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【格闘技】

王座陥落の村田に聞く「自分のボクシング幅の狭さ感じた」

2018年10月22日 紙面から

ロブ・ブラント(左)と戦い終えさえない表情の村田諒太(共同)=米ラスベガスのパークシアターで

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 -今の心境は

 村田「右も読まれていたし、自分のボクシングの幅の狭さも感じたので、負けたなという感じ」

 -採点について、差がつきすぎなのではと思うが

 「16-14でも15-12でも負けは負け。そうつけられてもおかしくない試合内容だった」

 -ブラントが予想と違ったところは?

 「速かったですね、思ったより。よく動くし、速いし、もっと(体力が)落ちてくれるかなと思ったら、あまり落ちなかった。よく練習してるんだろうなと」

 -心の中で(今)一番占めている感情は?

 「完全に負けたなと。実力不足だと、そういう気持ち」

 -効いたパンチはあったか?

 「一発で効いたというより、蓄積された。11ラウンドもぐらついたし、蓄積の面ではあった。一発どれがという感じではなかった」

 -初回からの感覚は?

 「思ったよりも(挑戦者が)速かったというのが正直なところ。もうちょっと遅いかなとか、もうちょっとスタミナが切れるのが早いかなと思っていた。自分の消耗もあるだろうし、いくら相手が疲れていても読まれたパンチは効かない。自分もワンツーからボディーしか打てない選手だし、自分のボクシングの幅のなさを痛感した」

 -試合前のコンディションは?

 「非常にいいコンディションでできたし、練習も100%できた。今までで、一番いい追い込みもできた。過程においては、何の後悔もない。内面でも自分と向き合う時間もいっぱいあって、いい時間だったと思う」

 

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