【芸能・社会】高畑充希が初の刑事役に挑戦 来年1月スタート「メゾン・ド・ポリス」2018年10月20日 紙面から
女優の高畑充希(26)が、来年1月スタートのTBS系連続ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(金曜午後10時)に主演することが決まった。 高畑が演じる主人公の新人刑事・牧野ひよりが退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありの“おじさま”たちに振り回されながら事件を解決していく一話完結の刑事ドラマ。高畑は刑事役に初挑戦だ。 ある日、管轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされる事件が発生。ひよりは手掛かりを探るべく、5年前に起きた焼殺事件を担当していた元警察官のもとを訪れる。そこは高齢ゆえの持病を抱えながらも、抜群の能力や知識を持つ個性派ぞろいの元警察官が一緒に暮らすシェアハウスだった。 “おじさま”役のキャストも超豪華。館のオーナーで元警察庁キャリアの伊達を近藤正臣(76)、現場主義の元所轄の熱血刑事・迫田を角野卓造(70)、キザな口調の元科学捜査のプロ・藤堂を野口五郎(62)、管理人として家事全般を担当する元警務課勤務・高平を小日向文世(64)、そして5年前の事件を担当した元警視庁捜査一課の敏腕刑事・夏目を西島秀俊(47)が演じる。 ひよりの訪問をきっかけに元警察官たちの血が騒ぐ。老眼、腰痛、高血圧の持病持ちだが、捜査の腕は超一流の面々が積極的に介入。夏目をひよりの相棒に指名、さまざまな事件に立ち向かう。 高畑は「初めての刑事役ということで、ウキウキ楽しみな気持ちと、あんな難しいたくさんのセリフ覚えられるのかな…と不安な気持ちが五分五分です。でも、ステキすぎるおじさま方が周りを固めてくださるとうかがって、ホッと! 先輩方の胸をお借りして、のびのび楽しく撮影できたらなと思います」とコメントを寄せた。 ◆朝ドラ「とと姉ちゃん」以来 西島との再共演が実現高畑がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年放送)で、西島は主人公・常子の父親である「とと」こと竹蔵を演じているが、子役が演じる常子の幼少期に病死してしまうため共演は難しいとみられていた。しかし、最終回に常子の夢の中で再会する場面があり、高畑が熱望していた共演シーンが実現した。 西島は高畑との再共演について「今回はコンビという新しい関係でのお芝居が楽しみです」とした上で「個性豊かなシェアハウスの同居人を尊敬する大先輩たちが演じると聞き、ぜひご一緒させていただきたいと思いました」と語っている。 ◆原作は加藤実秋さん人気小説原作となった加藤実秋さんの小説「メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス」(角川文庫)は今年1月に刊行され、半年で5度の重版がかかるほどの人気ぶり。今月24日には続編「メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視」が発売される。
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