乳癌(トリネガ、転移性および手術不能な
局所進行性)で結果を出した、
免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)の、
国際第3相臨床試験IMpassion130
アテゾリズマブ+ナブパク(アブラキサン)
の中間解析結果が
ESMO(欧州臨床腫瘍学会)で採用され、
NEJMにも掲載された、
とのことです。
日本も参加しているし、中外さんの
ロードマップでは今年度、認可申請予定だし
本庶先生のノーベル賞受賞で沸いている
免疫チェックポイント阻害剤だし、
中外製薬さんも、しっかり、
ニュースリリースされています。
読者の皆様が読むには、
がんナビさんの文章の方が分かりやすい
かと思いますので、
そちらでご紹介させていただきます。
10/22のがんナビニュース(日経BP社)
・PD-L1陽性に限るとOSの延長効果は
より明確
(理論的にも、そりゃそうだよね)
・乳癌を対象にした第3相試験で
免疫チェックポイント阻害剤の有効性が
証明されたのは、これが初めて。
・ITT PFS中央値 7.2か月:5.5か月
・PD-L1陽性(185人:185人) 7.5か月:5.0か月
・1年PFS率 29%:16%
・PD-L1陽性のOS中央値 25か月:15.5か月
・1年OS率 54%:37%
・両群で同様
すなわち、主としてナブパク(アブラキサン)
の副作用が出ている。
・アテゾリズマブ群で2%以上プラセボ群
よりも多く発現したグレード3/4の副作用は
末梢神経障害(6%と3%)
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私は、トリネガ再発(転移)の可能性も
十分あり得るので、
自分のこととしてウォッチしている
臨床試験です。
【すののさん】
【AKANEさん】
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AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用