2年連続の日本一へ向け、下克上でクライマックスシリーズ(CS)を突破したソフトバンク。MVPには、ソフトバンクの4番として強力打線を引っ張った柳田悠岐選手が選出された。
柳田選手は2010年のドラフト会議ソフトバンクから2位指名を受けて入団。
2015年にはトリプルスリーを達成し、4年連続で最多出塁率のタイトルを獲得。さらには2014年から5年連続で打率3割超えを果たすなど日本球界を代表するバッターだ。
広島ファンを公言
柳田選手は幼少期から大学まで広島で育っており、過去のメディア取材で広島カープのファンであることを公言している。
過去には「日本シリーズでマツダスタジアムに両親を呼ぶのが夢」とも語っていたが、ついに今年その夢が叶ったことになる。
夢実現のために覚醒?
今シーズンは首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得するも、CSファーストステージでは9打数1安打と低迷。それでもファイナルステージでは巻き返してMVPを受賞した。
特に、広島が巨人に3連勝して日本シリーズ進出を決めた後の2試合では、2戦連続本塁打が飛び出すなど8打数4安打2本塁打6打点と爆発。
それまでのファーストシリーズを含めた6試合の成績が、21打数6安打0本塁打3打点ということから、ツイッターでは「広島と対戦する夢を叶えるべく柳田選手が覚醒したのではないか」と囁かれている。
広島ファンからはFAで広島移籍を望む声も
昨年ソフトバンクと複数年契約を結んだ柳田選手だが、今シーズンFA権を取得。
広島で活躍する丸佳浩選手もFA権を取得して行使する可能性もあるだけに、広島ファンからは柳田選手の移籍を熱望する声も上がっている。
夢を実現させた柳田選手。次に目指すものは果たして。
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