3月からPACから$PACへの償還が正式に始まりましした。また、$PACではマスターノードの設定ができ、50万$PACが1マスターノードになります。また、マスターノードを立てることで報酬を定期的に獲得できます。主にこの配当目的で立てるのですが、一連の流れをまとめたいと思います。
準備するもの
- $PAC 500,000$PAC
- ウォレット($PAC)
- サーバー(自宅、または、VPSなど)
参考サイト
http://副業と資産運用.com/pac/pac-masternode/
目次
1.$PACウォレットのマスターノード表示を設定
「設定」タブの「オプション」をクリックし、「ウォレット」タブに移動し、「Show Masternode Tab」にチェックをいれます。
ウォレットの再起動が必要になりますので、設定完了後、再起動すると「Masternode」が追加されます。
2.「masternode genkey」の取得
「Tools」から「Debug Console」をクリックし「masternode genkey」と入力し、エンターを押します。
以下の画像のような文字列が生成されますので、文字列をメモ帳などで保存します(後ほど、使用します)
3.マスターノードの作成と送金
「受信」をクリックし、「ラベル」のところにマスターノード名を入力します(名前は任意で大丈夫です)。総額に「500,000」と入力し、「支払いをリクエスト」をクリックします。
支払い先がQRコードとテキストで表示されますので、「アドレス」をコピーし、メモ帳で保存します。
「送る」をクリックし、先ほど生成した支払いアドレスを貼り付けます(ラベルは自動で入力されます)。金額に「500,000」と入力し、「送る(e)」をクリックします。
再度、「Tools」から「Debug Console」をクリックし「masternode outputs」と入力し、エンターを押します。以下の画像のような文字列が生成されますので、「masternode genkey」と同様に文字列をメモ帳などで保存します(後ほど、使用します)
4.VPSの立ち上げ
低価格な海外VPS「Vultr」を利用します。「新規登録」し、メール認証します。
Paypalを使って入金します。クレジットカード以外ですと、デポジット制なので、お金がなくなるとサーバーが止まりますので注意してください。
「Servers」をクリックし「+」か「Deploy New Instance」をクリックします。「Location」を選択(どこでもOKです)
「Server Type」を「Ubuntu」の「16.04 x64」を選択
「Server Size」を「20 GB SSD $2.5/mo」で選択(どれを選んでも大丈夫です)
項目4から6はそのままにして、「Server Hostname & Label」をマスターノード名と同様に記入(任意の文字列でも大丈夫です)。一番下の「Deploy Now」にてサーバーを立てます。
5.VPSの設定
設定したVPSに$PACのマスターノードを動かすための設定をします。事前にターミナルソフト(Putty,Teratermなど)を準備しておきましょう。今回はTeratermで設定を進めていきます。
「ホスト(T)」にVultrのIPアドレスを入力しOKをクリックします。セキュリティ警告が表示されますがOKをクリックします。
ユーザー名は「root」パスワードは、Vultrの管理画面に戻り、パスワードをコピーし、OKをクリックします。
ログインができたら、下記の文を一文ずつコピペし、エンターを押します。
wget https://raw.githubusercontent.com/PACCommunity/PAC/master/pacmn.sh
chmod +x pacmn.sh
./pacmn.sh
3つの読み込みが完了すると、IPが求められますので、VultrのIPをコピペで入力します。次にメモ帳に保存していた「masterenode genkey」を入力します。
7rPnB3N1QKABo93BM9yNjfeaqxjX4SbVeaX7sHX9adtNAyeYxTr
※保存した際には記号がありますが、記号を取り除き上記のような形にします。
下記画面のように「Your Masternode server is ready!」と表示されれば完了です。
6.ウォレットの設定
「Tools」から「Open Masternode configration file」をクリックします。以下の通りの書き方で設定します。
設定すると以下のようなイメージです。
MN1 144.202.41.90:7112 7rPnU3A1QKABo93AH8yHjfeaqxjB4SbVeaX7hSX9adtNAyeYxTr 2059e9b2d2431f96128a56d7fdeb30fd7a464e9f7147f7f587da025d396e3775 1
入力が完了したら、ファイルを上書き保存し、ウォレットの再起動をします。再度、同期が完了したら「Masternode」をクリックします。「Start alias」からマスターノードを開始させます(パスフレーズが求められますので、初期に設定したものを入力してください)。
Status欄が「ENABLED」になっていれば、マスターノードの設定は完了です(「Start alias」をクリックして20分程度「WATCHDOG_EXPIRED」の状態がありました)。