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<座間9人遺体>「骨と思われていたのは乾燥した内臓だった」容疑者の残虐素顔

2017年11月6日 19時05分
中学の卒業アルバムより。活発にも見える

「昔はかわいい顔でしたよ」



 と、容疑者と同級生の孫を持つ女性はつぶやくように言った。



■「いい子だった」

 神奈川県座間市の2階建てアパートの一室で男女計9人の切断遺体が見つかったのは10月31日のこと。警視庁捜査一課は同日、うち1人の遺体を遺棄したとして、この部屋に住む職業不詳・白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕し、11月1日に東京地検立川支部に送検した。



 白石容疑者は「9人全員を殺害した」などと供述しており、室内のクーラーボックスなどに隠していた頭部などを除き、刃物で削いだ肉片はゴミ袋に入れて捨てたとしている。ツイッターで自殺願望者に言葉巧みに近づき、自室に連れ込む手口だった。レイプ目的と所持金を奪う狙いがあったなどと供述している。



 冒頭の女性は、事件現場から約2キロ離れた白石容疑者の実家近くに住み、ポツリ、ポツリと同容疑者の印象を話す。



「テレビのニュースなどで報じられているほど実物は悪い顔をしていないよ。実家に戻ってきたときは私にも挨拶してくれる。“きょうもお出かけ?”なんて声をかけられたこともあった」(同・女性)



 ジキル博士とハイド氏─。イギリスの小説家R・L・スティーブンソンの代表作で、人格者のジキル博士と凶悪で道徳心のないハイド氏という2つの顔をもつ男の話だ。白石容疑者は子どものころから善悪の二面性を使い分けていた可能性がある。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「<座間9人遺体>「骨と思われていたのは乾燥した内臓だった」容疑者の残虐素顔」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    こんな猟奇事件の死体を調べる捜査員の心労はいかばかりか。

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