ」サイトがいくつも登場しました(1, 2)が、RoutineHubはレイアウトもシンプルでわかりやすく、ショートカットの数も増えていてオススメです。
さらに魅力的なのは、自分が作成したショートカットを共有するときに使える機能です。RoutineHubを利用すれば、自分のショートカットにアップデート用モジュール(UpdateKit)を簡単に組み込むことができます。
このモジュールを使うと、自作したショートカットのバージョン管理が行えるほか、自分のショートカットを利用しているユーザーたちに、アップデート情報を自動で知らせることができます。
RoutineHubに新しいショートカットをアップロードする際は、RoutinePubを使うと便利です。最初のセットアップ作業に少し手間がかかりますが、それだけの価値は十分にあります。
RoutinePubをインストールすれば、iOSのショートカットアプリから直接、RoutineHubにショートカットを公開(またはアップデート)できるようになります。
RoutineHubを使わなくても、自作のショートカットにUpdateKitを組み込むことは可能ですが、RoutineHubを使ったほうがはるかに簡単です。
UpdateKitの開発者(RoutinePubの共同開発者でもある)のMike Beasleyさんが、下の動画でアップデートの手順を解説してくれています。ショートカットのアップデート手順は1:15から。
Screenshot: David Murphy via Apple
Video: RoutinePub Demo/YouTube
David Murphy - Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之
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