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【ゴルフ】

木戸、姉妹タッグ 妹の読みズバリ、「67」4位タイ発進

2018年10月19日 紙面から

9番でバーディーパットを沈めた木戸愛(右)は、キャディーを務める妹の侑来とグータッチ=兵庫・マスターズGCで(神代雅夫撮影)

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◇マスターズGCレディース<第1日>

 ▽18日、兵庫県三木市・マスターズGC(6528ヤード、パー72)▽曇り、20・1度、南西1・8メートル▽賞金総額1億8000万円、優勝3240万円▽107選手(うちアマ5人)▽観衆3292人

 賞金ランク49位で来季のシード権獲得の当落上にいる木戸愛(28)=ゼンリン=が7バーディー、2ボギーの67をマークし、5アンダーで首位と2打差の4位につけた。股下84センチの大きなストライドでシード確定はもちろん、ツアー初Vを挙げた2012年以来の優勝を目指す。

 シード権確保を目指し、少しでも賞金を上乗せしたい木戸が好発進。「ショットが気持ちよく打てている。パッティングもよくて、流れが切れずにつながってくれたので、いいゴルフができたと思います」と明るい表情を見せた。

 今回は力強い助っ人とのラウンドだった。プロを目指している妹の侑来(ゆきな、25)がキャディーバッグを担いでくれているのだ。「今年4回目。仲良く、楽しくできている。風のジャッジやグリーン上でラインを迷った時には相談して…」

 前半の12番から3連続バーディーで先行し、波に乗った。最終の9番では5メートルのフックラインを侑来が読み切り、7つめのバーディーでフィニッシュ。2日目以降へ勢いをつけた。

 今年もここで決める。木戸にとって、この大会は頼りになる存在だ。初のシード入りは、賞金ランク49位で迎えた2011年大会の11位で獲得した238万50円が決定打になった。同47位で迎えた昨年の大会は6位。最終日が中止となったため賞金は75%加算となったものの、472万5000円を加え、7年連続のシード権を確実にした。

 そして今年はシード確定どころか、6年ぶりの優勝も狙える好位置につけた。「今やるべきことをしっかりやり抜きたい。妹と力を合わせて目の前の1打にベストを尽くします!」。美脚姉妹に注目だ。 (月橋文美)

 

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