GBC専用ソフトのナンバーワンヒットはどれだ!?
1998年10月21日に発売開始されたゲームボーイカラーは、本日(2018年10月21日)、めだたく20周年を迎えました! 本稿では特別企画として、ゲームボーイカラー“専用”ソフトの販売本数ランキングをまとめてみました。
このランキングで扱っているのは、ゲームボーイカラーでしか起動できない、ゲームボーイカラー“専用”のソフトのみ。データはすべてファミ通調べのものです。
では10位から順に見ていきましょう!
【10位】
ワリオランド3 不思議なオルゴール
任天堂/アクション/2000年3月21日発売/3800円[税抜]
販売本数:25万5536本
不死身のワリオが挑む脱出アクション
オルゴールに閉じ込められたワリオの活躍を描くアクションゲーム。100個の宝箱が隠された全25ステージを探索。宝箱を開けるとマップの形が変化するなど、大きな仕掛けも本作の特徴。
【9位】
とっとこハム太郎 ともだち大作戦でちゅ
任天堂/その他/2000年9月8日/3800円[税抜]
販売本数:34万3950本
あの大ヒットゲームはこの作品から生まれた!?
ハム太郎と暮らしながら、時間経過で変化する友だちとのコミュニケーションを楽しむ。後に『トモダチコレクション』のベースとなった作品。
※参考記事:任天堂公式サイト 社長が訊く『トモダチコレクション』
【8位】
マリオテニスGB
任天堂/スポーツ/2000年11月1日/3800円[税抜]
販売本数:35万7987本
手のひらの上がテニスコートに!
エキシビションのほか、プレイヤーキャラクターを育てるストーリーモードを搭載。64GBパックで『マリオテニス64』とデータ連動が行えた。
【7位】
とっとこハム太郎2 ハムちゃんず大集合でちゅ
任天堂/アドベンチャー/2001年4月21日発売/3800円[税抜]
販売本数:49万7061本
トーク以外に、着せ替えやダンスも得意でちゅ
ハム太郎たちが話す“ハムご”を集めて、会話に使用。“ハムちゃんず”の居場所などを教えてもらうコミュニケーションアドベンチャー。
【6位】
コロコロカービィ
任天堂/アクション/2000年8月23日発売/4500円[税抜]
販売本数:56万3914本
世界初ジャイロ操作のアクションゲーム
ゲームボーイカラー本体を前後左右に傾けて、カービィを転がしたり、ジャンプさせたりと、直感操作でステージを探索する爽快アクション。
【5位】
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
スクウェア・エニックス/RPG/2000年12月8日発売/6400円[税抜]
販売本数:63万8551本
モンスターメダル、コンプリートできた?
大ヒット作のゲームボーイカラー版。スーパーファミコン版をベースに、第2の隠しダンジョンと、モンスターを倒すと手に入る“モンスターメダル”を集める収集要素が追加されている。
【4位】
遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨(トライホーリーゴッドアドバント)
KONAMI/カードゲーム/2000年7月13日発売/4500円[税抜]
販売本数:72万6518本
カラー専用になってカードの魅力もアップ
人気対戦カードゲーム第3弾。800枚あるカードのパーツを組み合わせて新しいカードを作るシステムで、9800種類のモンスターが登場可能に。
【3位】
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章・大地の章
任天堂/アクション・アドベンチャー/2001年2月27日発売/各3800円[税抜]
販売本数:74万6054本
手に入れた“あいことば”でふたつの世界が“リンク”する
携帯ゲーム機向けの『ゼルダの伝説』シリーズ作品としては2作目に当たるタイトル。基本となるゲームシステム、登場人物などが共通の『時空の章』と『大地の章』2バージョンが同時に発売された。ゲーム中に手に入れた“あいことば”をもう一方の作品で使うと、アイテムや追加キャラクターなどが登場する“リンクシステム”が採用されている。
【2位】
ポケットモンスター クリスタルバージョン
任天堂/RPG/2000年12月14日発売/3800円[税抜]
販売本数:187万1307本
前作までにはなかった新しい遊びにワクワク!
『ポケットモンスター 金・銀』の別バージョンとして、カラー専用で発売。本作から、新たに主人公に女の子を選べたり、ポケモンの動きがアニメーション化されるように。メインストーリーは『ポケモン 金・銀』とほぼ同じだが、さまざまな新要素を鮮やかなカラー画面で楽しめた。モバイルアダプタGBを介して、全国のプレイヤーたちと対戦することもできた。
【1位】
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ・城之内デッキ・海馬デッキ
KONAMI/カードゲーム/2000年12月7日発売/各4800円[税抜]
販売本数:221万163本
ダブルミリオンを記録したマンガ原作ゲームの金字塔
「遊☆戯☆王」は1996年から(株)集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載された高橋和希先生原作の人気マンガ。その作中に登場するカードゲームをモチーフに携帯ゲーム化した第4弾。『遊戯デッキ』、『城之内デッキ』、『海馬デッキ』の3バージョンが発売され、原作のバトルシティ編を再現した世界でくり広げられる戦いを盛り上げた。圧倒的な力を持つ“神のカード”のゲーム初登場作品だ。ちなみにトレーディングカードゲームの「遊戯王OCG」も20周年イヤーだ。
以上、ゲームボーイカラー“専用”ソフト限定のTOP10でした。従来型のゲームボーイでは遊べない、ゲームボーイカラー専用のソフトでも、何百万本も売れたソフトが複数あるというのは驚きですね。やはりゲームボーイブランドは強い!
なおゲームボーイカラー20周年企画として、トリビア編の記事も公開中です。未見の方は、ぜひそちらもご覧ください。