あおぞら銀行とは、1998年に経営不振により3兆円もの税金が投入されて再建した日債銀の事です。

つまり実質経国営化されたという事です。

そして、そのあおぞら銀行が再び民営化するに当たり、2000年にその株式の大半を引き受けたのがソフトバンクでした。 3兆の税金投入があったにもかかわらず購入額はわずか10億円

しかし、3兆円もの税金を投入しようやく再建しようとしたあおぞら銀行を、2003年にソフトバンクはこともあろうか海外のハゲタカファンドにそのまま転売します。

これは完全に国家に対する裏切り行為。 しかも、引き受けから転売まではわずか3年にも満たず、これは完全に最初から海外に転売することを見越して引き受けたことは明らかです。

これでソフトバンクが得た売却益は500億円。 この500億円は全てブロードバンド事業の赤字補填につぎ込まれ、消えてしまいます。

一体、つぎ込まれた3兆円はなんなのでしょうか。 日債銀はその性質上、国策企業として無くすべからざる銀行であったため、政府は3兆円の巨費を投入しました。 しかし、それが今では海外ファンドの傘下となって普通銀行として営業しています。

考えてみてください。 国民一人当たり3万円というお金を、この銀行につぎ込んだのです。 それは、この銀行を救うことにより国内経済の混乱を防ぐため。 ところがこのお金は全て、ソフトバンクの手によって海外ファンドに流れ込んでしまいました。

このような国賊行為を許して良いものでしょうか。 前にも書いたとおり、ソフトバンクの孫正義日本人を毛嫌いしています。 純日本国産OS、TRONのPC展開を水際で防いだ、なんてことを自慢げに自著で披露するような輩です。

彼は政府をだまして日本から3兆円というお金を煙のように消したことをきっと大自慢していることでしょう。 このような戸籍上だけの日本人である国賊に大切な国民の資産を任せるようなことは絶対にあってはなりません。

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