イスラームの偽救世主ダジャルは右目が見えずイランから来るが、偶像崇拝の部族に似ているだけでユダヤ教徒ではない!『イスラーム神学』とカレイドスコープのデマへの反論
Posted on 2017.08.20 Sun 04:17:01 edit
イスラームではダジャル(偽預言者)は片目が見えない(両目とも見えない説もあり)とある。
一つ目ダジャルはイラン、ペルシャから来て、
イーサー(イエス)に退治されるらしい。
イスラームも反ユダヤ主義要素がある。
イランのイスファハーン出身(出身なのかそこにいただけか不明)の七万人のユダヤ教徒がダジャルに忠誠を誓う。
イエスがダジャルを倒すのだからイスラーム的にはユダヤ教よりキリスト教のほうが地位が上なのだろう。
エスファハーンはイランの都市で、世界の半分と呼ばれている。
インドとイランとグノーシス・異端派キリスト教が大好きなドラクエの
竜王の「世界の半分」は文字通りの意味と、このペルシャ地域のダブルミーニングだろう。
七万人のユダヤ教徒が部下にいるがダジャルが何教かは不明。
私が調べた限りでは、
ダジャルはクザーア族(Banu Khuza’a)の人物に似ているとある。
ユダヤ教徒とは書いていない。
クザーア族とは、キリスト暦の4、5世紀頃まではカアバ神の主神偶像フバル神を持ち込み、
カアバ神殿を管理し、メッカを支配してきた部族で、
要はイスラームの敵であり、偶像崇拝宗教側。
クザーア族は偶像崇拝側でユダヤ教徒ではない。
よって、ダジャルはユダヤ教徒ではないと私は結論。
しかもクザア部族はペルシャあたりに住んでいたことがある。
厳密には南部のイラク(Iraq)サマワあたりに定住していたらしく、ここからメッカに来た。
そもそもイスラームではユダヤ教徒は啓典の民なのだから多神教より優遇する。
ダジャルの部下にイランの七千人のユダヤ教徒がいるとあるが、別に部下全員がユダヤ教徒ではないだろう。
おそらくこれはキリスト教由来の反ユダヤ主義が混ざっているからだろう。
ユダヤ教はそもそもイエスを預言者だとすら認めないし。
✞煉獄のカレイドスコープ✟ブログより
”クルアーン(コーラン)には、イスラム圏で「ダジャルと呼んでいる反キリストはユダヤ人で一つ目である」と、はっきり書かれています。「一つ目」というのは、何かの象徴でしょう。”
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
反キリストは「一つ目」のユダヤ人
は?
調べたらクルアーンじゃなくてハディースからばかりなんだけど?
カトリックのカレイドスコープ(と部下の一人の笑い男)は
ユダヤ教徒だとわざと嘘をついているか、
無知及び解釈能力不足でそうなったか、
そもそも資料が間違っていた、と私は結論。
クルアーンの全訳読んだら報告予定。
ハディースは全文は無理。
”1) The Holy Prophet (SAWS) has informed that Dajjal will be a Jew.”
http://hamditabligh.web44.net/LastTTimes/Zaki/English/dajjal_is_coming.htm
を一部、カレイドが誤訳している。
”まず、CHAPTER 1の「TRADITIONS ABOUT DAJJAL」(ダジャルの言い伝え)を翻訳してみましょう。
1)聖なる予言者は、「ダジャルはユダヤ人である」と伝えている。”
willの意味知ってる?
「~である」(断言)と
「~だろう」(推論含む)だと全然違うだろうが!
ムハンマドだから未来形も確定だって?
でもムハンマドは「人間」だからね?
しかもダジャルがクザア部族の人(ユダヤ教徒ではない)に似ていると言ったのも預言者だからね?
カトリックだからユダヤ陰謀論のために捻じ曲げたのだろう。
偶像崇拝する部族の人に似ているといわれるダジャルが偶像崇拝否定のユダヤ教徒ではないだろう。
あと、仮にクルアーンに明確にユダヤ教徒ってあったら、
ハディースにそれを否定する箇所は出てこないのでは?
あと、カトリックは明確に反キリストだからね?
だって聖書のイエスの言葉を守ってないもんね!
同人誌、二次創作が教義になり、それを否定する聖書の文言は無視だもんね!
イスラームだとハディースがクルアーンより上に来るなんて絶対にないからね!
カレイドがwillを訳し忘れる時点で英語力が低すぎる。
反論したいなら、ダジャルがユダヤ教徒だと明言している記述がクルアーンの何章何節にあるかはっきりと引用して(アラビア語でなくていいです)書いてください。
元の英文がwillなのは、ユダヤ教徒を引き連れている記述から推測されるという意味なのでは?
ユダヤ教徒説を否定したので、次はどちらの目かどうか。
英語版ウィキにあるハディースの引用によると、
ムハンマド
「ダジャルは右目が見えない。両目はふくらんだブドウのようである」
アリー
「ダジャルの右目はつぶれているだろう。左目は額まで上がっているだろうし、星のように輝いているだろう」
(額に一つ目=左目があり星のように輝くって、あの1ドル札のプロヴィデンスの一つ目じゃん!
あのデザインは元はインド・イランの拝火壇だし、ダジャルはイランがらみだ)
ダジャルはあくまで擬人化された比喩だという解釈や、人の心に現れるとする解釈もある。
左目陣営の可能性が高い。
しかし、両方見えない説などあるので注意しないといけない。
ハディースは複数の言い伝えがあるのがふつう。
この異説を排除しないのがイスラムの姿勢。
タルムードもさまざまな説、解釈を併記する。
” 終末の大きな前兆——ダッジャール
「導き手=救世者」の出現後、イーサーの降臨よりも前に、神を騙る偽救世主ダッジャールが出現する。「ダッジャール(Dajjāl)」という名は、「真実を覆うこと、隠すこと」を意味する” dajal”の派生語であり、「大嘘つき」を意味する。審判の日に至るまで、ダッジャールより大きな試練はなく、これまで遣わされたすべての預言者はダッジャールについて人々に警告した。
ダッジャールは、「導き手」が到来し、その当時不信仰者の手に落ちているとされるコンスタンティノープルをムスリムが陥落させた後に、「東方」から出現する。伝承によっては、ホラーサーンからともエスファハーンからとも言われる。また、彼自身、エスファハーンのユダヤ教徒のなかから現れるとも、彼にエスファハーンのユダヤ教徒たちが付き従うとも言われる。ダッジャールの正体は、人間であるとも悪魔(ジン)であるとも言われる。
彼は預言者を自称し、その後に神を自称する。地上のあらゆる土地におもむき、奇跡を見せて人々に追従を求めるが、天使が護衛につくマディーナとマッカには入ることはできない。伝承によっては、エルサレム、そしてダマスカスにも入ることはできない。彼に従った者は栄え、彼を拒んだ者はすべての富を奪われる。
彼は水——あるいは楽園——と火を所持するが、人々の目に水と見えるものは実は火であり、火に見えるものは実は水——あるいは楽園——である。そのためムハンマドは、ダッジャールの時代を生きるムスリムは、彼が持つ火のなかに飛びこむよう助言した。
ダッジャールは腐ったぶどうのような盲の片目——両目とも盲であるとも、片目が盲で片目に疾患があるとも言われる——と、縮れた髪を持ち、両目のあいだに「不信仰者」あるいは「不信仰」を意味する「カーフ(k)、ファーウ(f)、ラーウ(r)」の文字が書かれている。すべての信仰者はこの文字を読むことができるが、不信仰者は読むことができない。
ダッジャールの試練を避けることができるのは一万二千人の男と九千人の女だけだと伝えられる。彼は、地上に四十日、あるいは四十カ月、あるいは四十年のあいだとどまるが、その後、降臨したイーサーに殺される”
松山洋平『イスラーム神学』pp. 408-409
※イスファハーン=エスファハーン。
イランの都市。エスファハーン州の州都。テヘランの南約340kmに位置する。
「エスファハーンは世界の半分
(Esfahān nesf-e jahān ast、エスファハーン・ネスフェ・ジャハーン)」
で有名。
ホラーサーン=イラン東部の州。
ぐだトマト @pteras14 7月29日
イエス風に言うと、「予め言っておく
が」ダジャル君側は最初から負け組側
だから、その辺よ~く注意して創作
活動した方が良いんじゃないかな?
あ!ダジャル君が何か分からない人は
自分でググって調べてね!♡
ドラクエ、11番目だから
夜勤と坊主の意味で良かったのかな?w
"ニューエイジ"という言葉の初出は
メイソン教だと罰缶は言ってたけど、
これを一躍有名にしたのは部落派憑子
ちゃんというのが罰缶の公式見解。
"アクエリアンエイジ"の初出は
憑子ちゃんクラブ三代目の有栖部絵里
ちゃんだけどね。
グノーシス主義というか黎明期キリス
ト教異端もヴァレンチノス派、
モンタノス派とあって、
後にカタリ派
が出てくるけど、メイソン教がやたら
とご執着なのはカタリ派の方なのよね。
イギリスメイソン教が基本おフレンチ
のユグノー教徒の残党で、そいつら
を基地外老ニュートンが取り込んだ
天空のS価フローネもニュートンが
ラスボスだしねw
しかしカソリックとプロスタントカル
トの内ゲバに無関係な他国や他者を
巻き込まないで欲しいね。
イスラームにダジャル君が登場してる
という事は、脂ハム三兄弟は確信犯。
グノーシス主義自体も実際はバラモン
教のヨーガまんまだから、アレキサン
ドリア経由でインド&イランから輸入
したと考えるのが妥当。仏教学では
ロザリオの元ネタが数珠なのは常識
だし。
新訳のパウロ君の日記にも元々
アレキサンドリアにはキリスト教の
別派閥のアポロ君が居て、パウロ教
の布教に失敗したと言ってるしね。
パウロ君がローマに行く前に変な
夫婦がローマでテロリスト扱いされ
てたから、パウロ教から派生した
カソリック以前に別流派があったの
だろう。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
英語のプロビデンスの目のWikiの 編集者同士の掲示板で面白い投稿が。 イスラームのハディースにダジャル という一つ目の偽預言者の伝承が あるらしい。 イスラームの神学者に拠ると三角目玉は ダジャルの目の事らしい。 日本ではねこたさんが話題にしてる カレイドなんとかぐらいしか扱ってないが、カレイドはダジャルを ユダヤ人としているが、英語版では クザア部族の出身と書かれている。 ハディースに拠ると、 「ダジャルはアッラーではない。 何故ならアッラーは一つ目ではない からだ」 とある。
ところでユダヤ教の偽預言者は アルミルスと呼ばれている。 ローマの創始者のロムルスを もじっているとも言われているが、 一説ではその語源はゾロアスター教の 邪神「アンラマンユ」ではないか とも考えられている。
@lakudagoya ハディースのアッラーの発言で こんなのが: 「ユダヤ教やキリスト教では教えて ない偽預言者の㊙︎情報を特別に アッラーが明かそう!」 「実は偽預言者ダジャルは一つ目 なのだ!」 ちょw、アッラーww
ちなみにハディースに拠ると ダジャルの潰れてる方の目は 右目らしい…… 1777年のフリーメイソン設立とは なんだったのか……
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei ちょwアッラーwwwムスリムだけに出血大サービスですな。私はイスラーム世界にある聖書ネタの口伝やハディースの伝統など面白いと思ってるんですよね。割と西洋の耶蘇教世界にはないネタがあったりしそうなんです。それはタルムードもそれで興味があり。
@FeydoTaitei 私は、欧州のフリーメイソンなどの秘教の流れはイスラームから来てるんではないか?と見てます。西洋秘教伝統のシンボリズムとスーフィズムのシンボルかぶりますしね、クリスチャン・ローゼンクロイツの留学先はモロッコとかシリアとかスーフィズムの聖地ですわい。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya どーも、イスラーム設立以前のあそこの 土着宗教(つまりバビロン、アッシリア、 ペルシャ、ギリシャ、ローマの宗教) に秘密がありそうですね。 ハディースの成立が一番遅いので 1000年代だとすると、フリーメイソン 創立の1777年より前に目玉野郎が暗躍していた事実は驚異ですぞ。
後、一つ目で怪しいのがケルトの バロールと北欧のオーディン。 ちなみにウラヌスの子供の サイクロプスとヘカトンケイルは アーリアのミトラとヴァルナに そっくり。
実はヴェーダではミトラは一つ目、 ヴァルナは無数の目で隠喩されてるん ですね。 昼間は太陽一個だけしか見えない=ミトラ 夜間は星が一杯=ヴァルナ。 両方とも「空」の形態ですね。 ギリシャでは「天空」神ウラヌスの 子供ってオチ。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei ミトラちゃんは一つ目なんですか。知らなかったです。インドのカーストがなぜ夜=星であるヴァルナとされてるのか?そのあたりが不思議ですね。ミトラ=一つ目とくるとふりーそーめんがユダちゃんじゃなくて、アーリア思想持ってる理由がわかりますね。
@FeydoTaitei たしかに驚異かも知れません。でも中東にはファティマの手や目玉のお守りがあるのでは?セム系のアブラハムの宗教の背後には、アーリア宗教ってきわめて秘密がありそうですね。本当にアーリア人(笑)なんていたんでしょうか?
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya 更に気になるのが、イスラームの伝承 ですと、ダジャルの部下にはイスファハン 出身の7万人のユダヤ人がいるらしいん ですね。 で、イスファハンってのはイランに あるんですねw
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei そうそうwイスファハーンなんですよね。素敵なモスクがあるとこ。セム系宗教って本当にアーリア系宗教を敵に回してますよね~?(笑)イスラームの勃興だってサーサーン朝ペルシャの破壊を狙ってましたし。何でここまでセム系ってアーリア系を嫌うのでしょうか?
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya 多分、昼と夜は永遠と闘い続けねばならない という思考なんでしょう。 で、この闘いの原動力が時の神こと クロノス=ズルワーン=ウパニシャッドの 創造神「死」。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei そうなんですか。へえ、ウパニシャッドの創造神ってズルワーンの事だったんですね。ズルワーン神学では、アフラマズダーとアーリマンの親ですよね。ロードスの一応のラスボスがカーラ(時間)だったのもそういう意味なのですね。時間の属性を持つキャラに要注意。
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
ウパニシャッドには「死」としか 書かれてないので、厳密には ズルワーンではないのですが、 ズルワーン自体はこの「死」 から派生してると思われます。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei なるほど~興味深いですね。賢者の石の永遠の命の話もそこから出てそうですねw
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei ドラゴンランス伝説で最後、レイストリンという(過去と現在の主、砂時計の目)をした魔術師が神になる話があるんですけど、そいつが支配してる「未来」が(この作品も多次元宇宙論です)死んだ世界なんですよね。ということは、ウパニシャッドにかなり忠実に描かれてる?
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya キリスト教というか、教会や帝国が 頑張り過ぎちゃったせいで、他の 物語が存在しないから、皆んな同じ 元ネタからパクってるから似通った 作品しか出来ないんですね。 アニメで言うジブリ病、庵野病みたい なものですね。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei たしかにそうですね。でもメイソンのイラン人でもインド人でもないのにアーリア思想好きって異常に見えますよ?イエイツだってウパニシャッドにハマってたそうですし、おめー関係ねーぢゃん!みたいなw
Frederich Ⅹ @6thCrusader 6月8日
@lakudagoya @FeydoTaitei メーソンは教会嫌いだから別の所に拠所が欲しかったってのがあるのと、ヨーロッパに昔からある東方コンプレックスの変種だと思う
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@6thCrusader @FeydoTaitei ああ、キリストの代わりに賢者のイメージのザラスシュトラを持ち上げたりですね(笑)この東方コンプレックスをこじらせて、アーリア人(笑)みたいな観念をでっち上げたのか。19世紀末の中産階級とかいいですよね~こういう中二病信じれてw
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya @6thCrusader インドラやルドラのシヴァが デーヴァ=文明神であることを 考えると、ナイルの氾濫じゃない ですけど、水っぽい奴=文明=「死」より 強い!(キリッ! って発想なのかもしれない。
帰ってきた魔法使いハンターねこた @lakudagoya 6月8日
@FeydoTaitei @6thCrusader 何でやつらって文明生活享受しつつ、アスラちゃんみたいなのが好きなんですかねぇ?謎過ぎるw
フェイド大帝 @FeydoTaitei 6月8日
@lakudagoya @6thCrusader とは言えども、当時の西洋人にとったら プラトンを凌駕する賢者が褌一丁で 氷山に引き篭もって氷の上で 変な方向に体ひん曲げてたら 衝撃ですよ?w 奴ら牛の小便も飲むしw
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
お年玉3つ ①明治18年にできた初詣は伝統じゃねーよ!
②修験者の法螺貝はインド起源。埴輪の帽子もユダヤと無関係。マイナス検索が大事。
③『ヨーガの哲学』と良ツイート集
(ctrl f で出るボックスに「Dajjal」入れてみてください。
Talk:Eye of Providence
https://en.wikipedia.org/wiki/Talk:Eye_of_Providence
Banu Khuza'a
https://en.wikipedia.org/wiki/Banu_Khuza%27a)
イスラム圏でのメーソン禁止についての英語版ウィキの要約と『グノーシスの神話』
”カトリックは教会法(≒教義)でメーソン入会禁止。
初期メイソンはユダヤ教徒入会禁止。
ほとんどのイスラム圏ではメーソン自体が禁止。
必然的にメーソンはプロテスタントだらけになる。
メーソンがイスラム圏で禁止なのはイスラムをプロテスタント化させる秘密部隊だからでしょう。
英語版ウィキの反メーソンの項目の要約。
誤訳があったら教えてください。
カトリックの12世(ローマ教皇)が、フリーメイソンを排斥する初めての教皇文書「イン・エミネンティ」(1738年)が発令すると、
オスマン帝国のスルタンであるマフムト1世もメーソンを違法にし、メイソンを無神論とみなす。
フランス系の大東社の反教会と無神論傾向が強まるとでさらにメーソンへの圧力が強まる。
第一次大戦後、イギリスの影響下でイラクにいくつかロッジができる。
が、1958年のクーデターでイラクは王政から共和制に移行すると、メイソン許可証が無効となり、その後の法律で禁止。
イラクのサダム・フセインがメーソン含むすべてのシオニスト団体への弾圧強化。
イスラム圏での反メーソン陰謀論は、反ユダヤ主義と反シオニズムと強く結びついている。
ダジャル(イスラムの偽救世主)と結びつけられることもある。
イスラム教徒の中には、メーソンがユダヤ教徒を支援し、目的の一つがエルサレムにソロモン神殿を再建し、アル=アクサー・モスクを破壊することにあると考えるものがいる。
ハマースはメーソンだけでなくロータリークラブも類似団体も禁止。
イスラム教徒が多い国の多くがメーソン系組織の設立を禁止。
イスラム圏でメーソンロッジがあるのは、
トルコ、モロッコ、レバノン、マレーシア。
トルコとモロッコにはグランドロッジがある。
レバノンとマレーシアにはグランドロッジの保証の元で地方グランドロッジ(District Grand Lodges)がある。
(ハマースは、イスラーム主義を掲げるパレスチナの政党でスンニ派原理主義。
ムスリム同胞団のパレスチナ支部を母体として創設。
イスラム圏のメーソン陰謀論もキリスト教圏のユダヤ陰謀論と同じ設計図。用語を少し入れ替えるだけ。
広まるきっかけの本がありそうだけどアラビア語が読めないから断念。
ローマ教皇が出したメーソン叩き文書の劣化コピーっぽいけど。
第一次世界大戦後のオスマン帝国の解体により、3つの州(副地区)から成るオスマン領イラクはイギリスの支配下に置かれイギリス委任統治領メソポタミア(British Mandate of Mesopotamia)となった歴史があり、英国系メーソンロッジができた。
共和制になったイラクがメイソン禁止して、フセインがさらに強化。
イラクが徹底的に攻撃された理由の一つ。
イラクの英米系WASPロッジを潰したことへの復讐。
モロッコは元フランスの植民地。
現在のレバノンから到来したフェニキア人が現在のチュニジアあたりにカルタゴを建設し、モロッコ沿岸部にも港湾都市を築いたからメーソンが超必死なのかも。
トルコがメーソンOKなのは当然。
トルコ建国の父ケマルがメーソン=新キリスト教だから。
彼がトルコを脱イスラーム化しキリスト教化させた。
レバノンではキリスト教マロン派(マロン典礼カトリック教会)が先祖がフェニキア人だと主張しているのが気になる。
マロン派はフランスと密接で、レバノン大統領はマロン派から選ばれる習慣らしい。
日産ゴーンがマロン派ということは彼はフェニキア人の子孫かつ教義がカトリック。
教会用語や祈祷書が古シリア語やアラビア語。バチカンから独立していることが重要。
マレーシアは華僑関係だろうね。
日本は東アジアなのに華僑系の陰謀情報が少ないのが露骨だね。
レオ13世は『フマヌム・ゲヌス』にて、メーソンが下位メンバーにすら上層部の情報を教えないことを非難し、マニ教と同じシステムだと非難。
わざわざマニ教という固有名詞をだした理由は本記事後半の記事でよくわかるでしょう。
でも、カトリックも下位メンバー=信者には上層部がやっていることを教えないよね。
真のトップの名簿も明かしていないよね。
ローマ法王はあくまで看板。
そもそもメーソンがカトリックの支配システムを取り入れているからね。
英語が読めないと本当に損だなあ。
日本語訳されていない英語文を読めるようにあがくのが一番手っ取り早く英語力がつくよ。
知らない単語はドラッグして検索し、画像検索もして映像とともに意味を記憶する。
フェイド大帝 @FeydoTaitei15年6月25日
@lakudagoya
メイソン嫌いの法王レオ13世に
よるとメイソンもマニ教も
秘密主義で例えば組織のトップの
名簿を一般公表しない事が気に
食わなかったらしい。
http://w2.vatican.va/content/leo-xiii/en/encyclicals/documents/hf_l-xiii_enc_18840420_humanum-genus.html)
カトリックはメーソンはマニ教を真似ていると指摘して禁止
しているので当然マニ教が警戒された理由も知っておくべきなので↓読書メモも載せておく。”
http://yomenainickname.blog.fc2.com/blog-entry-159.html
How did Masih ad-Dajjal lose his eye?
https://mythology.stackexchange.com/questions/858/how-did-masih-ad-dajjal-lose-his-eye
”
Narrated 'Abdullah bin 'Umar:
Allah's Apostle said. "While I was sleeping, I saw myself (in a dream) performing Tawaf around the Ka'ba. Behold, I saw a reddish-white man with lank hair, and water was dropping from his head. I asked, "Who is this?' They replied, 'The son of Mary.' Then I turned my face to see another man with a huge body, red complexion and curly hair and blind in one eye. His eye looked like a protruding out grape. They said (to me), He is Ad-Dajjal." The Prophet added, "The man he resembled most is Ibn Qatan, a man from the tribe of Khuza'a. "
Source: Translation of Sahih Bukhari, Book 88: Afflictions and the End of the World, Volume 9, Number 242
”
※resemble
=似ている、ように見える(appear like)
(他動詞なのでtoは不要)
※Sahih Bukhari=サヒーフ・アル=ブハーリー
=スンニ派の6つの主要なハディース集の一つ。ハディース学者のブハーリーによって収集された。
『サヒーフ・ムスリム』と並び、最も権威あるハディース。この二つのハディースにある伝承は原則的に真正であるとみなす。
ハディース学では、信憑性によって、サヒーフ (真正)、ハサン(良好)、ダイーフ(脆弱)などの分類を行う史料批判を行う。
なおこのハディースは牧野信也による、『ハディース イスラーム伝承集成』の書名の全訳がある。
なお私もサヒーフ (真正)、ハサン(良好)、ダイーフ(脆弱)のような分類法を使っている。
”I would like to quote a Hadith from Sahih Muslim,
It is narrated on the authority of ‘Abdullah b. Umar that one day the Messenger of Allah (may peace be upon him) mentioned in the presence of people about al-Masih al-Dajjal. He said: Verily Allah (hallowed be He and High) is not blind of one eye. Behold, but the Masih al-Dajjal is blind of right eye as if his eye is like a swollen grape, and the Messenger of Allah (may peace be upon him) said: I was shown in a dream in the night that near the Ka’bah there was a man fair-complexioned, fine amongst the white-complexioned men that you ever saw, his locks of hair were falling on his shoulders. He was a man whose hair were neither too curly nor too straight, and water trickled down from his head. He was placing his bands on the shoulders of two persons and amidst them was making a circuit around the Ka’bah. I said: Who is he? They replied: Al-Masih son of Mary. And I saw behind him a man with intensely curly hair, blind of right eye. Amongst the persons I have ever seen ibn qatan has the greatest resemblance with him. He was making a circuit around the Ka’bah by placing both his hands on the shoulders of two persons. I said: Who is he? They said; It is al-Masih al-Dajjal. (Book #001, Hadith #0324)
Sahih Muslim: (Book #001, Hadith #0324) (Book #001, Hadith #0327)
Sahih Bukhari: (Book #55, Hadith #649) (Book #55, Hadith #650) (Book #87, Hadith #153) (Book #87, Hadith #153) (Book #88, Hadith #242)
This Hadith has been narrated in slightly different detail in all the other Sahih hadith I have referred above. But all of them have Abdul Uzza Ibn Qatan as a common reference.
Now, Who is Ibn Qatan? Abdul Uzza Ibn Qatan was a man from the al-Mustaliq tribe of Khuza’a, who died in the pre-Islamic times, and the Prophet (pbuh) referred to him as to have a greater resemblance with Dajjal. With this said, calling dajjal a system and interpreting blindness in one eye as spiritual blindess etc, are meaningless.
I would like to mention a few of those ideas which are commonly spread among people, about the Dajjal.
• Most people believe that Blind in One Eye means ‘Internal Blindness’
• Some people even say that Dajjal is in fact the Western Culture, i-e- Materialism
• Some people call the Television a Dajjal, seeing how it appears like a One-Eye, etc.
Whatever the issue may be, the above hadith clearly denies all of them. Dajjal will be a Being in Human Form, and Not a System.”
付録1 ムハンマド(Prophet Muhammad)
http://saudinomad.karuizawa.ne.jp/muhammad.html
”4.1.1メッカ支配者となったクサイイ(Qusayy as Meccan Ruler)
キリスト暦の4、5世紀頃まではカアバ神殿(Ka'bah or Kaaba)*の主神偶像フバル神(Hubal)*を持ち込んできたイスマーイール族(Isma'ilite)*のアラブ部族であるクザー’ア族(Khuza'ah)*がメッカ(Mecca)を支配してきたが、もう一つのイスマーイール族(Isma'ilite)で、後にクライシュ族(Quraysh)*がメッカで支配力を増し始めた。そのクライシュ族の部族民の1人が神の最後の預言者に選ばれた。
クライシュ族のクサイイ(Qusayy, c. 400 - 480)がクザー’ア族(Khuza'ah)の族長の娘と結婚し、後にメッカの統治者でカアバ神殿(Ka'bah or Kaaba)*の守護者となった。クサイイは聖地に住むクライシュ族とその外に住む者達の両方を支配した。クサイイは能力のある統治者でカアバ神殿の周囲に同心の環状地帯を作り、住人をそれぞれの社会的な階級によって決められた環状に割り当て、メッカの市作りを行った。この割り当てでは地位の高い者達から「古代の家(Ancient House)」の近くに住む様に決められた。そしてその痕跡は最近の数十年(20世紀)の都市計画の到来までは実際に見つけられていた。”
その4 近代化する聖地メッカ
(No. 4 Modernizaing Holy City of Mecca)
http://saudinomad.karuizawa.ne.jp/mecca.html
”クザー’ア族(Banu Khuza’a or Banu Quda’a)*はラフム朝の苦難(Trials of Lakhmids)の後、イエメン(Yemen)を追放され、ラフム朝(Lakhmid Kingdom, 266 - 602)*南部のイラク(Iraq)サマワ(Samawah)に定住していた。
(注) ラフム朝の苦難(Trials of Lakhmids)とは「シャープール二世(Shapur II, 309 – 379)が捕虜達の肩に穴を開け、ロープを通して数珠繋ぎにした」と云う325年のラフム朝へのサーサーン朝(Sassanid, 226 - 651)による侵攻だと私は思う。
ハリサ アムル ビン ムザキバ(Haritha Amr binMuzaqiba)としても知られるクザー’ア(Khuza’a)はアズド カハタニ族(Azd Qahtani)の主要一族の長であり、マール ザハラン(Mar al-Zahran)に来るまでヒジャーズ(Hijaz)を自分の一族と流浪していた。クザー’ア族(Banu Khuza’a or Banu Quda’a)*はメッカ谷(Mecca Valley)とその井戸をアマレク人(Amalekites)*と関係のあるジュールフム族(Banu Jurhum)*から奪い取った。それまでのメッカ(Mecca)の住人だったジュールフム族(Banu Jurhum)はメッカ(Mecca)を追い出され、カアバ神殿の守護権も失った。その時期はハッキリはしないが、遅くとも4世紀の終わりでまでである。
クザー’ア族(Banu Khuza’a or Banu Quda’a)*の族長アムル イブン ラヒ クザ‘イ(Amr ibn Lahi ak-Khuza’i)*はフバル(Hubal)*と云う名の偶像神をシリア(Syria)から持ってきて、自分の支配の継続と云う意味でフバル神を遇するためにカアアバ神殿(Kaaba)に持ち込んだ。フバル神(Hubal)は長いあごひげをした老人の形をし、紅玉髄(Camelian)で作られていたが、その右手は切り取られていた。
5世紀にクザー’ア族(Banu Khuza’a)はカアバ神殿(Kaaba)守護の権威を失くし、族長の娘婿で同盟しているクライシュ族(Quraysh or Quraish)族長クサイ イブン キラブ(Qusayy ibn Kilab ibn Murrah)*に義父を引き継ぐ形で譲った。ほとんど確実な事はアドナーン(Adnani)系統のクライシュ族(Qurayshiyya)がカハタニ(Qahtani)系統のクザー’ア族(Banu Khuza’a)に取って代わって古代聖地の守護者となったことである。クザー’ア族(Banu Khuza’a)から引き継いでクライシュ族(Quraysh or Quraish)*の主神の1つとなったフバル神(Hubal)の切り取られていた右手はクライシュ族によって黄金の腕で修復された。
クサイはその聡明さで偉大な名誉と高名を自分の部族にもたらしたと評価されている。クサイは荒廃していたカアバ神殿を再建し、神殿の周囲に同心の環状地帯を作り、住人をそれぞれの社会的な階級によって決められた環状に割り当て、メッカの市作りを行った。クサイは又、アラビア半島で最初の政庁舎(Town Hall)を建設したことでも知られている。異なった一門の家長達がこの政庁舎で社会的、商業的、文化的、政治的問題を議論するために会合を開いた。先見の明のあるクサイは法律を作り、市民から税金を徴収し、メッカを訪れる巡礼達が食料と水を受け取れる様にもした。
この様にしてメッカを制圧したクライシュ族は熟練した商人や交易業者にもなった。6世紀になると世界の他地域での戦争で交易路が危険の多い海路からより安全な陸路に変り、クライシュ族も利潤の多い、香料貿易に参加した。ビザンティン帝国(Byzantine Empire)*はそれまで紅海を支配していたが、海賊が増えその支配に陰りが出て来た。アラビア湾からチグリス・ユーフラテス川(Tigris-Euphrates River)を経由するもう一つのそれまでの交易路もササン朝(Sassanid Empire, 224 - 651)*の搾取やラフム朝(Lakhmids, 266 - 602)*およびガッサーン朝(Ghassanids, 3rd Century - 636)*による妨害さらにローマ・ペルシア戦争(Roman-Persian War, 92 BC – 627 AD)*によって脅かされた。安全な陸路の交易中心としてのメッカの卓越さ(Mecca’s Prominennce)はペトラ(Petra)*やパルミラ(Palmyra)*の両都市を凌いでいた。
6世紀半ばまでに北部アラビアには3つの大きな定住地があり、3つとも東の広大な砂漠と海岸の間ある紅海の西岸に沿った居住可能な地域にあった。この地域はヒジャーズ(Hejaz)と呼ばれ、水のあるオアシス(Oases)の周囲に発展した定住地に特徴がある。ヒジャーズ中央にあるのがヤスリブ(Yathrib)で、後に「ムハンマドの市(Madinatun Nabi or City of Prophet)」に因んでマディーナ(Madinah)と改名された。ヤスリブ(Yathrib)*の南400kmに位置する山岳都市がターイフ(Ta’if)であり、その北西にメッカ(Mecca)がある。メッカの周囲の地域は完全に不毛であるけれども、有名なザムザムの井戸(Zamzam Well)*から湧き出る豊富な水と主要隊商路の交差点の位置にあった為に3つの定住地の中では一番裕福であった。”
The Dajjal (Anti-Christ)
http://www.discoveringislam.org/anti-christ.htm
” 3. The Dajjal's Parents
The following weak Hadith is reported by Abu Bakara: "His father will be tall and thin and his nose will be pointed like a beak, while his mother will be fat with two long hands. They will both remain thirty years without a child. After thirty years, a son with visual impairment in one eye, biting teeth and of little benefit will be born to them whose heart will remain awake while his eyes sleep." (Tirmizi)
4. Dajjal's Physical Description & Characteristics
Based on the Hadiths listed below, some of them could be weak Hadiths, the Dajjal (Anti-Christ) is relatively young1, fat man2, reddish in complexion3 , with a broad chest 4,and biting teeth5. He resembles Abdul Uzzah bin Qatad from the tribe of Khuza'a.6 His head will have coarse, curly hair8 . He has a hairy body7. On his forehead, the Arabic letters ك (ka), ف (Fa), ر (Ra) (which mean unbeliever) will be appear written between his eyes which every believer will be able to clearly see and read, regardless of whether the believer is literate or illiterate 9. He has a shining forehead10.. He walks briskly11. He has no children.12
…
Many Hadiths state that the Dajjal (Anti-Christ) is Awar which means having one or two eyes deformed /disfigured:
- Most Hadiths indicate that the right eye is the seriously deformed /disfigured one; but some Hadiths indicate that it is the left eye.
- Most of the Hadiths that indicate both eyes are deformed /disfigured seem to portray that the condition of the right eye is more serious to the extent that he is most likely blind in his right eye, while the left eye is not blind, but just looks ugly.
However, the Dajjal does NOT necessarily have to be have physically Awar. It is possible that the word Awar, numerically, tells us something distinctive about the Dajjal.
Abdullah ibn Umar narrated that Allah's Messenger صلى الله عليه وسلم stood up amongst the people and then praised and glorified Allah as He deserved and then he mentioned the Dajjal, saying, "I warn you of him, and there was no prophet but warned his followers of him; but I will tell you something about him which no prophet has told his followers: Ad-Dajjal is Awar (has a deformed eye) whereas Allah is not." (Sahih Bukhari )
Ubada ibn Saamit narrates that the Prophet صلى الله عليه وسلم said, "I have explained Dajjal to you, but I fear that you might not have understood. The Dajjal Messiah (False Messiah) will be short and his legs will be crooked. The hair on his head will be Aja'd (coarse and curly). He will be Awar (has a deformed eye), while his other eye will be flat. It will be neither deep, nor protruding."
Ibn Umar narrates from the Prophet صلى الله عليه وسلم regarding Dajjal (AntiChrist), "…red complexioned, fat, with coarse hair, Awar (has a deformed eye) in the right eye which looks like a bulging grape." (Sahih Bukhari)
" The Dajjal will be Awar (has a deformed eye) in the right eye. He will have thick hair on his body ...." (Sahih Muslim)
…
Several Hadiths mention the Dajjal will have particular influence over women.
We think his staunchest followers will most likely be Zionist Jews/Christians, and possibly some of the Shia.
The following Hadith has been reported in several variations, among them:
1. Version 1:
حدثنا منصور بن أبي مزاحم حدثنا يحيى بن حمزة عن الأوزاعي عن إسحق بن عبد الله عن عمه أنس بن مالك
أن رسول الله صلى الله عليه وسلم قال يتبع الدجال من يهود أصبهان سبعون ألفا عليهم الطيالسة
Anas bin Malik said that the Prophet (صلى الله عليه وسلم) said "Seventy thousand of the Jews of Isfahan (a city in Iran) will follow the Dajjal, wearing Tayalisa (type of hoods or turbans)." ( Sahih Muslim)
2. Version 2:
حدثنا محمد بن مصعب حدثنا الأوزاعي عن ربيعة بن أبي عبد الرحمن عن أنس بن مالك قال
قال رسول الله صلى الله عليه وسلم يخرج من يهودية أصبهان معه سبعون ألفا من عليهم التيجان
Mohammad bin Musab said that the Prophet (صلى الله عليه وسلم) said: " Seventy thousand from the Jews of Isfahan (a city in Iran) wearing Al-Tijan (crowns or turbans) will come out with the Dajjal." (Musnad Ahmad and Tabarani)
3. Version 3:
أبي سعيد الخدري قال : قال رسول الله صلى الله عليه وسلم : يتبع الدجال من أمتي سبعون ألفا عليهم السيجان
رواه البغوي في "شرح السنة"، ورواه عبد الرزاق في "مصنفه"
Abu Saeed Al-Khudri said that the Prophet (صلى الله عليه وسلم) said: " The Dajjal will be followed by seventy thousand from my Umma (nation of Muslims) wearing Al-Sijan (type of hoods or turbans, associated with Sijistan, known today as Sistan, in Iran). " (Al-Baghawi and Abd-Al-Razzaq)
3. Version 4:
حديث أبي هريرة رضي الله عنه؛ قال: سمعت رسول الله صلى الله عليه وسلم يقول
لينزلن الدجال خوز وكرمان في سبعين ألفا وجوههم كالمجان المطرقة
رواه الإمام أحمد وإسناده حسن
Abu Huraira said that The Prophet (صلى الله عليه وسلم) said: " The Dajjal will go down to Khuz (lands east of Iran) and Kerman (region in Iran) with seventy thousand (soldiers) whose faces look like flattened shields." (Musnad Ahmad)
4. Version 5:
حدثنا محمد بن بشار وأحمد بن منيع قالا حدثنا روح بن عبادة حدثنا سعيد بن أبي عروبة عن أبي التياح عن المغيرة بن سبيع عن عمرو بن حريث عن أبي بكر الصديق قال
حدثنا رسول الله صلى الله عليه وسلم قال الدجال يخرج من أرض بالمشرق يقال لها خراسان يتبعه أقوام كأن وجوههم المجان المطرقة
Abu Bakr Al-Siddiq (r.a.) narrated that The Prophet (صلى الله عليه وسلم) said: "The Dajjal emerges from a land in the East called Khorasan (region that includes Northeastern part of Iran, Afghanistan, , parts of Pakistan, Uzbekistan and Tajikistan, etc.). He will be followed by people whose faces are like flattened shields." (Tirmizi, Ahmad, Ibn Maja, and Al-Haakim)
There are some narrations that the followers of the Mahdi will emerge from Khorasan. This should make us more cautious about accepting the story that links the Mahdi to Khorasan because it seems like both the Mahdi and the Dajjal are linked to Khorasan.
”
Al-Masih ad-Dajjal
https://en.wikipedia.org/wiki/Al-Masih_ad-Dajjal
”Al-Masih ad-Dajjal (Arabic: المسيح الدجّال Al-Masīḥ ad-Dajjāl, "the false messiah","liar" or "the deceiver") also referred to as "the anti-christ" is an evil figure in Islamic eschatology.[1] He is to appear, pretending to be al-Masih (i.e. the Messiah), before Yawm al-Qiyamah (the Day of Doom). He is to be an anti-messianic figure, comparable to the Antichrist in Christian eschatology and to Armilus in medieval Jewish eschatology.
Name
Dajjāl is an adjective of Syriac origin.[2] It is also a common Arabic word (دجال) whose root is dajl meaning "lie" or "deception". Al-Masīḥ ad-Dajjāl, with the definite article al- ("the"), refers to "the deceiving Messiah", a specific end-of times deceiver. The Dajjāl is an evil being who will seek to impersonate the true Messiah.
The name Dajjal also is rooted in an Arabic word dajel, which means "to gold plate" or "to coat in gold". It is derived from word meaning "to mix".
Hadith
According to hadith, Muhammad is said to have prophesied that the Masih ad-Dajjal would be the last of a series of thirty Dajjal or "deceivers".[3]
Muhammad is reported to have said:
Ad-Dajjal is blind in the right eye and his eye looks like a bulging out grape.[4]
Ali was reported to have said:
His right eye will be punctured, and his left eye would be raised to his forehead and will be sparkling like a star. Only the believers will be able to read the word "Kafir" [disbeliever], inscribed in bold letters, on his forehead. There will be big mountains of smoke at both front and backsides of his caravan. People will anticipate food within those mountains, during the severe famine. All rivers, falling in his way, will become dry and he will call upon people in a loud voice, "O my friends come to me! I am your lord who has made your limbs and given you sustenance."[5]
Muhammad is reported to have said:
If he comes forth while I am among you I shall be the one who will dispute with him on your behalf, but if he comes forth when I am not among you, a man must dispute on his own behalf, and Allah will take my place in looking after every Muslim. Those of you who live up to his time should recite over him the opening verses of Surat al–Kahf, for they are your protection from his trial. We asked: How long will he remain on the earth? He replied: Forty days, one like a year, one like a month, one like a week, and rest of his days like yours. We asked: Messenger of Allah, will one day's prayer suffice us in this day which will be like a year? He replied: No, you must make an estimate of its extent. Then Jesus son of Mary will descend at the white minaret to the east of Damascus. He will then catch him up at the gate of Ludd and kill him.[6]
Muhammad is reported to have said:
The flourishing state of Jerusalem will be when Yathrib is in ruins, the ruined state of Yathrib will be when the great war comes, the outbreak of the great war will be at the conquest of Constantinople and the conquest of Constantinople when the Dajjal (Antichrist) comes forth. He (the Prophet) struck his thigh or his shoulder with his hand and said: This is as true as you are here or as you are sitting (meaning Mu'adh ibn Jabal).[7]
Signs of coming of Al-Masih ad-Dajjal
Hadith attributed to Muhammad give many signs of the appearance of the Dajjal who would travel the whole world entering every city except Mecca and Medina and tempting people to follow his false religion.[8][9] Muhammad is reported to have exhorted his followers to recite the first and last ten verses of Sura Al-Kahf (chapter 18 in the Qur'an), as protection from the trials and mischief of the Dajjal.[5][10] The following signs are ascribed to Ali in the coming of Dajjal:[5]
People will stop offering the prayers
Dishonesty will be the way of life
Falsehood will become a virtue
People will mortgage their faith for worldly gain
Usury and bribery will become legitimate
There will be acute famine at the time
There will be no shame amongst people
Many people would worship Satan
There would be no respect for elderly people
Signs of emergence
The following signs will occur just before emergence and these signs are mandatory condition for Dajjal to appear.
Drying up of Sea of Galilee.
When date-palm trees of Baisan stop bearing fruit.[11]
Worship of Satan becomes common.
The sun will rise from the place it usually sets.[12]
The conquest of Constantinople (modern day Istanbul, Turkey) by the Islamic Caliphate.[7]
Signs post-emergence
70,000 jews from Isfahan, Iran will pledge allegiance to Dajjal wearing persian blue-black traditional shawls.[13]
He will do miracles and yield resources (minerals, food) from land by his power.
He will lay siege of Medina while overlooking prophet's mosque.
Eschatology
See also: Islamic eschatology, Mahdi, and Jesus in Islam
Sunni
Sunni Muslims believe that Isa will descend on Mount Afeeq, on the white Eastern Minaret of Damascus. He will descend from the heavens with his hands resting on the shoulders of two angels.[14] His cheeks will be flat and his hair straight. When he lowers his head it will seem as if water is flowing from his hair, when he raises his head, it will appear as though his hair is beaded with silvery pearls.[15] He will descend during Fajr (sunrise) and the leader of the Muslims will address him thus, "O' Prophet of God, lead the prayer." Isa will decline with the words, "The virtue of this nation that follows Islam is that they lead each other." Implying that he will pray behind the imam (the man that leads the prayings (Mahdi)) as the word of God was completed after revelation of Qur'an and Muhammad being the last prophet of God.[15]
After the prayer, Isa will prepare himself to do battle and shall take up a sword. An army shall return from a campaign launched before the arrival of Isa. Isa shall set out in pursuit of Dajjal. All those who embraced the evil of Dajjal shall perish even as the breath of Isa touches them. The breath of Isa shall precede him as far as the eye can see. Dajjal will be captured at the gate of Lod. Dajjal shall begin to melt, as salt dissolves in water. The spear of Isa shall plunge into Dajjal’s chest, ending his dreaded reign.[16][17] The followers of Dajjal will be rooted out, for even the trees and rocks will speak out against them. Isa will break the cross and kill the pig (the animal). Then all battles shall cease and the world will know an age of peace. The rule of Isa will be just and all shall flock to him to enter the folds of the one true religion, Islam.
Shi'a
Shias believe that Dajjal will be killed either by Muhammad al-Mahdi or Jesus.[18][19] However, their version of mahdi will eforce the law of prophet Solomon (the jewish law). And will also kill 3,000 Quraysh men in groups of 500. This according to many scholars refers to Dajjal fooling the Shi'ites in believing that he is Al-Mahdi.
Ahmadiyya
The Ahmadiyya take the prophecies about the Dajjal as pertaining to a collectivity of people centred upon deception instead of one individual. Ahmadiyya teachings interpret the prophecies regarding the appearance of the Dajjal (Anti-Christ) and Gog and Magog in Islamic eschatology as foretelling, in essence, the emergence of two branches or aspects of the same turmoil and trial that was to be faced by Islam in the latter days and that both emerged from Christianity or Christian nations. Hence the reason why Muhammad specifically exhorted the recitation of the first and last ten verses of Sura Al-Kahf (chapter 18 of the Quran) as protection from the Dajjal.[20][21] Its Dajjal aspect relates to deception and perversion of religious belief while its aspect to do with deception and disturbance in the realm of politics and the shattering of world peace has been called Gog and Magog. the Dajjal being blind in his right eye while being sharp and oversized in his left is seen as indicative of being devoid of religious insight and spiritual light but excelling in worldly and material attainment, with the right eye representing godliness and spirituality, and the left eye representing worldliness.[21]
Ahmadis consider the widespread Christian missionary activity that was aggressively active in the 18th and 19th centuries and whose spread was propelled by the Industrial Revolution as being part of the prophesied Dajjal (Antichrist) and view Gog and Magog as emerging in modern times out of predominantly Christian nations.[21] Accordingly, the emergence of Russia and the United States as superpowers and the conflict between the two nations (i.e., the rivalry between communism and capitalism and their influence over the nations of the world) are seen as having occurred in accordance with certain prophecies regarding Gog and Magog.[22] Thus, Ahmadis believe that prophecies and sayings about the Antichrist are not to be understood literally, they have deeper meanings. Masih ad-Dajjal is then a name given to latter day Christianity and the west.[23]
Mirza Ghulam Ahmad, the founder of the Ahmadiyya movement whom Ahmadis believe to be the Promised Messiah and Mahdi, writes extensively about dajjal in his books, in Shahādat-ul-Qurān, which is briefly mentioned in a topic-based, five-volume collection of his writings titled "Essence of Islam", he states:
The Holy Qur’an then specifies that in the latter days the Christians will dominate the earth, and they shall be the cause of all kinds of mischief running rampant. Waves of calamities will rise on all sides and will race down from every height ... They will possess great material strength and dominion, against which all other powers and states will seem powerless. They will also enjoy supremacy in all kinds of knowledge and sciences and establish new and wonderful industries. They will also be dominant in their policies, projects, and good administration, and will show great resolve in their worldly enterprises and will also excel in their endeavour to spread their faith. They will leave behind all other nations in their social, agricultural and commercial policies, as indeed in everything else.
— Shahādat-ul-Qurān, page 361-362[24]
Mirza Ghulam Ahmad gives a more direct definition of the meaning of Dajjal:
As to the Antichrist, now listen, I will explain to you the reality on the basis of the clear and pure revelation that I have received. Then understand, my dear ones, that it has been disclosed to me that the reference to the Antichrist as one individual is not designed to indicate his personal individuality, but his unity as a class, meaning thereby that in that class there will be a unity of ideas as is, indeed, indicated by the word Dajjal itself and in this name there are many Signs for those who reflect. The meaning of the word Dajjal is a chain of deceptive ideas, the links of which are so attached to each other as if it was a structure of equal-sized bricks of the same colour, quality and strength, some of them firmly overlapping others and further strengthened by being plastered from outside.[25]
Thus essentially the Dajjal is not believed to be a physical person or an individual but as representing a collectivity of people who would pose a great challenge to Islam; it is, essentially, a name given to the European nations of the latter days. In contrast to the Christians and mainstream Muslims who believe Jesus to be still alive and one who would return himself towards the end of time, Ahmadis believe that Jesus is not alive but survived crucifixion and died a natural death.[26][27] The prophecies concerning the second coming of Jesus are thus interpreted as the coming of one from within Islam in the likeness of Jesus, who will correct the doctrines of Christianity which from the perspective of Islam are deemed erroneous and establish the truth of Islam to the world especially as against western scientific and philosophical ideals. Ahmadis believe their founder Ghulam Ahmad to have fulfilled in his person the prophecies of the second advent of Jesus by representing Islam in its pristine form and having revived the high morals it inculcates. Moreover, Ahmadi Muslims also believe the "Promised Messiah" and the "Mahdi" are the same person, and that it is through his teachings, influence and prayers – and those of his successors and followers – that Islam will eventually overcome the Anti-Christ or Dajjal in a period similar to the period of time it took for nascent Christianity to rise (see also: Ahmadiyya relationship with Christianity); and that the Dajjal's power will slowly fade away, heralding the prophecised final victory of Islam and the age of peace. They also believe that the 'Gate of Lud' mentioned in certain Hadith refers to Ludgate where St Paul is thought to have preached the message of Christianity according to the Sonnini Manuscript of the Acts of the Apostles.[28]
Modern views
According to Ahmed Hulusi the Dajjal is not an external entity, rather he descripes a part of the human mind. The Day of Resurrection is not a global event, but something, that each person will experience for themselves. Therefore the Dajjal is the part of humans consciousness, which claims to be God. Then a human trust his inner Dajjal, he believes to be his physical body and an independend self, leading to bodily desires. Living in believing to be the physical form, is associated with the heaven of Dajjal, which is actually hell, as it was stated by Muhammed.[29]”
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ユダヤ教の偽救世主Armilus
https://en.wikipedia.org/wiki/Armilus
”Armilus (Hebrew: ארמילוס) (also spelled Armilos and Armilius)[1] is an anti-messiah figure in medieval Jewish eschatology, comparable to medieval interpretations of the Christian Antichrist and Islamic Dajjal, who will conquer Jerusalem and persecute the Jews until his final defeat at the hands of God or the true Messiah. His inevitable destruction symbolizes the ultimate victory of good over evil in the Messianic age.
Sources
The Sefer Zerubbabel is probably from the 7th century. Armilus is thought to be a cryptogram for Heraclius and it is thought that the events described in the Sefer Zerubbabel coincide with the Jewish revolt against Heraclius.[2]
The 11th Century Midrash Vayosha, which describes Armilus, was first published at Constantinople in 1519.
According to the Jewish Encyclopedia, Armilus is "a king who will arise at the end of time against the Messiah, and will be conquered by him after having brought much distress upon Israel." He is spoken of in the Midrash Vayosha, Sefer Zerubbabel and other texts. He is an adversary similar to Gog and Magog. In the Sefer Zerubbabel he takes the place of Magog and defeats the Messiah ben Joseph.[3]: 60
The origin of this figure, said to be the offspring of Satan and a virgin, or Satan and a statue (or "stone"), is regarded as questionable by the Jewish Encyclopedia, due to the variation and clear relation (if not parody) to Christian doctrine, legend, and scripture.
Name
The name might be derived from Romulus, one of the founders of Rome, or from Ahriman, the evil principle in Zoroastrianism (Arimainyus = Armalgus).[4]
Appearance
Midrash Vayosha depicts Armilus as bald, partially deaf, partially maimed, and partially leprous.[5]”
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松山洋平『イスラーム神学』
本書はスンナ派の立場なので注意!
・キリスト教では人間である預言者イーサー(イエス)を神の子とみなすが、被造物に神性を帰す点で過剰である。
ユダヤ教徒はイーサーが預言者であることを否定し、姦通によって生まれた子と考えるが、イスラーム的には不足とみなされる。
イスラームは両者の中間に位置する。イーサーを無謬の預言者と信じるものの、神性を帰すことはせず、中庸。
擬人神観(アッラーに体や肢体、感情的起伏がある、変化が起こると考えること)は過剰、
アッラーが人間の行為の創造者であることを否定(カダル派)は不足だという説明もある。
スンナ派ではアッラーはいかなる性質も被造物と共有することはない。
属性否定論とは、アッラーの属性や名を一部あるいはすべて否定する立場で、具体的にはジャフム派やムウタズィラ派――ともにスンナ派から異端視され現在は消滅した宗派――などが該当する。
属性否定論者によれば人間が理性で想起できるものはすべて被造物であるため、超越者たるアッラーを人間が理解できるような属性で形容することは許されないとされる。
スンナ派ではアッラーはたしかに人間といかなる性質も共有しない存在であるが、
同時に特性の属性を有する。
スンナ派はさらにアッラーが特定の名を持ち人間はそれらの名によってアッラーを名指すことができると考える。
強制論とは人間は自分の行為を起因させる意志や選択を持たず、
人間のあらゆる行為はアッラーによって強制的に創造されると考えるジャブル派の立場である。
天命否定論とは人間の行為は純粋に人間の自由な選択のみによって生起されるものとし、
人間の行為に対するアッラーの関与を否定するカダル派の立場。
スンナ派は人間の体に不可避に生じる震えなどの現象と、
意志を伴う選択的な行為とを区別し強制論に反対の立場をとる。
同時に世界の現象の一切はアッラーの定めのままに創造されるものであると信じ、
人間の行為はもちろん、選択的行為に先立って存在する人間の意志もまたアッラーの意志のもとにあると考えるので、天命否定論もスンナ派は否定。
(ムウタズィラ派は極限まで人間に裁量を認めており、異端審問まで行ってOKだったほどの、理性主義派閥。
つまりイスラームでは普通は地獄行きの異端審問OK
=人間に許されている範囲が大変広い。
キリスト教の理神論や理性主義のおそらく元ネタ。
ここまで人間に許される範囲が広いと人間中心だと批判されても仕方ないよなあ。
でもこの派の思想は一般的日本人にも比較的理解しやすいだろう)
スンナ派三神学派
1 アシュアリー
学祖アシュアリーは元ムウタズィラ派。
ムウタズィラは聖典テキストよりも理性による論証を重んじる神学派閥で今は消滅。
アシュアリーは40歳になってからスンナ派に転向し、ムウタズィラ時代に培った思弁神学
でスンナ派を護教。
(ムウタズィラ要素は完全に排除できてない。
イスラームは思考と理性・論理も重視するから当然だけど)
アシュアリーの転向以降、聖典の引用と理性による論証を駆使してスンナ派の信条を護教する方法は急速に支持を拡大し、
セルジューク朝期にはアシュアリー神学派がムウタズィラに対して優位に立つまでにいたった。
マートゥリーディー神学派と並び、アシュアリー神学派のスンニ派正統神学派としての地位は、オスマン朝のころには、不動となる。
今日アシュアリーが有力な地域は、
アラブ圏および東南アジア。
エジプトのアズハル大学、
チュニジアのザイトゥーナ大学、
イエメンのムスタファー学院など、
アラブ諸国の主要なイスラーム教育機関では基本的にアシュアリー神学にもとづいた神学が教授されている。
ムスリム共同体は誤謬について意見を一致させることはないと考える。
ムハンマド「私の共同体は、過ちに見解を一致させることはない」
と伝えられており、合意は正しさを知る根拠とされる。
ムウタズィラの少なくとも一部のサークルの教義では、
正義なる存在であるアッラーは人間各人にとっての最善の事態を采配する存在とされる。
スンナではアッラーは望むままに一部の者を導き、望むままに一部の者を迷わせる存在であり、被造物たる人間に最善の事態を采配する義務を負わない。
(最善世界ってライプニッツかよ!
イスラムの影響受けてそうだなー。
キリスト教神学の主要な説ってイスラムに原型があるものばかりでは?
間違いなく結社員だし。
最善世界説は矛盾出まくりだからね。
不信仰者はそもそも異教徒のところなら生まれないのが最善、
生まれてからある日まで信仰者である日から不信仰者になったとしたら、
その不信仰になる前に死なせるのが最善になるからね。
でも実際は異教徒として生まれる人がいるし、
不信仰者になってもそのまま生き続ける人もいる。)
2 マートゥリーディー神学派
マートゥリーディー神学派は、アシュアリー神学派と同じく、
理性による論証を聖典テキストの引用による立論と同様に尊重する思弁神学派。
多くの共通点を持ち、長らくその正統性を認めあってきた。
聖典の文言よりも理性による論証を重視したムウタズィラと異なり、
マートゥリーディー神学派の祖であるマートゥリーディーは伝聞情報(クルアーンとスンナ)を理性とともに知識の源泉と規定した。
クルアーンには不明瞭な節や直接的に読めば擬人神観に直結しかねない節がある。
アシュアリー神学派の特に後期では、これら曖昧な節をより明瞭な意味を持つ別の言葉で置き換えて比ゆ的に解釈することが積極的に推奨され、場合によってはそうすることが義務であることまで言われる。
一方、マートゥリーディー神学派ではクルアーンの文言をそのままの言葉で承認し満足する傾向が強く、あいまいな節を別の言葉で言い換えるのは特定の条件下で許容されるに過ぎない(積極的推奨ではない)。
なお、後述の三番目の神学派閥のハディースの徒の多数派はあいまいな節を別の言葉で置き換えて理解することを禁じている。
マートゥリーディー神学派ではアッラーの言葉は聞くことができるものではなく、聴覚はアッラーの言葉を指示するものをとらえるのみとされるが、
アシュアリーではアッラーの言葉は人間が直接聞くことができるとされる。
マートゥリーディー神学派では、背神行為にはアッラーの意志、意図、予定が伴うものの、彼の満足、嘉し、命令は伴わない。
アッラーはすべての人間に信仰することを命じているが、実際はアッラーの定めのままに不信仰にとどまる人間が存在する。この場合、アッラーは不信仰者の不信仰を意志し意図し定めているが、満足していないし、嘉していないし、命じているわけでもない。
一方、
アシュアリーではアッラーの満足と嘉しは彼の意図と同様にあらゆるものを包括するものとされる。
マートゥリーディー神学派ではアッラーが人間に達成不可能な行為を義務として課すことは許容されないが、
(義務としてではなく試練として)耐えることができない負担を負わせることは許容される。
アシュアリーではどちらも許容されない。
マートゥリーディー神学派は義務賦課にかかわる法規定の一部は理性によって認識することができる。なぜなら人間は理性的推論によって一部の事物の美醜や恵みをもたらすものへの感謝が義務であることなどを認識することができるからである。
それゆえアッラーの教えの宣教を受けていない人間にも理性をとおして造物主の存在を信仰することが義務となり、それが救済の条件となる。
(無茶いわないでください)
アシュアリーでは預言者をとおしてもたらされた教えが伝達されるまでは、何ものも義務とならず、何も禁じない。そのためアシュアリーではイスラームの宣教が到達せずに生涯を終えた人間は死後救済にあずかるとされる。
マートゥリーディー神学派では男性であることは預言者の条件であるが、
アシュアリーでは条件ではなく女性の預言者も存在しえたとされる。
3 ハディースの徒
上記の二つの神学のように理性による議論と聖典テクストの引用をともに駆使して議論を組み立てるのに対して、
ハディースの徒は聖典の引用を主軸に議論を組み立てる。
この意味ではハディースの徒はスンナ派で反・思弁神学の潮流として理解することができる。ハディースの徒は上記二つと比べて神学の統一性が低く、比ゆ的解釈をどの程度許容するのかという根本的問題においてに内部対立がある。
ハディースの徒の主たる構成学派であるハンバリー学派内部の諸潮流の布置を概観する。
(省略する)
ハディースの徒は法学的にハンバリー学派とおよそ重複する。
・日本ではスーフィーはスンナ派の正当な潮流とは異なる神秘主義的潮流の担い手として紹介されてきたあるいは紹介されているが、
後期スンナ派に確立したタリーカ制度や、特定の時間に特定の文言を唱える時祷、
預言者や死者へのタワッスル(アッラーへの祈願を依頼すること)などはスンナ派の全法学派において承認されてきた正統な宗教実践であり、スーフィー実践に与する学者は今日に至るまでスンナ派の主流を占めている。
スーフィー全体を非主流の潮流と考える本邦の一般認識は誤ったものである。
タリーカ
=ひとりの師に複数の弟子がつき、その師に伝わる特定の修行方法を実践する集団。
後期の霊学で発達し、現代まで受け継がれている制度。
(スーフィーへの誤解がひどいよなあ。
偶像作るタイプのスピ野郎が持ち上げたりするけど、イスラームなんだから偶像作るタイプの神秘主義はダメでしょ。
偶像作らなくても瞑想はできるよ。
あと、神になると、神と合一と、神に近づくと、神の真意を知るもわけないとね))
・カダル派(≒ムウタズィラ派)
スンナ派から見たカダル派の代表がムウタズィラ派。
擬人神観論者とは対極的に、ムウタズィラ派はアッラーの属性を否定。
人間や動物の行為はアッラーではなく人間や動物自身が発生させていると考え、
被造物に対するアッラーの権能、およびアッラーの天命を否定。
これをもってカダル(天命)派と呼ばれる。
カダル派の異端性についてはムハンマドの次のような言葉が伝えられている。
「カダル派は、この共同体のゾロアスター教徒である。彼らが病に伏しても彼らを見舞うな。彼らが死んでも(葬儀に)参列するな」
(アブー・ダーウードの伝えるハディース)
「すべての共同体にゾロアスター教徒がいる。この共同体のゾロアスター教徒は『天命などない』と言う者たちである。彼らのうち誰かが死んでもその葬儀には参列するな。彼らのうち誰かが病に伏しても彼らを見舞うな」
(アブー・ダーウードの伝えるハディース)
(すべての共同体に拝火教とがいる、ことはない。
拝火教って天命がないって言ってたっけ?)
バグダーディーはムウタズィラ諸派が共有する異端的教説を六つあげている。
1 永遠の属性の否定
2 見神の否定
3 アッラーの言葉の無始性の否定(クルアーン被造物説)
4 人間や動物の行為に対するアッラーの権能の否定
5 信仰者と不信仰者の中間の範疇の設置
6 アッラーが望まなかった行為が存在することの承認
スンナ派ではアッラーは生命や知識や権能など種々の永遠の属性を有する存在である。
スンナ派では属性は、
彼(アッラー)ではなく、彼とは別のものでないもの
として説明されるので、永遠の属性を認めることはアッラーではないものが無始の存在としてアッラーと併存することを認めることにはならない。
ムウタズィラ派はすでに消滅したが、教説の一部はシーア派に受け継がれている。
(さりげなく重要なこと言っているな
思うんだけど、日本人が一番受け入れやすいイスラームの派閥ってムウタズィラ派なんじゃないの?
ヤソの理神論や理性主義やリベラルな科学重視キリスト教の源流だろうし。
ムスリム名乗っててもエキュメニズム賛成のやつはイスラームじゃないから注意な!
そもそもエキュメニズムはプロテスタントが始めた運動だ)
・有名なハディースに
「殺人、姦通、背教のいずれかの場合以外では、『アッラーのほかに神はなく、ムハンマドは神の使徒である』と告白したムスリムの血を流すことは許されない」
(アル=ブハーリーの伝えるハディース)
とあるように、原則的にはムスリムの殺害は既婚者が姦通罪を犯した場合、
故意の殺人、背教の三つの場合以外には許されない。
しかし歴史的にはムスリムへの害悪が広がるのを防ぐ目的でのムスリムの処刑が政治的判断による死刑や裁量刑による死刑などの名目で理論化され広く適用されてきた。
・(スンナ派の教義の要約である
ナサフィー『信条』の全訳が載っているのが本書の売り。
認識論と真偽判定基準が面白い。
当然だが、スンニ派以外の教義を否定するように書いている)
被造物が知識を得る原因は
健全な感覚
真実を伝える伝聞情報
理性の三つ。
真実を伝える伝聞は二種類。
第一はムタワーティルの伝聞であり、
これは虚偽を申し合わせることが想定しえないほどの数の民が伝える確証された伝聞によって、
過去の時代の王や遠い国々についての知識のような、必然的な知識を導く。
。
第二の種は奇跡(ムジウザ)によって授けられた使徒の伝聞であり、これは典拠によって得られる知識を導き、
それによって確立した知識は真実性と確実性において必然性によって確証された知識に等しい。
理性もまた、知識を得る原因である。そのうち本能的に確立したものは、
「ある物の全体はその一部よりも大きい」という知識のように必然的な知識である。
他方、そのうち、典拠にもとづいた導出によって確立したものは、獲得される知識である。
直感は、真理の徒においては、物事の正しさを知る原因ではない。
(非常に重要。理性>直感がスンナ派)
クルアーンは至高なるアッラーの創造されざる言葉である。
至高なるアッラーを視覚によって見ることは、理性によって可能な事態であり、
伝えにもとづけば必定である。
来世において信仰者たちがアッラーを見ることを肯定する天啓的典拠が伝わっている。
(理性>直感
であり理性で見られるとあるのが重要)
至高なるアッラーは、不信仰や信仰、服従や背きなどのしもべの諸行為の創造者である。
それはアッラーの意図、意志、裁定、予定、定めによる。
しもべには選択的行為がある。彼らはそれによって報奨を与えられ、懲罰を与えられる。
その献神行為には至高なるアッラーの満足を伴うが、そのうちの悪行には彼の満足は伴わない。
(悪の扱いは一神教では超重要)
しもべは彼の力量に適わないことを課せられない。
殺害された者は、彼の天寿に応じて死したのである。天寿は一つ。
(赤ちゃんとかは死ぬと自動的に天国行きらしい。
なお、カトリックは洗礼前の赤ちゃんは悪魔であり地獄行きっていってました。
しかも産婆を魔女狩りなどで殺しまくりました。本当に女子供にやさしくない宗教だな。
イスラームでは男は戦士であり、女子供を守らないといけないし、弱者救済は神の命令なのにね)
至高なるアッラーは望む者を迷わせ、望む者を導く。しもべにとって最善のこと(をなすこと)は至高なるアッラーの義務ではない。
諸預言者の最初の者はアーダーム――彼に平安あれ――であり、
最後の者はムハンマド――彼に平安あれ――である。
(「俺が預言者だ!」っていう奴対策。
つまりダジャルが預言者を名乗った時点で偽物確定。
神を名乗る時点で偽物確定。アッラーは人の姿ではないからね)
天使はアッラーのしもべであり、彼の命令の遂行者である。また彼らは男性とも女性とも形容されない。
イマームはおもてに現れている者でなければならず、隠れている者であってはならず、またその出現が待たれている者であってもならない。
(シーア派対策。特に十二イマーム派だろうね)
土器の壺でつくった発酵飲料は禁じられない。
注釈:ナツメヤシの発酵飲料とする写本あり。
(クルアーンとスンナの)聖典の確定的典拠が変更を加えないかぎり、その直接的な意味にしたがって解釈される。
そこから離れ、秘儀的解釈の民が主張する意味におもむくことは、不信仰の伴う迷妄である。
(シーア派対策)
不可知の領域について巫者が教えることを真実とみなすことは不信仰である。
(「私は神の声が聴ける」っていう者対策。
対策がすごいな。
万教帰一はイスラームではありえない。
イスラームを偽装したヤソカルトで、
「俺が真の最後の預言者だ!」
「聖典は更新された!書いたのは俺!」ってやつがある)
人間の使徒は天使の使徒よりも優れており、
天使の使徒は一般の人間よりも優れており、
一般の人間は一般の天使よりも優れている。
(スンニ派では人間の地位が天使より上なのか。
人間の使徒>天使の使徒>一般人>一般天使)
(『信条』はここまで。ここから著者の解説がしばらく続く)
理性(アクル)の定義は学者ことに異なる。
諸器官が健全であるときに必然的なものについての知識をもたらす生来の性質。
知識のうけいれにそなえる力
知識と視覚の前提となる自我が持つ力。
自我が必然的な知識と典拠に基づく知識を知覚するための霊的な光。
(理性=霊的な光とする定義がある)
これらの定義では理性が知識を受容する前提となる力、つまり知識とは別のものとしてとらえられている。
他方、理性を知識の一種としてとらえる見方もある。
スンナ派では理性は実体であり、偶有ではない。理性が存在する場所については県下の相違があり、脳とする説、心臓とする説、両方に共有されるとする説がある。
スンナ派では個々人が持つ理性には優劣が存在する。ただし個々人の理性に優劣はないという説もある。この説だと生命や意図と同じように理性は増減を受け付けないものであり、日常で使用される「甲は乙よりも理性的である」という表現はその者がより経験豊富であることの比喩にすぎない。
直感が知識の原因ではないという命題は、
無謬のイマームの直感によって知識が得られると信じるシーア派などへの反論が意図されたものである。
・ムウタズィラではアッラーは善のみを意志する。
・ムウタズィラでは言葉を内的な言葉と発声される言葉に区別せず、発声された言葉のみを認める。
そのためアッラーの言葉は「護持された書板」のなかに創造されたものとされ必然的にクルアーンもアッラーの被造物とされる。
この派でもクルアーンはアッラーの言葉である。
スンナではクルアーンはアッラーの永遠の言葉であり被造物ではない。
これは、マートゥリーディー神学派、アシュアリー神学派、
ハディースの徒の一致した見解。
クルアーンを被造物とみなすのが不信仰であるのは、ムハンマドの使信を虚偽とみなすことにほかならないから。
預言者に虚偽を帰す者は不信仰者である。
ムウタズィラは人間を行為の創造者とする。
護持された書板
=過去と未来の世界に生じるすべてのことが書かれた第七天の上に存在する物体。
(アカシックレコードの元ネタ?)
・人間は魂と身体の両方がともなった状態で復活する。
・信仰者を親に持つこどもが成熟する前に死去した場合は、信仰者として楽園に入るのはスンナ派の共通見解。
スンナ派の多数派説では、不信仰者を親とするこどもが成熟前にこどものまま死んだ場合、死後楽園に入る。
異説あり。
(多数派は異教徒の赤ちゃんが死んだら楽園行きなのね)
不信仰者のこどもは両親とともに火獄に入るという説を支持するものも少なからずいて、この説が多数派説として言及される場合もある。
(どっちなんだよ!)
・クルアーンの預言者の一人スライマーン(ソロモン)
父ダーウード(ダビデ)から王権を継承したイスラーイールの民の三代目の王。
エルサレムに神殿を建設。
鳥などの動物の言葉を解し、
鳥、シャイターンを含むジン、人間を従えた。
風を操る権能も与えられた。
治世は栄華を極め、多くの恵みと奇跡が与えられた。
それを見たシバアの女王は太陽崇拝を止め、アッラーを信仰した。
(クルアーン27と38章参照)
(あの666ソロモンね。スレイマン~世というのはソロモン~世って意味だよ。
ソロモンが太陽信仰をやめさせたことと、風を操る風属性だとかシャイターンを従えたとか重要要素満載。
https://twitter.com/BibleJP_Chr/status/927143492144394242
https://twitter.com/pteras14/status/890409566244028416
https://twitter.com/RC_StB/status/631123602180419584
)
・預言者の封緘であるムハンマドはすべての人類とジンにたいして派遣された預言者である。
(ジンに対しても派遣されたのか)
・天使はジンや人間と異なり罪を犯すことがない。
アッラーに奉仕するために創造された。
アッラーを助けるためではない。
天使に性別はない。
人間には記録天使がついている。
善行を記録する天使は右側に、
悪行を記録する天使は左側に待機する。
多数派説では記録天使の数は人間一人当たり二人。
記録天使は担当する人間が用を足す際と交接する際にはその人から離れるあるいは
グスル(大汚からの洗浄)の際にも離れると言われる。
不信仰者に記録天使がついているか否かについては見解が分かれる。
多数派説では不信仰者にも天使がつくとする。
・イブリースが天使かどうかについてスンナ派で見解が分かれている。
スンナ派の有力説ではイブリースは天使ではなくジンの一人とする。
イブリースは悪魔の党首。
かつて天使たちとともにアッラーを賛美していたがアーダム創造のさいに驕りから背神した。火獄に入るまでの猶予期間のあいだ、人間やジンを不信仰へと誘う。
悪魔(シャイターン)
=人間とジンの不信仰者のうち、アッラーに背く、とくに醜悪な者たち。
ときに一部の動物も悪魔と呼ばれる。一説ではジンの中の悪魔はすべてイブリースの子孫とされる。
ジンは火から作られた。天使や人間と同様にジンも理性を持つ。
ジンの中にも信仰者と不信仰者がいる。来世において審判を受ける。
通常は人間の目には見えないが、人間が生きるこの世界で生活している。
・アル=マスィーフ・アッ=ダッジャール(偽メシア)の到来は終末の前兆の一つ。再臨するイーサーに殺される。
イーサーはイスラームでも重要な予言者であり、
母マルヤム(マリア)が処女のまま産んだ子だと認める。
病気治療や死者蘇生の奇跡も認める。
しかし、十字架上で磔になったことはイスラームでは否定し、
生きたまま天に上げられたとする。
当然、磔のあとに復活したことも信じられない。
イーサー(イエス)はムハンマドより前に派遣された最後の使徒でありムハンマド到来の吉報を人々に告げた。
(イエスの磔は見せかけ=グノーシスからの影響?)
・クルアーンには「廃棄される節」がある。
廃棄される節とはクルアーンの規定や教えを放棄し、新しいものに取り換える権能を持つ節を指す。
(矛盾した記述があるならそう解釈するよね)
・霊魂
=それが宿ったものが生命を持つようになる物体。
スンナ派の多数派説では霊魂は単子からなる実体ではあるが一説では空間を占めない霊的存在とされる。
・アシュアリー神学派の一説では啓示のメッセージが到達していない民の責任能力は否定される。そのため、アシュアリーの通説では「不能の民」(一人の預言者の教えが消滅した後に、そのつぎの預言者が派遣されるまでの空白の時間に生きる者)には創造主への信仰も法規定順守も義務とならない。
彼らがいかなる内容の信仰を現世でもっていたとしてもどのような行為をなしたとしても来世において例外なく救済される。異説あり。
マートゥリーディー神学派の多数派説では不能の民や、地理的要因で宣教が達していない民にも創造主への信仰が義務付けられそれが救済条件となる。
(無茶言わないでください)
・太陽が西から昇るようになった直後、その日のうちとも一日後とも
あるいはその直前にアラビア半島に巨大な獣が出現する。
地を這う獣
=太陽が西から昇るようになる前後にアラビア半島に出現する巨大な獣で、終末の前兆の一つ。
獣は一匹説や複数存在説がある。
見た目にもいくつか説あり。
一説では、
雄牛の頭部、
豚の目、
象の鼻、
鹿の角、
ダチョウの首、
ライオンの胸、
豹の色、
猫の腰まわり、
ヤギの尾、
ラクダの四足を持ち、
関節と関節のあいだは預言者アーダームの腕十二本分の長さがある。
アーダームの身長は三十メートルほどであったため、アーダムの腕の長さは数メートルあると考えられる。
有力な一説では、獣は預言者ムーサー(モーセ)の杖と、預言者スライマーン(ソロモン)の指輪を所持しており、
「まことに人々はわれらの諸々の徴を確信していなかった」(クルアーン27章82節)
と大声で叫んだあと、ムーサーの杖ですべての信仰者の額にしるしをつけ、
スライマーンの指輪によってすべての不信仰者の額あるいは鼻に印をつける。
信仰者の両目の間に信仰者と、
不信仰者の両目のあいだに不信仰者の文字を書くともいわれる。
獣がつけた印は顔じゅうに広がり、不信仰者の顔は白く、
不信仰者の顔は黒く染まる。誰が信仰者が不信仰者かが一目瞭然となる。
(ナディアやエヴァでアダムが巨人なのってイスラムが元ネタ?)
腕を横に広げた長さ=身長
なのが普通の人間の体形。
アダムの肩幅+両腕の長さ=30メートル。
腕の長さが3メートルとすると肩幅が24メートルもあることになるぞ。
あと肩幅は身長の1/4と等しいのが標準なので標準の肩幅は7~8メートル。
腕を横に広げた長さから肩幅分を引くと身長の3/4になる。
鹿の角!
この獣が巨大すぎる。これ地面の人間には足しか見えないよね。
666の獣の変形が登場。
【人体の不思議】 のサイズで の大きさが大体わかる - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2138570285049819001)
” 終末の大きな前兆——ダッジャール
「導き手=救世者」の出現後、イーサーの降臨よりも前に、神を騙る偽救世主ダッジャールが出現する。「ダッジャール(Dajjāl)」という名は、「真実を覆うこと、隠すこと」を意味する” dajal”の派生語であり、「大嘘つき」を意味する。審判の日に至るまで、ダッジャールより大きな試練はなく、これまで遣わされたすべての預言者はダッジャールについて人々に警告した。
ダッジャールは、「導き手」が到来し、その当時不信仰者の手に落ちているとされるコンスタンティノープルをムスリムが陥落させた後に、「東方」から出現する。伝承によっては、ホラーサーンからともエスファハーンからとも言われる。また、彼自身、エスファハーンのユダヤ教徒のなかから現れるとも、彼にエスファハーンのユダヤ教徒たちが付き従うとも言われる。ダッジャールの正体は、人間であるとも悪魔(ジン)であるとも言われる。
彼は預言者を自称し、その後に神を自称する。地上のあらゆる土地におもむき、奇跡を見せて人々に追従を求めるが、天使が護衛につくマディーナとマッカには入ることはできない。伝承によっては、エルサレム、そしてダマスカスにも入ることはできない。彼に従った者は栄え、彼を拒んだ者はすべての富を奪われる。
彼は水——あるいは楽園——と火を所持するが、人々の目に水と見えるものは実は火であり、火に見えるものは実は水——あるいは楽園——である。そのためムハンマドは、ダッジャールの時代を生きるムスリムは、彼が持つ火のなかに飛びこむよう助言した。
ダッジャールは腐ったぶどうのような盲の片目——両目とも盲であるとも、片目が盲で片目に疾患があるとも言われる——と、縮れた髪を持ち、両目のあいだに「不信仰者」あるいは「不信仰」を意味する「カーフ(k)、ファーウ(f)、ラーウ(r)」の文字が書かれている。すべての信仰者はこの文字を読むことができるが、不信仰者は読むことができない。
ダッジャールの試練を避けることができるのは一万二千人の男と九千人の女だけだと伝えられる。彼は、地上に四十日、あるいは四十カ月、あるいは四十年のあいだとどまるが、その後、降臨したイーサーに殺される”
松山洋平『イスラーム神学』pp. 408-409
※イスファハーン=エスファハーン。
イランの都市。エスファハーン州の州都。テヘランの南約340kmに位置する。
「エスファハーンは世界の半分
(Esfahān nesf-e jahān ast、エスファハーン・ネスフェ・ジャハーン)」
で有名。
ホラーサーン=イラン東部の州。
やさしい神さまのお話
@KamisamaHanashi
タウヒード(唯一神性)とは、存在しているのは神さまだけであり、なにかが存在するとすれば、それは神さまの存在によって存在しているだけで、それ自身で存在しているわけではない、ということです。(18 神さまに至る道)
参考資料
Al-Kahf 『洞窟』(クルアーン第18番目の章(スーラ)。110の節(アーヤ)から成る)
聖クルアーン » 洞窟 (アル・カハフ)
http://www.krn.org/ja/18.aspx
アフマディーヤ、アフマディー教団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%A4
お読みくださり感謝!
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