皆さん、ドリップパック珈琲って、飲まれます?
一番有名な所では、ブルックスファームズとかですよね。
かく言う私も、約35年前からレギュラーコーヒーを、たしなみ始めたのですが、当初はブルックスのコーヒー豆を買っていました。
当時はまだ、ドリップパックコーヒーって見かけなくって、ブルックスも今みたいにドリップが主力商品ではなく、レギュラーコーヒー豆だったような気がします。
時は流れて、今は自分がコーヒー豆屋をやってます。
当店でもドリップパックコーヒーを約10年ぐらい前から作っており、最初はコーヒー豆を買って頂いたお客様に無料でサービスしてました。
ところが、これがめちゃ喜ばれる。
で、とうとう商品化させることになり、今では当店の主力商品になってしまいました。
大手のブルックスとは比較になりませんが、やっぱ手軽ってのがいいのでしょうね。
お土産NO1はドリップパックコーヒー
うちのお店は奈良県にあり、また納品先に奈良公園内にある、お土産屋さんで、東大寺門前市場さんがあります。
この界隈のお客様は、大半が観光客です。
しかも、最近は日本の観光客よりも、東南アジア系の外国からお越しの方が、大半を占めるようになりました。
で、その観光客の方たちが一番喜んで買っていくお土産がこのドリップパックらしいです。
日本は珈琲先進国
私自身も、またお客様もよく海外に行きます。
それで、当然のように外国のコーヒーの話になります。
世界各地の珈琲事情ってのがあって、それを聞いているとお国柄が出てとても興味を惹かれます。
色々と話を聞いていると、総合的に日本はかなりな珈琲先進国の様です。
特にこのドリップパックコーヒーと缶コーヒーというものは、外国にはなく日本固有のコーヒーになります。
多分この二種類のコーヒーの飲み方って、日本の国民性が出ているんでしょうね。
ドリップパックって当店では自作しているのですが、とても手間のかかる商品です。
まず、
①内装に珈琲粉10gを入れて ②シールする ③外装に内装を入れて ④アルミをシールする ⑤外装に商品名などのシールを裏表はる ⑥刻印を押す
ざっと見るだけで6工程もいります。さらに焙煎とグラインドを加味すると8工程もかかっていることになります。 めんどくさーw
手先が器用で、繊細な日本人ならではの商品のような気がします。
工芸品のような手の込んだ珈琲がアジア系の観光客のハートを射止めて、人気のお土産になったのですね。
ドリップパックは道具いらず
ドリップパックコーヒーのいい所って、ドリッパーとかの道具がいらないところなんですよね。
先日親戚のお通夜に行った時も、お返しはドリップパックコーヒーの詰め合わせでした。
一方、
レギュラー珈琲豆を大切な方に贈る時は、先方が珈琲の道具を持っているかどうか確かめないといけないし、ミルをお持ちなら、豆のまま贈らないといけません。
粉を送ると怒られるw
しかし、このドリップパックコーヒーって、贈る側も贈られる側も手軽でイイんですよね。
例えば、もらった人も自分が飲まなければ、誰かほかの人に上げることも出来ますし。
基本このドリップパックコーヒーって、お湯とカップさえあれば飲めるんで、みんなこれを欲しがるのはよくわかります。
職場にはドリップパック珈琲
レギュラーコーヒーを買って行かれる方の中にも、なぜか割高のドリップパックを買う人がいます。
誰かにあげるのかな?と思っていると、職場にもっていって自分で飲むそうです。
高品質のレギュラーコーヒーを日頃から飲んでいる方にとっては、職場で飲むネスカフェとかは耐え難いくらい美味しくないそうです。w
仕方ないので、自分用に当店のドリップパックをもっていって、飲まれるそうです。
ありがたやありがたや。
ドリップパック専用ポット
そんな、繊細な日本人の声を代弁するように、先日ちっちゃなドリップポットが売られているを見かけました。
ミルクピッチャーかなと思って、確かめに行くと、なんとドリップパック専用のドリップポットだったのですw
アマゾンでも売ってるしw
詳しくは下の記事を見てね。(^_-)-☆
まとめ
いやいや、恐れ入ります。
デカいだけが取り柄の、アメリカの真逆ですなw
最近妙に日本が好きになってきました。(^_-)-☆
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