23日
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“危険運転致死傷”などで男2人逮捕、4人死亡多重事故
先月、青森県つがる市の国道で、車4台が絡み、4人が死亡した多重事故で、警察は危険運転致死傷などの疑いで男2人を逮捕しました。
逮捕されたつがる市森田町の団体職員、高杉祐弥容疑者(32)は、先月22日の午前1時すぎ、飲酒運転をしたうえ車を暴走させ、鯵ヶ沢町の廣船淳さん(43)と妻の愛莉さん(30)、五所川原市の山田春治さん(63)とつがる市の山田久美子さん(46)の4人が死亡、3人が大けがをする事故を起こした危険運転致死傷の疑いが持たれています。
また、高杉容疑者の飲酒を知りながら同乗したとして、野呂祐太朗容疑者(33)も酒酔い運転同乗の疑いで逮捕されました。警察によりますと、高杉容疑者は野呂容疑者ら2人の知人と酒を飲んだ後、2人を乗せて車を運転し、制限速度を大幅に上回る速度で前を走っていた車に追突し、これがきっかけで多重事故に発展したとみられています。
警察の調べに対し野呂容疑者は「当時、高杉容疑者は正常な運転ができる状態ではなかった」と容疑を認める一方で、高杉容疑者は容疑を否認しているということです。