ビ・ハイアのパワハラ自殺問題とコーチのあり方 | コーチングで100%want toの人生を送るためのブログ

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こんばんは、内山です。

 

 

今日のメルマガは少し重い話になるので、

苦手な人はスルーしてください。

 

 

特に今回はコーチに向けて書くので

コーチではない人は客観的に読んでみてください。

 

 

今日のテーマは『パワハラ自殺問題とコーチのあり方』について。

 

 

この内容は俺の友人である

一月万冊の清水さんの会社で実際に起こったことです。

 

 

よくyoutubeライブなども一緒にしていたので

知っている人もいるかもしれません。

 

 

まずは昨日、Facebookに投稿した内容を転記するので

少し読んでみてください。

 

 

======== ここから ========

 

昨日、俺の友人である社長が訴えられた。

内容はパワハラによる女性社員の自殺と賃金未払い。

訴えた元従業員の2人も知っている。

http://be-higher.jp/ceoblog/9066273/

 

 

この件に関して3つお伝えたいことがある。

 

 

■まず1つ目。友人の会社はコーチングを導入していたので、

こうした事があるとすぐに「コーチングは効果がない」

「コーチングは危険だ」みたいな意見が言われる。

 

 

事実、俺のところにも何件か問い合わせがあった。

 

 

俺はコーチングを広める活動をして今月で6年目に入ったが、

これまでずっと「コーチングはただのツールである」と言い続けてきた。

 

 

つまり使い手次第ということ。

 

 

よく言われる包丁の使い方と同じで、包丁自体に全く罪はない。

 

 

ここがズレると話が終わってしまう。

 

 

■2つ目。結局、人は見たいものしか見ない。

 

 

これは脳科学の研究で分かってきたことだが、

人は自分が見たいと思う情報しか見ない。

 

 

もう少し正確に言えば、

自分にとって優先順位の高いことしか見ない。

 

 

 

逆説的に言えば優先順位がほぼない

どうでもいいことは見えていても見えない現象が起こる。

 

 

例えば、今はプロ野球の優勝争い時期だと思うが、

野球に全く興味がない人にとっては、

その順位はいちいち気にならない。

 

 

 

なんなら野球チームの名前さえ知らない。

なぜならプロ野球の情報は、

その人にとって優先順位がどうでもいいくらい低いからだ。

 

 

だから、ネット情報や新聞を見ても、

野球に関する記事は全く目に飛び込んでこない。

これが見えているのに見えないという現象の一例。

 

 

だけど、特定のチームのファンにとっては、

今夜の一戦が気になって仕方がないわけだ。

 

 

そんな人でも、例えば、ハンドボールチームのことは

全く知らないということが起こる。

 

 

ある意味で裁判とは見たいものが違う人同士が争う場所だ。

 

 

 

訴える側には訴える側の見たい世界があるし、

訴えられた側にも見たい世界があるということ。

 

 

そして最も大切なことは、

俺たち自身がどの世界を見たいと思っているか?だと思う。

 

 

最近、色々話題になっている

ZOZOTOWNの前澤社長がいいことを言っていた。

 

 

その内容は『私のことを色々叩いている人は、

ご自身の貴重な人生の時間を使って

一度も会ったことがない私のことを叩いているわけだからご苦労様です』と。

 

 

『そして私は私の人生の時間を使ってさらに世界をよくする活動をしていきます』と。

 

 

本当に正しくごもっともだと思った。

 

 

 

■3つ目。俺、個人の感想。

 

 

これは2つ目の主張を踏まえて、

俺個人が見た感想を述べたい。

 

 

俺はこれまでに自殺されたとされる

女性社員と10回以上お会いしてきた。

 

 

当然、このことを聞いた時には非常にショックだった。

 

 

もちろん、1対1で会ったことは1度もなく、

訴えらた社長や訴えた人たちを含めみんなでご飯に行ったり、

会社でお会いし、少し話した程度でしかない。

 

 

その中で感じたことは、

記事で書かれていたような酷い扱いは一度も見たことがない。

 

 

暴言を1度たりとも聞いたことがないし、

当然、暴力も見たことがない。

 

 

それどころか、常に社員のことを思って丁寧に接していたと思う。

 

 

そして何よりその彼女の態度が社長に対して怖がったりするようなことはなく、

どちらかと言えば社長と仲がいい雰囲気だった。

 

 

笑顔で話していたし、冗談も言い合っていたからだ。

 

 

「ちょっと社長!」と言って肩を叩きながら

2人で爆笑している姿を何度も見てきた。

 

 

どちらかと言えば女性社員は社長のことを尊敬しているように見えた。

 

 

もちろん、男性性の強い社長だから、

ワンマン的なパワフルさもあったが、

そもそも社長になる人間はある程度パワフルでなければやってられない。

 

 

これは先ほど前提としてお伝えした通り、

俺が見たい世界だったのかもしれないが、

あとは裁判で明らかになっていくだろう。

 

 

========= 以上ここまで =========

 

ちなみに朝日デジタルによる記事はこちら。

https://www.asahi.com/articles/ASLBK46HZLBKULFA00P.html

 

今日はフジテレビのグッディという番組でも取り上げられ、

来週の月曜日には週刊ポストにも掲載されるそうです。

 

 

 

俺は今年の10月10日で

コーチングを広める活動が6年目に入りました。

 

 

その間には色んなことがありましたが、

このメルマガでどうしてもお伝えしたいことがあります。

 

 

それは『コーチのあり方』について。

 

 

お伝えしたい内容が4つあるので

ぜひ一度、あなた自身で考えてみて貰えれば幸いです。

 

 

俺はこれまで、

コーチとは『リーダーであり教育者である』

と言い続けてきました。

 

 

実際にCEのスクールでもそのように伝えているし

卒業生の多くがプロコーチとしてリーダーとして活躍しています。

 

 

まず前提の話として、

清水さんの会社で起こったことには

間違いなくコーチングが関与しています。

 

 

なぜなら、清水さん自身がコーチの資格を持っているし、

おそらく他の誰よりもコーチング本を読んでいます。

(一月万冊だから当然ですよね?笑)

 

そして清水さんの会社の副社長もコーチの資格を持っています。

 

 

これだけでも十分ですが、さらに清水さんの会社では、

コーポレートコーチングとして

あるコーチをつけていました。

(具体名を言ってもいいですが一応避けておきます)

 

 

ものすごく核心的な話になりますが、

清水さんはもちろん、今回の訴えを起こした元従業員の2人、

さらに自殺した女性社員も

そのコーチが直接コーチングをしていました。

 

 

まず異常だと思う1つ目は、

そのコーチが、クライアントである清水さんを裏切ったこと。

 

 

これは推測になりますが、

今回、訴えを起こした元社員から

裁判をする話を聞いたそのコーチは

 

「それはマズイ!」ということで保身に走ります。

 

 

なぜなら、自分がコーチングをしていた会社の従業員が自殺をし、

それが対外的に広まるとコーチとして

活動できなくなる可能性があったからです。

 

 

事情はどうあれ、よく

『コーチはクライアントの100%味方である』

などと言えたものだと思います。

 

 

本来、ピンチな時ほど味方になるのが

コーチの役目なのに、

ピンチになったからサヨウナラをしたわけですね。

 

 

例えば、あなたがコーチを雇っているとイメージして欲しいのですが、

正直、ピンチな時ほど助けて欲しいと思うんです。

 

 

仕事で大失敗したーとか、

相手が浮気していたーとか、

会社が倒産しそうだーなど、

ピンチな時ほど人を頼りたいのが人間だと思うんです。

 

 

そのピンチが大きければ大きいほど

味方になって欲しいのに、

そのコーチはクライアントを置いて

自己保身に走りました。

 

 

※自己保身の内容は後で話します。

 

 

普通の知能があれば、自分もピンチなのは確かだけど、

クライアントであり社長の清水さんはもっとピンチだと分かるはずです。

 

 

俺は何もこのコーチのコーチングが

ダメだったと言いたいわけじゃないですよ?

 

 

ここはハッキリさせておきたいですが、

人は誰でも失敗するし完璧な人なんていないわけだから

このコーチのコーチングを否定しているわけではないです。

 

 

俺が否定していることは

コーチのあり方として徹底的にダメな部分です。

 

 

実際、直後の清水さんにお会いしましたが、

真っ青な顔で憔悴しきっていました。

 

 

 

逃げただけではなく、コーチング代金の返金もナシ。

 

 

ありえないでしょ?

 

 

こんなコーチが表では世界平和とか言ってるわけだから

本当に信じられない事態です。

 

 

俺が異常だと言った1つ目の内容がこれ。

 

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

そして2つ目の異常です。

 

 

それは、そのコーチを通じて起こった

清水さんの徹底排除です。

 

 

なぜ清水さんを排除するのか?

 

 

それは、清水さんはyoutubeライブなどで

自分はコーチである!と度々、名乗っていました。

 

 

自分の会社にもコーチングを導入していると

公表していたので知っている人は知っているでしょう。

 

 

そんな会社の社員が自殺したことは

裏切りコーチのコーチングコミュニティにとっては由々しき事態です。

 

 

自分たちのコーチング流派の関係者が自殺したことが

世間に知られるなんて、デメリットしかないからです。

 

 

 

だから、裁判が起こる前に

清水を排除しようという動きがでました。

 

 

 

 

具体的に言えば、本物偽物コーチ論争というものです。

 

 

この条件を満たしていない人間は

偽物コーチである!という定義が突然出来上がったのです。

 

 

このリストに載ってないのはニセモノコーチで

ニセモノからコーチングを受けると危ないから注意せよ!

というものです。

 

 

あれは間違いなく清水さんのことを指しています。

 

 

なぜなら、偽物からコーチングを受けると危険だ!

というロジックには、自殺も入るからです。

 

 

つまり、清水は偽物で、

偽物からコーチングを受けた女性社員が

最悪の事態になったという意味があるわけです。

 

 

 

これもあり方としてあなたはどう思いますか?

 

 

これが2つ目の異常。

 

 

そして3つ目は、関係者の排除です。

 

 

よほど今回の裁判が怖かったのか、

清水さんだけではなく

清水さんに関係していた人間も排除される流れになります。

 

 

これは具体名は言えませんが、

まるでトカゲの尻尾切りのように見事に排除されました。

 

 

ちなみに俺の所にも内容証明が届き

その後関係性を切られました。

 

 

これはスタンスの問題として致命的なのですが、

俺の所にも清水さんの所にも

一切、事情説明や事情聴取をされていないということ。

 

 

どういう事情でこうなったのか?ということを

全く聞かれていないわけです。

 

 

いきなり何の事情も聞かれずに

はい、シャットダウンという感じでした。

 

 

正直「え?俺が?」と思いました。

なぜなら、一緒にyoutubeライブをしていただけだからです。

 

 

 

俺は別に一般的なコーチとして稼いでいるわけではないので

全く困っていません。

(これは負け惜しみでも何でもなく俺の収入からすると微々たる金額だからです)

 

 

しかし、どう考えても異常だと思うことは

関係者が一方的に排除されたにも関わらず、

清水さんの会社に直接コーチングをしていたコーチだけが

なぜか助かっているということ。

 

 

未だに本物コーチとして載っているようです。

 

 

え?なにそれ?と単純に笑ってしまいました。

 

 

 

4つ目の異常。コーチたちの沈黙。

 

 

清水さんの事件が公になって今日で3日目。

 

 

おそらくコーチのほとんどが今回の事件を知っています。

だけど、誰も今回の事件に触れていません。

 

 

もちろん、俺が知る限りの話なので、

「私は発言しているよー」とか「あのコーチは発言しています」

という方がいればぜひ教えてください。

 

 

これはどう考えても異常で、

なぜ全員が静観しているのか?と言えば、、、

 

 

当事者じゃないと分からない、とか

清水さんに会ったことないし、など色々あると思うんですね。

 

 

だけど、その奥には自己保身が少なからずあると思います。

 

 

ちなみに、清水さんの会社に直接コーチングをしていた例のコーチは

自分の周りのコーチ達に清水に関わるな!と言っているみたいなので

それを愚直に守っているコーチもいるかもしれません。

 

 

でも、考えて欲しいんですよ。

 

 

その保身的なあり方は、本当に教育者でありリーダーの姿ですか?と。

 

 

目の前で苦しんでいる人がいるのに、

本当に世界平和とか言えるんですか?と。

 

 

世界平和もいいけど、まずは目の前の人からでしょ?

 

 

コーチは常にエフィカシー満々で、

世の中の役に立つ存在なのに

なぜ、見て見ぬフリをするんですか?

 

 

まるで、モー娘の飲酒運転事故で

目の前で車に轢かれた人がいるのに

無関心に立ち去った人と同じじゃないですか?と俺は言いたい。

 

 

ちなみに、先ほど清水さんに確認した所、

他のコーチからのメッセージや連絡はゼロだそうです。

 

 

本当にこんな状態でいいんですかね?

 

 

コーチのあり方ってなんですか?

 

 

俺はあなたに問いたい。

(=コーチに対して)

 

 

 

あ、そうそう。

 

 

Facebookに「いいね!」をつけてくれている人には

感謝しています、励まされていますと言っていました。

 

 

最後に。コーチのあり方について。

 

 

ここまで書いてきましたが、

清水さんの事件の真実は俺には分かりません。

なぜなら、俺は当事者ではないからです。

 

 

当事者ではないから、

清水さんに直接連絡を取って確認しました。

 

 

同じコーチ仲間として、今回の件はとても大きな分岐点。

 

 

おそらく、これはあなたも感じていると思うんです。

 

 

だから、徹底的に確認してみる。

もちろん、最終的には裁判の結果になると思いますが

それでは遅いんです。おそらく何年もかかるから。

 

 

少なくても俺は、無実だと助けて、

有罪だと無視をするというマインドは持ち合わせていません。

 

 

俺はコーチというのは『あり方』だと思っています。

 

 

コーチ自身がエビデンスとして輝いていく生き方です。

 

 

現状の外のゴールだけなら誰でも立てられるんですよ。

 

 

当たり前だけど実際のゴールと行動が直結していないと意味がありません。

 

 

コーチになるということは、世間のしがらみに嫌気が刺したとか

社会貢献をしたい、自由に生きたい、という気持ちが

少なからずあると思うんですね。

 

 

本当は、少なからずどころか、

めちゃくちゃあると思うんです。

 

 

なのに、上から言われたことに対してビビっていたり

他人の目を気にしていたら、

それって本当にリーダーの姿なんですかね?

 

 

世界を変える、よくするってそういうことですよね?

 

 

さっきも言った通り、これはあり方の問題です。

 

 

あなたのあり方は、目の前で同じコーチが

自殺を考えるくらい落ち込んでいるのに

Facebookにいいね!ボタン1つ押さないんですか?

 

 

そんなに自己保身が大切なら、自分はコーチです!とか言わないで欲しい。

 

 

そしてクライアントにも現状の外にゴールを立てましょう!とか

エフィカシーを上げましょう!などと言わないで欲しい。

 

 

 

俺はコーチのあり方として、

今回の件は見て見ぬフリをできない。

 

 

 

それは俺のあり方に反する生き方だから。

 

 

そして、おそらくあなたも同じ異変を感じていますよね?

 

 

特にこれからの時代はあり方が大切です。

 

 

自分のあり方に妥協をはじめたら、あとは何が残るんですかね?

 

 

コーチとはあり方。

 

 

あなたのあり方はどこにありますか?

 

 

あなたの本当のアイデンティティはどこですか?

 

 

コーチング理論だけに絡め取られて

人間味がない、自分がないコーチってどうなんでしょうね?

 

 

もっと人間臭くていいんですよ。

 

 

だって俺たちは人間なんだから。

 

 

泥臭い俺たちは、前になれ!が嫌で、毎日が同じ生活が嫌で、

みんなと同じ価値観が嫌で、もっと価値あることをしたくて

コーチになったんじゃないですか?

 

 

自分はこのために生きると思えることを見つけ出すために

コーチになったんじゃないですか?

 

 

心から価値があると思える何かを必要としてコーチになったんじゃないですか?

 

 

 

俺たちならきっとできます。

 

 

 

コーチング業界の正常化を祈って。

 

 

あなたのあり方はどこにありますか?

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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