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【芸能・社会】

小栗旬&ブルゾン狙う、興収「35億」!? 12・14公開、映画「妖怪ウォッチ」

2018年10月19日 紙面から

ゲスト声優の小栗旬(左)&ブルゾンちえみ(右)と、新キャラクターの猫又

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 俳優小栗旬(35)とお笑い芸人ブルゾンちえみ(28)が、人気アニメの劇場版「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」(12月14日公開)にゲスト声優として出演することが18日、分かった。2人は共に主人公たちの前に立ちはだかる敵妖怪を演じる。人気、実力ともトップを走る小栗とブルゾンが妖怪に息吹を吹き込み、興行収入「35億(円)」を狙う!?

 ゲームやアニメ、漫画など幅広くメディア展開する「妖怪ウォッチ」。2014年から毎年冬に公開されている劇場版も5作目を迎える。今作には新たな妖怪として、かわいい容姿ながらひねくれ者の「猫又」なども登場。舞台は1960年代で、少年シンとイツキ、少女タエの3人が家族の魂を救うために妖怪たちと冒険を繰り広げる。

 小栗が演じるのは、最強の力を手に入れシンたちを窮地に陥れる妖怪「紫炎」。妖怪の世界に君臨する閻魔(えんま)大王の座を狙う野心も抱く。声優としての出演も多い小栗も、国民的人気を誇る作品への出演に喜びを隠せない。「おいっ子とめいっ子も大好きなので、映画に出ることを話したら大喜びしていました」と語る。

 演じる紫炎を「すごくカッコいい敵妖怪」と表現し、製作総指揮の日野晃博さんらと「子どもたちにカッコいいと思われるキャラクターを一緒につくっていきましょう」と話し合い演じたという。

 ブルゾンは、人の魂を奪い取る妖怪「玉藻前(たまものまえ)」役で登場。アニメ声優初挑戦となったが「思った以上に妖怪っぽい声が出せて、『あれ? 私こんな声出せるんだ!』と自分でもビックリしました」と新境地を開いたようだ。

 さらに「映画の中で、イケメン妖怪を2人見つけました。紫炎(小栗)とぬらりひょんです。ブリリアンの代わりに引き連れたら、いいネタができると思いました…!」とニヤリ。ブルゾンといえば「35億」の決めゼリフでブレーク。「え? 映画を何回見るべきかって?……35回!!」とネタにかけてアピールした。

 「映画 妖怪ウォッチ」はシリーズ累計で動員1683万人、興行収入は186億円を突破。一昨年の第3作は興収32・6億円、昨年の第4作は同20・4億円となっており、小栗&ブルゾンの熱演で「35億」の高みを目指す。

(左)小栗が演じる妖怪・紫炎(右)ブルゾンが演じる玉藻前(いずれも(c)LMYWP2018)

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