城田優が語る、大坂なおみ選手の国籍問題で「ズルい」と差別を感じた理由
城田優さん(撮影/写真部・片山菜緒子)
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――ミュージカルの名曲を集めたアルバム「a singer」を24日にリリースされ、6年ぶりの再始動となります。まずはアルバムに込めた思いを聞かせてください。
6年前にオリジナルアルバムを出したときは自分で歌詞を書いて、作曲して、ジャケット写真も声や音の一つ一つのバランスもできる限りの頭の中の世界観を具現化したんですが、「a singer」に関しては、タイトルが物語っているように歌い手として参加しました。
まずミュージカルの曲たちを集めるということで、そもそも自分の曲ではないですし、すべて自分の好みにしてしまうと独りよがりになってしまう。この大切な曲たちを届けるために、僕の主観よりも、プロフェッショナルの方たちが真剣に考えて選んだものを信じてお任せしました。
6年前はドラマの撮影が終わって夜からレコーディングしたり、撮休の日に朝からブースにこもって曲や音をいじったり、歌詞を書いたり。24時間、スケジュールがびっしり決まっている中でやらなきゃいけない状況だったので、視野も狭まっていたし、音楽が豊かじゃなかったなと思うんですよね。みなさん、過去の自分を振り返れば「もっとできたな」と思うことがあるかもしれませんが、僕は音楽に関してはそれがすごくあって。今回のプロジェクトが始動したとき、まったく違う形で挑戦してみようと決めました。
――数ある名曲の中から、どのように選んだのでしょうか。
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