その発想はなかった 紙の本ならではのレシピ本『並べて包んで焼くだけレシピ』が便利で映える
めちゃくちゃ分かりやすい!
「今日のご飯は何にしよう?」は、毎日ちょっとずつ頭を悩ませてくる課題ですよね。できたらおいしいものが食べたいけれど、料理初心者にはハードルが高い。「パッと手軽に、見た目も華やかな料理を作れたらいいのにな~」という願望をかなえてくれるレシビ本『並べて包んで焼くだけレシピ』が、ネットで大きな反響を呼んでいます。
『並べて包んで焼くだけレシピ』は、“読む”のではなく“目で見る”新感覚レシピ本――をうたっている本。著者は上田淳子さんで、主婦と生活社から10月19日に発売を予定しています。特徴は、使い方が普通のレシピ本とはちょっと違うこと。
主婦と生活社の料理本アカウントで紹介された動画がこちら。見開きページに1つのレシピ(「サーモンとアボカドの包み焼き」)が紹介されている構成で、右側にレシピと完成予想図、そして左側にイラストが描かれています。これは一体……?
この左ページのイラストは、材料と調味料を実物大に描いたものでした。左ページにオーブン用シートを敷き、図に合わせて材料と調味料を乗せていくと、料理の下ごしらえが終了するという“その発想はなかった!”な仕様。
全て乗せ終わったら、シートごとレシピ本から外します。材料をシートで包み込み、揺すって味をなじませて……
2~3回揺すったら準備完了、そのままオーブンで焼きます。シートを開くと、おいしそうに焼けたサーモンとアボカドが完成するようになっています。レシピ本にシートごと材料を乗せてしまうという、紙の本ならではの発想がすごい。
紹介動画は27万回再生の大反響。完成した料理だけではなく、レシピ本の上に材料を置いている料理過程も撮影したくなりそうです。
ほとんどのレシピは、電子レンジやフライパンでも調理可能なのでオーブンが家にない方も大丈夫です。本では、肉、魚、野菜のおかずをメインに、麺やデザートなど37種類を紹介しています。
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