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8年連続トップシェア?デジタルデータリカバリーの評判まとめ

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大切なデータが保存されたハードディスクやSSDといった記憶媒体にトラブルが発生した際、頼りになるのがデータ復旧業者です。
中でも国内最大手のデジタルデータリカバリーは優れた技術力で高い復旧成功率(95.1%)を達成しており、シンガポールオフィスをオープンするなど海外展開を開始しています。
2015年12月には日本ベンチャーキャピタル(NVCC)からの出資を受け、売り上げ1,000億円を目標に、株式上場も視野に入れているとのことです。


当サイトをご覧になっている方にはデジタルデータリカバリーにデータ復旧を依頼しようかと検討している方もいると思いますが、病院や美容関係のサービスと比べてデータ復旧サービスは口コミサイトが充実しておらず、実際のサービスは使ってみないとわからないといった状況です。


当サイトでは、これまで数多くのデータ復旧業者を利用してきた筆者が、デジタルデータリカバリーを利用した体験を元に、サービスの評判や費用などについてまとめました。


1.日本データテクノロジーの関係は?

デジタルデータリカバリーは2015年12月まで、「日本データテクノロジー」というサービス名でした。
2015年12月の日本ベンチャーキャピタル(NVCC)からの出資や、今後の海外展開にあたってサービス名を一新し、2016年1月よりデジタルデータリカバリーという名称となっています。


ちなみに会社名は別にあり、「デジタルデータソリューション株式会社」というのが社名です。こちらも2016年1月より変更となっており、以前は「OGID株式会社」という社名でした。


ホームページのURL(https://www.ino-inc.com/)に変更はなく、サービス名など一部サイトデザインを変更して使われています。


以下にデジタルデータリカバリー関連サイトのリンクをまとめます。


デジタルデータリカバリー(サービスサイト)
https://www.ino-inc.com/


デジタルデータソリューション株式会社(コーポレートサイト)
https://digitaldata-solution.co.jp/


デジタルデータソリューション株式会社(採用サイト)
https://digitaldata-solution.jp/


デジタルデータソリューション株式会社 代表取締役熊谷聖司氏のブログ
http://dds-blog.com/


こうしてみると少々ややこしいですが、
サービス名:デジタルデータリカバリー
会社名:デジタルデータソリューション株式会社
と認識しておけば大丈夫です。


2.デジタルデータリカバリーの評判(サービス編)

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デジタルデータリカバリーのネット上の評判を一言でまとめると、
「復旧技術は国内トップだが、費用が若干高い」
というところでしょうか。
「費用が高い」となると依頼を躊躇してしまいがちですが、実はデジタルデータリカバリーの費用が高く感じるのは理由があるのです。

データ復旧の費用は主に以下によって決まります。
1 復旧するディスクの容量
復旧されたいディスク容量が大きくなるほど金額は高くなります。
2 故障している個所
ハードディスクはデータを書き込む「プラッタ」
3 、データを読み書きする「ヘッド」
4 などいくつかのパーツによって構成されていますが、故障している箇所がどこかによっても費用が変わってきます。
5 復旧難易度
データを消してしまっただけ、など簡単な論理障害であれば安く復旧できますが、衝撃や劣化等によりハードディスクが故障してしまっている物理障害の場合は費用が高くなります。
6 復旧工程数
実際に技術者が行う作業の量が多い場合や、復旧ツール類の使用時間が長く場合などは費用が高くなります。


つまり、「誤って削除してしまったデータの復旧(軽度の論理障害)」であれば、市販のソフトでも復旧可能なレベルなので安く復旧できますが、「ハードディスクが壊れていてデータの読み書きが出来ない状態(物理障害)」であれば、ハードディスクからデータが読み書きできる状態まで治してからのデータ復旧となるため、費用が高くなるのです。


論理障害・・・復旧費用が安い
物理障害・・・復旧費用が高い
と認識してもらえればとりあえずOKです。


なぜ物理障害は費用が高くなるかというと、物理障害を治すには「ハードディスクを分解しての復旧」が必要となります。
ハードディスクはナノレベルの精密機器ですので、ごく僅かな塵が混入しただけで完全にデータの読み書きが出来なくなります。
そのためハードディスクを分解するには、手術室レベルのクリーンルームの設備が必要となります。
また、故障個所の交換パーツの確保や、高度な技術を持った技術者の確保など、物理障害にはコストがかかりますので費用が高くなるのです。


一般的なデータ復旧業者は高価なクリーンルームを持つことは難しく、また交換パーツの調達も困難なことから「物理障害」には対応していないところがほとんどです。
結果、費用の安い物理障害の対応が多くなります。


一方でデジタルデータリカバリーの場合、他社では対応の難しい物理障害の依頼が多く、結果費用も高くなり、利用者のイメージとしては「高い」となっているのです。


各社ホームページに費用の目安が掲載されていますが、その費用がどのような障害の費用なのかを確認したほうが良いでしょう。
安いからという理由で近くの業者に依頼した結果、自社では対応できず外注に出されて結果的に高額になってしまうケースも考えらえます。
なによりも技術力の無い会社に依頼してしまって大切なデータが戻って来なかったということは避けなければなりません。

3.デジタルデータリカバリーの評判(会社編)

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続いては運営会社であるデジタルデータソリューション株式会社の評判についてです。


まずは勤務している従業員からの評判ですが、大手求人サイトのエン転職が提供しているサービス「カイシャの評判」にページがありますのでリンクします。
実際に社員として採用さえている人からの声ですから参考になると思います。
https://en-hyouban.com/company/10105508956/kuchikomi/
※旧社名のOGID株式会社のデータとなります。


こちらをみると、「社会貢献」「達成感」「成長感」の点数が突出して高いです。
一方で「人間関係」「承認・賞賛」「責任・権限」は平均よりやや下といったところです。
仕事への意欲が高い人にとっては良い職場環境であると言えますが、合わない人には合わない会社と言えるかもしれません。


私はこれまで、データ復旧を依頼するために何度かデジタルデータリカバリーを訪問していますが、来客者に対する挨拶が徹底されており、しっかりとした社員教育が行われている会社という印象を受けました。
また、担当の方と話しをしていても社会人としてのビジネスマナーがしっかりとしていて、研修などを通じた人材育成に力を入れているというのがわかります。


働いている従業員を見れば良い会社か悪い会社かというのはわかりますが、活気があり、笑顔で顧客に接することが出来ているという点で良い会社なのだろうという気がします。

4.国内トップと言われる技術力は他社となにが違うのか

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デジタルデータリカバリーへの依頼件数は年間20,000件以上と言われ、2004年にデータ復旧事業に参入後の累計復旧件数は、2016年1月現在で約116千件と、業界トップの件数となっています。
また、データ復旧の成功率は95.1%と業界で最も高い成功率を誇っています。
他社と比べて圧倒的に高い成功率を可能にしているのは、デジタルデータリカバリーが独自に持つファームウェア障害の復旧技術だと言われています。


ファームウェアとはハードディスクの動作を制御するソフトウェアで、大容量化に伴い構造が複雑になっているハードディスクにとって欠かすことの出来ないソフトウェアです。
このファームウェアに障害が起きてしまうとハードディスクは正常に動作しなくなり、データの読み書きが出来なくなります。
症状としては物理障害と似ているため、ファームウェア障害の復旧技術を持たない業者に依頼をしてしまった場合、「物理障害を解消したのに治らない」となり、データの復旧は出来ません。


私も以前ハードディスクの読み込みが出来なくなった時、「軽度の物理障害だろう」と思い近場の業者に依頼をしたことがあるのですが、「物理障害です。復旧出来ます」との診断結果を受けてお願いしたものの、3週間経っても復旧が出来ず匙を投げられたことがありました。
そこでデジタルデータリカバリーに相談したところ、「物理障害ではなくファームウェア障害です」と全く別の診断結果を言われ、翌日にはデータを復旧してもらったことがありました。


プロの復旧業者が物理障害とファームウェア障害の区別がつかないのですから素人の私にわかるわけもなく、今では論理障害以外は最初からデジタルデータリカバリーに相談をしています。

5.復旧にかかる日数はどのくらいか?

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どのくらいの日数でデータが復旧出来るのかについてですが、簡単な障害であれば当日中に復旧出来る場合があります。
筆者がデジタルデータリカバリーに依頼をする時、クライアントは全て法人です。
法人は「今すぐこのデータが必要」「●日までにこのデータが必要」と、急いでいるお客様が多いです。
デジタルデータリカバリーは最短当日での復旧が可能です。
私も以前、朝一でハードディスクを持ち込んで、夕方には全てのデータを復旧してもらった経験があります。
また、他社では2週間程度と言われた案件を2日で復旧してもらったこともあります。
デジタルデータリカバリーが短期間での復旧が可能な理由は以下の2点です。


・部品交換用のドナーハードディスクを常時8,000台以上ストックしている
ハードディスクに物理障害が発生している場合、故障しているパーツの交換が必要となります。人間の外科手術で言えば臓器提供です。
一般的な復旧業者は依頼を受けてから交換用パーツを探すため、復旧を開始するまで1週間~2週間程度かかります。
しかし、デジタルデータリカバリーはほぼ全てのハードディスクの交換用ドナーをストックしているので、依頼してすぐに復旧作業にとりかかることが出来ます。


・機器の受付から復旧作業までをワンフロアで対応
デジタルデータリカバリーの本社は東京築地にありますが、復旧作業を行う工場も本社内にあります。そのため、復旧したい機器が届いてすぐに作業にとりかかることが可能です。
多くの業者は機器の受付と作業の場所が別の場所にあることが多く、場合によっては海外での作業を行うケースもあるため時間がかかるのです。


・土日祝日も対応
土日祝日はお休みという業者が多いなか、デジタルデータリカバリーは土日祝日も休まず365日営業しています。
土曜や日曜に「どうしても今日中にデータが必要!」という場合には助かりますね。


個人の中にはそこまで急いでいないという方もいると思います。そんな場合、噂によると日数に余裕を持たせて依頼をすることで、復旧費用をディスカウントしてもらえるケースもあるようです。
見積り金額を見て予算オーバーな場合は、納期に余裕を持たせることで値引きの交渉をしてみるのも良いかもしれません。

6.機器の受け渡し方法

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データを復旧するには、データの保存された機器を業者に渡す必要があります。
多くの業者は郵送での対応となっていますが、デジタルデータリカバリーは持ち込みにも対応しています。
持ち込みを受け付けている場所は東京築地の他、下記の国内3か所の支店でも受け付けています。
「急いで復旧してほしい」といった場合には郵送にかかる時間を省くことが出来るので便利です。


■東京本社
〒104-0045
東京都中央区築地3-11-6 築地スクエアビル7F


■大阪支店
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19F
https://www.osaka-datarecovery.com/


■名古屋支店
〒451-6040
愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー40階
https://www.nagoya-datarecovery.com/


■福岡支店
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 NOF博多駅前ビル2階
https://www.fukuoka-datarecovery.com/


ちなみに大阪、名古屋、福岡は最近支店がオープンしたようですが、ホームページを見ると各エリアとも「2時間以内の出張引き取りサービス」を提供しているようですね。
対応エリアは限られるようですが、電話一本で引き取りに来てくれて、持ち込みも配送の手配もする必要がないというのは助かりますね。


持ち込みの場合は事前に電話相談のうえ、予約をしたほうがよさそうです。
問い合わせ先と受付時間は以下のようになっています。
【個人専用】0120-706-332
【法人専用】0120-923-117
【RAID専用】0120-921-055
受付時間 8:00~21:00(土日祝日も対応)


郵送をする場合の梱包方法ですが、パソコンやハードディスクは精密機器ですので厳重に梱包する必要があります。
梱包のポイントですが、
1 機器が箱の中で動かないように、新聞紙などの緩衝材を機器の回りに敷き詰める
2 機器はタオルを何重かに巻く
3 段ボールのフタと底はテープでしっかりと止める
4 配送業者には割れ物であることをしっかりと伝える
電話に出たオペレーターさんに質問すればアドバイスもしてくれます。


東京築地に持ち込みをする際ですが、すぐ隣に築地本願寺があります。
私は毎回、依頼をした後に立ち寄ってすべてのデータが無事に復旧出来るよう参拝をしています。そのおかげ?もあってか、今のところ復旧出来なかったということはありません。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?デジタルデータリカバリーの評判やサービスについて、体験も交えて紹介させていただきました。
デジタルデータリカバリー(社名:デジタルデータソリューション)のサービスですが、復旧技術はネットの評判通り国内トップと言ってよいと思います。
費用が高いという声もありますが、データ復旧は障害の内容等によって金額は大きくことなります。
私も復旧業者を利用する際には必ず3社から相見積もりを取っていますが、特に他社と比べてデジタルデータリカバリーが高いと感じたことはありません。
むしろ、復旧費用以外の郵送費用や納品用ハードディスクのレンタル費用などは無料なので、比べると安く済むこともあります。
時間に余裕があるのであれば、何社か相見積もりをとってみるのも良いでしょう。
他にも、デジタルデータリカバリーのWeb上での評判を検証した記事がありましたので、こちらもご参考にどうぞ。
デジタルデータリカバリーの評判を3つのポイントで徹底検証


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