佐田白茅「朝鮮聞見録」1875年 ※明治8年
○籾一丸を上田に蒔けば、籾三十九内外の出来穂あり、白米にして日本升五斗内外
○右年貢上納一丸蒔に付、白米一丸と定め、半は米にて取立、半は銭にて、時の相場にして納む、・・・
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/766888/53
商務局「明治十六年十月 商況月報」1884年3月25日発行
釜山港輸出重要品
米
16年10月 345石
15年10月 40石
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803099/15
万国形勢総覧 明治18年
朝鮮王国(p74~)
農商況(p77~)
輸出品の主たる者は人参、獣皮、米、豆菽、生糸なり。
国土は山岳多く耕地の割合は甚大ならず。主要の稼穡は米、黍、豆、及び麻等なり。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/761529/42
永田健助「万国商業地誌」1889年 ※明治22年
朝鮮
土地は特に豊饒と云ふべからず。加ふるに耕種法頗る拙劣を極む。
其農産物は菽麦、米、煙草及び木綿と為す。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803539/74
伴山三郎「近世万国地誌」1889年 ※明治22年
朝鮮
土地沃饒にして耕作開け産物は米麦綿燕菁等を生じ又人参を産し・・・
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/761055/20
前橋孝義「万国地理」1889年 ※明治22年
○朝鮮(p30~)
土地は概ね豊饒にして耕耨その宜しきを得産物の重もなる者には米、粟、菽、麦及び人参等あり
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/904054/38
内閣統計局「海外各国国勢要覧」1890年 ※明治23年
朝鮮(王国)(p21~)
○農業 国中山岳多く耕植に適すべき所少なし。沿海豊饒の地に産する者は米、黍、麻、煙草及び諸種の菓実なりとす。
○貿易 1887年
輸出
米 90(千弗)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805770/17
クラーク「万国地理問答大全」1891年 ※明治24年
第二十七章 朝鮮(p200~)
(11)其重なる物産は何ぞ
米穀煙草人参鉱物等多く此国に産す
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/761696/111
渡辺松茂「万国小地誌 : 試験答案」
○第二章 朝鮮(p13~)
土地豊饒にして米、粟、菽、麦及び人参の類は其産物中重もなるものとす
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/761532/20
矢津昌永「朝鮮西伯利紀行」1894年 ※明治27年
韓人の食物
久しく当地にありし、或る軍医の説に、翰人の食物は日本人の食物よりも、比較的に滋養に富めりと言ふ、或は然らん、今序に韓人の食物を記すべし、朝鮮は米食人にして、米を以て重もなる食物とし、間々大豆、小豆、麦を混するものあり、米は日本の如く丁寧に精げす(尤も田舎)故に米粒に斑点あるを、恰も掃除を怠る、喫烟家の歯の如し、炊き方は頗る軟かなり、・・・」(p33・34)
中村五六「中等中地理. 万国誌」1896年 明治29年
(二)朝鮮(p13~)