「被害者の失踪時期と、白石容疑者の殺害時期に関する供述が大きく食い違っているなど、解明すべき点はまだまだ多い。他にも被害者や共犯者はいなかったのか。その不自然さから、疑問を抱く捜査員もいる」(捜査関係者)
神奈川県座間市のアパートで、バラバラにされた9人の遺体が見つかり、10月31日にこのアパートに住む白石隆浩容疑者(27)が死体遺棄容疑で逮捕された事件には、いまだ多くの謎が残されている。
「白石容疑者は逮捕後、スラスラと供述していた反面、その内容には矛盾点も多いという。例えば、犯行の動機は金銭目的としているが、その割には明らかに金を所持していなさそうな女子高生を3人も殺害している。加えて、会ってすぐに殺害したというが、白石容疑者の言う日取りと、殺害順に購入したというクーラーボックスやRVボックスの購入時期や、被害者の失踪時期が合わない。小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅の構内と、近くの片瀬海岸のトイレで被害者の携帯電話が発見されているものの、白石容疑者は『江ノ島へはここ数年行っていない』と供述しており、いったい誰が何のために被害者をこれらの場所へ導いたのか。アパートの近隣住民が目撃したという、白石容疑者を含めた3人の男がクーラーボックスのようなもの2個を部屋へ運び込んでいたという話も、未解明のままなのです」(全国紙社会部記者)
犠牲になったのは、10代が4人、20代が5人。うち、20代の1人は男性だ。…
やっぱりか。
新宿でスカウトしていた頃の白石容疑者については、その手の危うい話が聞こえてくる。「彼とつるんでいたグループは、振り込め詐欺やら死体処理、人身売買とか←まさにトンキン。その闇、底無し。