手帳で人生が変わったかって?変わりましたよ
情報管理LOGの@yoshinonです。
さて、そろそろ10月も半ばになってきて、早い人は手帳選びに余念がないのではないでしょうか?
情報管理LOGでは、メインコンテンツの1つとして、「手帳」を掲げているわけですが、世の中では
「手帳?めんどくさくない?」
などと思う人もいるようです。
というか、先日、アノニマスダイアリー(増田)にこんな記事が上がっていました。
手帳やノートで人生変わる人っているの?
まあ、それも一つの見識だとは思いますが、情報管理LOGとしては積極的に手帳をプッシュしていきたいと考えています。とはいえ、ここ数年の加熱し過ぎた手帳ブームには、若干の食傷気味であったのも確かなのですよね。
そこで、何事も初心に帰ることが大事だと思うので、今回は、私が手帳によって、どのように救われたのか?ということについて書いていきたいと思います。
【 手帳で人生が変わったかって?変わりましたよ 】 1.手帳への憧れと振り回され期 2.GTDとの出逢い 3.デジタルへの移行と原点回帰 |
情報管理LOGの手帳変遷記については、別途この記事を読んでもらいたいと思いますが、私は最初から手帳に対して強い憧れがありました。
働き始めてすぐに購入したのが、分厚いシステム手帳でした。
なんだか、仕事ができる気がしたのですよね…。
こういうのですね。
しかし、まあ皆さんの大方の予想通り、全然うまくいきませんでした。
スケジュールの書き漏らし
分厚く重いゆえに携帯に億劫になってくる
機能が、単なるアクセサリー化してくる
忙しくなると開かなくなってくる
そして、白いまま半年以上過ぎる
…などなど。
手帳初心者が、陥りがちなことを全てを詰め込んだら、こうなるみたいな感じですね。
手帳を手段としての道具ではなく、目的にしていた
のですよね。
穴があったら入りたい。そして、若かりし頃の自分の所に行って、小一時間ほど説教したい。
きっと、件の増田の記事の方もこの段階での苛立ち感なのかな?と思ったり。
とはいえ、ふと書き留めたアイデアがあとで役立ったり、スケジュールの管理よりは、ノートとしての活用に価値を見出していたのも事実です。
そんな格闘時代を経て、システム手帳は捨ててしまい、ノートに以降してしまいました。
ロルバーンとの出会いが、ノートを手帳がわりにする方向性を決定的にしたのです。
書き心地の良い紙、いくら書いても良いという安心感。逆に何も書かなくても良いという安心感(なにせ日付が入っていないからね)。とにかく何か思いついたら、すぐにロルバーンに書き込むことが習慣化していきました。
たぶん、方眼好きは、この頃に形成されたのだと思います。
そして、その頃から加速度的に仕事面で大転換があり、もはや従来の方法で日々をやり過ごすような仕事の仕方では対応できなくなってきたのです。そういう危機と隣り合わせな時に出会ったのが、GTDでした。
GTDは、Getting Thinking Doneの頭文字からとったものです。
これは、GTDをやっている人ならば、誰しも読んだことがあるであろう聖典があります。これですね。
具体的に何をするのかというと、頭の中の「気になること」を全て書き出すことから始めます。そして、それをシステムに投げ込むのです。GTDにおけるシステムは、こんな感じですね。
とにかく、2分でできることは、すぐにやる。
気になることは、全て書き出す。
そして、プロジェクトとタスクを明確に分け、タスクをスケジュールに沿って取り組む。
全然、難しくはありません。
むしろ、自然にやっている人もいるかもしれません。
でも、それをしっかりシステムとして体系化して、道筋を明らかにしたというのが、圧倒的に画期的でした。
そして、そのGTDをロルバーンで管理し始めたのです。
そうすると、まるで霧が晴れたように、片がつき始めたのです。GTDをやったことがない人は、「んなバカな」と思うかもしれませんが、これは私に本当に起こったことなのです。
ただ一点、原典のGTDと違うことは、そこに自分のアイデアや思いつきまでも書き留めたことでした。
これが、後の情報管理LOGが、提唱する「アウトプット思考法」につながっていくのですが、それはまた別の話。
GTDによって、それはもうゴリゴリと手帳に書くようなりました。
しかしながらそれも長く続くことはありませんでした。それは、GTD自体が続かなかったのではなく、GTDやスケジュール管理など手帳でやっていたことが、急速にデジタルに移行していったからです。
実際問題として、スケジュール管理はGoogleカレンダーが圧倒的に便利だし、タスク管理はアプリやWebサービスの方が、利便性が高いのですよね。
ちなみに、私のタスク管理は、未だにWunderlistをメインに使っています。MicrosoftからMicrosoft To-Doに移行するとアナウンスされていましたが、全然普通に使えているし、Microsoft To-Doは、未だWunderlistの域には達していませんしね。
だから、もしもWunderlistから出て行った人達も、そろそろ帰ってきたら良いですよ。
Wunderlist | To-do list, Reminders, Errands - App of the Year!
Microsoft Flowを使えば、タスクをGoogleカレンダーに反映させることもできるし、逆にGoogleカレンダーをタスクに自動に追加することができるなど言うことないです。
しかも、iPhoneやGoogleドキュメントによる音声入力が、非常に精度が高くなってきて、メモすら手帳に書くことへの頻度が下がってきました。
さて、こうなると
手帳を使う意味って何だ?
となりますよね。
そうなんです。なりました、私も。
ところがですね2018年の今も手帳を手放せずにいます。
では、一体手帳を何に使っているのかというと、
デジタルよりも早く記録できるモノ
として使っているのです。
デジタルよりも早く記録できるモノなんてあるのか?と思われるかもしれませんが、デジタルそこまで万能じゃないのですよ。以下が、私が現在の手帳に主に書いているモノです。
・アイデア(図や絵も込み)
・絵や図
・議事録(デジタル=録音と併用)
・人の話の概要をまとめる
・付箋に書いたものを貼っておく
などですかね。
実際に私の手帳の中身を見てみましょう。見せられるところだけにしてありますし、必要ないところ以外は、ぼかしを入れています。
まずは、コレ。
議事録なのですが、会議の中身も大事なのですが、誰がどこに座っているかって記憶のトリガーとして、けっこう大事だったりするのですよね。
会議や何らかのミーティングの時は、必ずこの配置図を記入するようにしています。もちろん、話したことも記録するけどね。
次は、コレ。
簡単な図やイラストなんかも入れています。デジタルが苦手なのって、文字も図や絵などが、混在しているのを速度感を持ってやることだったりするのですよね。
きれいにまとめたければ、あとからデジタルで作り直せば良いだけだし。サクッと、記録するという用途では、アナログ最強。
ちなみに、付箋もガシガシ貼ってます。
表なども簡単に好きに入れられるのもアナログの強みですよね。もちろん、デジタルだってできるのは知ってます。でも、速度的にどうでしょうかね?
もしも、今後なんらかのデジタルにおけるイノベーションによって、現在私がやっている手帳書いているようなことが、速度感を持ってできるようになれば、私はきっとあっさりとデジタルへ移行するような気がします。
でも、それは当分なさそうな気もするのですよね。
情報管理LOGの眼
とはいえApple Pencilは気になってるよ
とはいえApple Pencilは気になってるよ
現在、私の手持ちのデバイスには、Apple Pencilに対応しているモノがないのですが、ものすごーく気になっています。もしも今の手帳を駆逐する可能性が出てくるとするならば、それはそういう機器などによってなのかな?と思っています。
ちょっと大きいiPhoneとApple Pencilの組み合わせ…悪くなさそうな気がしてます。
とはいえ、まだそこまでに至らないのですよねぇ。
- 関連記事
-
- 手帳で人生が変わったかって?変わりましたよ
- 手帳にメモするときにやっている、ちょっとしたコツ
- 今年こそ手帳を続けたいという人はこうやると良いよ
Zenback読み込み中です。