Android版GBoard(ベータ)にフローティングキーボード追加。日本語でも利用可能
大画面端末では使いやすそう
Googleのキーボードアプリ GbaordのAndroid版に、位置や大きさを柔軟に変更できる「フローティング設定」が追加されました。ただし現行執筆時点では、まだベータユーザー向けの一部のみで使えるようです。
とはいえ、アプリ自体のアップデートの必要とするパターンではなく、サーバー側でユーザー毎に設定を行っている様子。このため、近いうちに一般ユーザーにも提供が始まるものと考えられます。
このフローティングとは、通常、画面下部に固定されているソフトキーボードを画面内の好きな位置に移動できる機能です。「G」アイコンを押して表示されるメニューからフローティングを選ぶと、画面内を移動可能になります。
さらにキーボードウィンドウは移動できるだけではなく、ある程度のサイズ変更も可能。上図は設定ボタンの表示(左)と、HUAWEI P20 Proでウィンドウサイズを最小(中央)と最大(右)にした状態です。
移動したキーボードウィンドウの位置は記憶されており、次に入力を行うときには、前回と同じ場所にキーボードが現れます。なお、キーボードをディスプレイ下端に移動すれば、固定表示に戻ります。
GBoardをはじめとするキーボードアプリには、キーボード画面を左もしくは右に寄せる片手入力モードがありますが、下端に表示されるのは変わりません。しかし、フローティングウィンドウなら、上下位置も含め好きな場所に移動できるので、大型端末での片手入力もさらに捗りそうです。