もしよろしければ、もう少しおつきあいください。「正しい」ってのはどうやって決まるのか?
自分が考えていることが伝わるかどうか自信がないです。ほんと、論理の構成能力低いと思います。しかし、頑張って書いてみます。
思考実験
思考実験といったらかっこつけすぎですが、 国会議員にフェミニスト側の数が多くなって、萌え絵・キズナアイをゾーニング(発表の時や場所を制限)する「法律の成立」が現実のものとなってしまった場面から始まります。
バズった(というか炎上した*1)記事において、以下のようなことを書いています。
人権として「表現の自由」という言葉を使う場面は、第1義的には、国 VS 私人の場面ですよ、と考えておけば良い!
今の日本国憲法の下では、萌え絵・キズナアイをゾーニング(発表の時や場所を制限)する「法律の成立」 は、まず100%無理!
成立が無理といっても、国会議員にフェミニスト側の数が多くなったら、成立してしまうじゃねーかという懸念もあるかもしれませんが、それでも大丈夫なのです。この法律は憲法違反だからです(私見です)。裁判で憲法違反を争えばよいのです。
ですので、仮の話ですよ。そして、わたしもこの成立した法律は憲法違反だと思います。
で、裁判です。裁判官には違憲立法審査権がありますです。
違憲立法審査権
この裁判官の違憲立法審査権を「正しい」ってのはどうやって決まるのか?を考えるモデルにできないかな?というのが、今回いいたいことです。
なんとなく、昔、勉強なさった記憶があられると思います。違憲立法審査権。
わたしもよくわかりません。
ただ、国会議員が決めた法律をこの事案においてはという限定付きではありますが、ひっくりかえす手続きだということはなんとなく知っています。
よくよく考えるとすごくないですか?国会議員が決めた法律をひっくりかえす。
で、そのとき、裁判官のほうが「正しい」ってのはどうやって決まります?
「いや、そういう権限が与えられているんだ~」というのは理由になりませんよ。権限が与えられているからといって、その判断が常に「正しい」とは限らないじゃないですか。
なんとなく言いたいこと伝わってきましたか???
割と「正しい」って、その根拠は結構あやふやな感じがしませんか?
「正しい」ってのはどうやって決まるのか?
ほんとにわたしのイメージで申し訳ないのですが、わたしの考える「正しい」ものは、ふわっとしていて、論証を待っている子猫みたいな感じです。詩的に書いてみた。
それ単体ではとても弱い。
その弱いふわっとした子猫のようなものを論証によって、強くしていく手続きが、司法であったり、違憲立法審査なのかな?と思っています。
ほんとはここは教科書的には、日本国憲法の価値に照らして、法律が違憲かどうかの判断を示すんですよみたいに書いてあると思うのですが、「俺が日本国憲法だ!」みたいな裁判官だったらいやじゃないですか。
裁判官だから偉いんじゃなくて、偉い人が書いたからといって正しいわけじゃない。わたしは、権威性ってなに?とはよく考えます。権威性があっても正しいとは限らないじゃん、と。Googleも最終的にはそこまで到達するんですかね?
で、なにをいいたいのかというと、わたしはいろんな案件にあうたびに、どちらが正しいのかな?ということは割と直観的に決めているということです(もちろんわからないし、保留ということもあります)。
直観的に考えて、自分は正しいと思っているのですが、間違っているかもしれないとも思います。
そしてネットで色んな人の意見を読んだりするのですが、基本的な発想としては、弱いほう、論証がしっかりしているほうを正しいんだなと思ってしまうのかな。書きながら自分も引っ張られているかもしれないとは思いました。
ただどうしても今回の件*2に関しては、フェミニズムの方々がおっしゃっていることが正しい(こっちが弱いし、論証がしっかりしてる)と思ってしまったんですよね。
お前の中ではそうなんだろうな、と思われるかもしれませんが、そうなんです。フェミニズムの方々は、規制をのぞんでいるんじゃないのではないか?まずは話を聞いてよ、とおっしゃっているのではないか?とわたしには見えたのですが……。
ブログを書こう
少なくともわたしは、あなたの論証が読みたいのです。もし、これを機にブログを始められたら、とても嬉しいです。いいじゃないですか、ゴリゴリにフェミニズムの方々に怒られましょうよ。
書かれている内容が、ヘイトスピーチでないとわたしが判断したら、そのときはわたしはあなたと一緒にフェミニズムの方々に怒られることを選ぶ、かもしれません。
というかもうそういう記事書いたよという方はお教えください。読みに行きますよ~ということでシメさせていただきます。ご清読ありがとうございました。
「追記」さっそくというわけではないですが、一つ反論の記事をちょうだいしました。
http://h.hatena.ne.jp/rag_en/81810884426147599
あらためて精読します。大変ありがとうございます。