病床の父にかかわることなんだけど、まず目的語と主語がない。時制もあやしい。
「今お父さんの病院なんだけど〇〇さんて人がきて××だって言ってたんだって伝えてくれって言われたの」
「ちょっと待って、言ってたんだって、ってことはお母さんは〇〇さんには会ってないの?」
「会ってないよ!!」
「そぉ~だよ他に誰がいるのよ!」
母の話し方は主旨をくみ取るのがまず難しいし、伝わらないことで短気を起こすし、
そもそも××の件は私が後日別途連絡する予定だったことで、しかも特定の日付にならないと結論が出ないことで
母にもそれはもちろん噛んで含めるように伝えてある。
のにだ。
自分が信じたい話が出てきてしまうと、「そうならないかもしれないよ」という別の可能性を提示する私は、
ハッピーエンドを邪魔する悪魔にでも思えるのか、苛立ちを私にぶつけてくる。
「じゃああんたが話付けてきなさい!もう切るよ!」
感情優先で順を追った話ができないところも、自分はバカだからわからない、という態度も、
自分に有利な情報だけ信じたがるところも、すぐパニックになって癇癪を起こすところも。
そうして娘からこんな風に思われていることがどれだけ残酷なことなのかもわかる。
苦しい。
こんなことで末期がんの父の介護を一緒にやっていけるんだろうか。
うちのかーちゃんも同じようなもん。すぐにカッとする。 けど俺は、癇癪を起こされるのが本当に嫌で、本当に怖かったから、言葉の端からかーちゃんの何歩も先の感情を先回りして、...
うん…… 日頃はそうしてたんだけど、まだまだ修行が足りない。
発達障害の遺伝親子感しゅごい
そういうものだと考えて、受け止めてあげるしかないのでは? そもそも今更、親の性格を変えるなんて無理な話だし。 もちろん、あなたががんぱっているのはお母さんも分かっている...