自分は過去、仕事で使っている大事な大事なデータをバックアップしていたハードディスクが突然壊れ、痛い思いをしたことがあります。
結果としてはデータ復旧業者に依頼をして全てのデータは戻ってきたのですが、ブログのネタ探しにダイヤモンドオンラインを見ていたら、その時にお世話になったデータ復旧業者、デジタルデータリカバリー(当時は日本データテクノロジー)の記事が出ていました。
色々と当時の思い出がよみがえってきたので思い出しながら書きたいと思います。
今からちょうど2年くらい前でした。
仕事で作成したデータのバックアップ用として、BUFFALO社製の500GBの外付けハードディスクを使っていました。
パソコンには極力データを残しておきたくない派なので、全てのデータがこのハードディスクに入っていました。
今から考えれば、2重でバックアップととるなり、RAIDにするなりしておけよという話ですが、当時は「まあ大丈夫だろう」と軽い気持ちでいました。
そんなある日、突然ハードディスクから「カタカタカタ」というような音がして、パソコンに繋いでも認識されなくなったのです。
メーカー(BUFFALO)に問い合わせたのですが、「修理は出来るが中のデータは消去される」との回答。
なんとか中のデータを取り戻そうとネットで検索をして「データ復旧業者」の存在を知りました。
早速検索でひっかかった業者のホームページをいくつか見て、その中で「8年年連続復旧実績No.1」と書いてあるデジタルデータリカバリー(日本データテクノロジー)に相談してみようかと思いました。
私はなにか物を買ったりサービスを利用する場合、ある程度お金のかかるものは事前にネットの口コミや評判を調べるようにしているのですが、その時も「日本データテクノロジー 評判」や「日本データテクノロジー 口コミ」といった言葉で検索をしてみました。
すると、2chやデータ復旧業者の比較サイトに以下のような悪い評判の書き込みがありました。
見積もり後にキャンセルしたら、ハードディスクが破壊された状態で戻ってきた
見積もり後にキャンセルしたら、梱包されず紙袋に入った状態でパソコンが返送され、壊れた
問い合わせただけなのに、その後5分おきにしつこく勧誘の電話がかかってきた
キャンセルしようかと思ったら「データを失ってもいいのか」と脅されて強引に契約させられた
今考えれば事実無根の同業他社の嫌がらせってことはわかるのですが、当時はこの書き込みを信用してしまいました。
その結果、悪評の書いてある比較サイトがおすすめしている業者に依頼をしたのですが、とんでもない結果になりました。
無料で初期診断と見積もりをとってもらったのですが、症状は物理障害で、復旧費用は20万円程度という話。
仕事で使うデータのため急いでいることを伝えると、1週間~2週間程度かかるとのこと。
それくらいならなんとかギリギリ許容できるかということで正式に依頼をしたのですが、結果、2週間後に「データ復旧出来ませんでしたのでハードディスクをお返しします」との回答。
いやいや、駄目なら最初からそう言ってくれよという話です。
費用は成功報酬だったので復旧費用はかかりませんでしたが、時間と郵送費用が無駄になりました。
仕方なく他の業者に電話をし、「他社でダメだったのだが復旧出来るか?なんとか3日で復旧してほしい」と伝えるも、どの業者も
「期間が短すぎるし、他社で一度復旧が失敗したハードディスクからデータ復旧出来る可能性はほぼ0ですので諦めるしかない」
との回答でした。
「期間が短すぎるし、他社で一度復旧が失敗したハードディスクからデータ復旧出来る可能性はほぼ0ですので諦めるしかない」
との回答でした。
そこで最後に問合わせをしたのがデジタルデータリカバリー(日本データテクノロジー)でした。
他社で物理障害と診断され依頼したが、2週間かけて復旧出来なかった。急いでいるのでなんとか3日で復旧できないか?と伝えると、「お任せ下さい」とのこと。
結果、依頼をした翌日には全てのデータが戻ってきました。
しかも、他社で「物理障害」と診断された症状は全くのデタラメで、実際はハードディスクのファームウェア障害だったとのこと。
2週間かけてまともに症状すらわからないって、そんなことありえるのかとデジタルデータリカバリーの担当者に聞いてみると、「物理障害とファームウェア障害は症状が似ているので、勘違いしてしまう業者さんは多いですよ」との回答。
結果、仕事も滞ることなくデータが復旧でき、万々歳という結果でした。
ネットの悪評、デマに騙されずに最初からデジタルデータリカバリーに依頼をしていればよかったという話でした。
勿論、記載した悪評の事実もありませんでした。
他社で2週間かけて復旧出来ず、他の業者から可能性は0と言われた案件を2日で復旧してしまうデジタルデータリカバリーはスゴイ会社だなと、すっかりファンになったものでした。
私が依頼した時とは会社名が変わっているようですが、デジタルデータリカバリー代表の熊谷氏のブログに社名変更について書かれていますね。
ちなみに私が依頼した時の社長さんは野口さんという方でしたが、事業の多角化に失敗して民事再生となり、現在は退任されているようです。
民事再生も現在は終了し、NVCC(日本ベンチャーキャピタル)からの出資も受け、心機一転、社名を変えたといったところでしょうか。
あれ以来、データのバックアップはクラウドを併用するなどして慎重に行っているので現在のところ2度目の利用はないですが、もしまたトラブルがあった時にはまたデジタルデータリカバリーに依頼するでしょうね。
それくらい今でも感謝していますし、会社としても成功して大きくなってほしいなと応援しています。
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