☆彡今日のハッピー 一日一言 ハッピーを呼ぶヒント
不安も、心配も、もう大丈夫、心がスーッと軽くなる小さな法則
不安が頭をよぎったら第三者の立場に立ってみる。
・・・マイナス思考が逃げていく
同僚や友人が「今日は胃が痛くて…」と言ってきたとします。
この時、「きっとガンのようなタチの悪い病気に違いない。」と考える人はまずいないでしょう。
第三者の立場になって冷静に考えれば、
医者でなくても、次のように推測するでしょう。
「昨日食べ過ぎたのかもしれない」
「昨日、お酒を飲みすぎたのかもしれない」
「ストレスで胃が痛むのかもしれない」
そして、これらはいずれも取るに足らないことであることがわかると思います。
この第三者的な立場に立って物事を考える習慣は、不安や心配が頭をよぎった時こそ役に立ちます。
たとえば、出社したら早々、上司が苦虫をつぶしたような表情をしていたとします。
この時、「自分は営業成績が悪いから、上司に嫌われているのかもしれない。
マイナスの評価を下され、左遷になったらどうしよう」という一面のみを見つめ、そのことだけを考えていたら、その日一日は不快になってしまいます。
しかし、次のように、複数の理由を考えるようにすれば、不安や心配は大幅に薄れるようになります。
「上司が苦虫をつぶしたような表情をしているのは、歯が痛いとか、体調がすぐれないのかもしれない。」
「自分の子供の学校の成績が悪いせいかもしれない」…
そんなふうに、マイナスの推測が頭をよぎったら、
自分には全く関係のない複数の理由を第三者的に考えるようにしましょう。
こうした習慣をつけるのは「今日もいい一日だった」と思えるようになるためには大切なことです。
以上は 植西聡著『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)[編集]
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)