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藤嶋、6イニング3安打無失点 憧れの巨人・上原から学んだ「魂」の投球術

2018年10月20日 紙面から

中日-DeNA 6イニングを無失点と好投した藤嶋=KIRISHIMAひむかスタジアムで(小沢徹撮影)

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 中日・藤嶋健人投手(20)が19日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」のDeNA戦(ひむか)に先発し、6イニング3安打無失点と好投した。似たフォームで、同じようにスプリットを駆使する巨人・上原に憧れる若き右腕。来季はシビれる場面で抑えられるように足場を固めていく。試合は1-0で中日が勝った。

 さらなる飛躍を求め、宮崎に乗り込んだ。高卒2年目らしく投げっぷりの良さは秋になっても健在。夏のような日差しを浴びながら、藤嶋は充実感たっぷりに汗を拭った。

 「主に真っすぐを低く投げようと。いきなり低く投げられるわけじゃないと思うので、気持ち低く、という感じで。だんだん良くなっていったと思う」

 シンプルなテーマを設定して腕を振った。立ち上がりこそ、「ちょっと浮き気味だった」と2死からの二塁打と四球でピンチを招いたが、2回以降は回を追うごとに低めへ制球できるようになった。「納得する球も何球かあった」。最速141キロの直球にカーブ、スプリットなどを組み合わせ、若手主体のDeNA打線をわずか3安打に抑えた。手応えは十分だった。

 2年目の今季はプロ初登板を果たすと、8月中旬からは先発ローテもつかみ取った。計19試合で3勝1敗、防御率3・66。先発と中継ぎの両方を経験し、「勉強になることがたくさんあった」と飛躍の年にした。強打者にもひるまず内角をえぐるハートの強さも際立った。

 

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