メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な、出版やビジネスにと精力的に活動を続けるホリエモンこと堀江貴文さん。そんな堀江さんの人気YouTubeコンテンツ『居酒屋ホリエモンチャンネル』に、メルマガ『学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ』も好評な、『ドラゴン桜』シリーズでおなじみの漫画家・三田紀房さんがゲストです。第2回目の今回は、「読解力」について。堀江さんと三田先生が、世の中に多い「読解力に欠けている」人間について歯に衣着せぬトークで語り尽くします。
世の中に読解力のない人間が多すぎる理由
堀江:でも俺が思ったのは、国語の現代文が強い人って、有利ですよね。
三田:あぁ、そうですね。現代文は配分も多いし……。
堀江:あぁ、それもあるんですけど、結局英語も言葉だから、読解力が問われると思うんですよ。ていうか最近、読解力がないヤツって、本当にないんだなって思いますもん。
三田:(笑)
堀江:Twitterで僕よく炎上するじゃないですか。なんで炎上するのかっていうのを最近誰かが書いてて、それによるとどうやら「読解してない」らしいんですよ。つまり僕が何を言ってるのか、真意を分かってないみたいで。もちろん行間は読めないし、構文解析みたいなものもできてない。文脈も行間も読めてないんですよ。でも、こういうのって教えるのが難しいのかな。……『ドラゴン桜』でも、そういうの過去にやってませんでしたっけ?
三田:あのですね。実はちょっとネタバレになるんですけど、実はそれに関してはこれから取り組もうかと思っている、最重要案件なんですよ。今はここまでしか言えないんですけど、かなりの大型企画で読解力の問題についてはやっていきたいと思ってますので、ぜひお楽しみにということで。
堀江:え? それはもしかしたら、読解力がないヤツでも付くようになるんですか?
三田:付きます、付きます。読解力の付き方ってことでやっていこうと思うんですけど、要するに今おっしゃった通りで、今の若年層は相当読解力は落ちてるなと。で、これは巷でもよく言われてるんですけど、教科書が読めないっていう高校生もいっぱいいるんですよ。例えば、歴史の教科書とかを読んでも、何を書いているのかが全く理解できないっていう、そんな子がすごくたくさん増えてきている。その原因を色々と探ると、大雑把に言うと読書習慣が不足していると。……まぁ、学者の先生たちはそういう結論になるんですけど。
堀江:でも、読解ができないヤツは、昔からいたと思うんですけどね。
三田:まぁ、昔もそうなんですけど、やはり文章読解力が落ちてきているというのは、最近の傾向としてはっきりしているというのは言われてて。だから、そこをどう改善していくかっていうのは、これから漫画で取り組んでいく課題だと思ってるんですけどね。
堀江:だいたい、どれぐらいいると思います? その文章を全然読めないヤツって。
三田:どうだろう? 堀江さん的には、どれぐらいに感じますか?
堀江:いや、それがわかんないんですよ。Twitterとかだと、読めてない人間も「読めてないです」とは言わないじゃないですか。
三田:あぁ、なるほど。
寺田:分かっているフリをしますよね。
堀江:だから逆に僕、センター試験とかだと現代文ってほぼ満点なんですよ。最近、ニコニコ動画の企画でセンター試験を受験させられて、国語と英語とかをやらされるんですけど、国語はいまだに満点近く普通に取れるんですよ。で、逆に「なんでみんな、これを間違えるのかな」って思うんだけど。……でも、そういうヤツでも、読解力が付くようになるってことですよね?
三田:そういうことです。教科書の内容が頭に入らない高校生や中学生がたくさんいるっていうのは大問題で、それはもう学校の授業として成り立たないわけですから……。
堀江:それに最近は、漫画が読めないっていう人もいますよね。
三田:あぁ、いますいます。
堀江:あれも、どれぐらいいるのかわかんないですよね。
三田:わかんないですよね。
寺田:でも、私はそれが納得できちゃう派なんで……。
堀江:え? 漫画読めないの?
寺田:読めないわけじゃないですけど、慣れるまでに時間がかかりましたね。
堀江:え? 何がダメなの?
寺田:コマが下に飛ぶ? 左に飛ぶ? みたいなところが……。
三田:あぁ、コマ割りの順番のことね。
寺田:でも、読んでいくと「セリフ的な繋がりはこっちだから、こっちだ」みたいなにはなるんですけど。
堀江:それに慣れてないんだ? じゃぁ、それは別に慣れの問題だわ。そうじゃなくて、人間の脳って画像を認識するエリアと、文章を認識するエリアが違うんですよ。コンピューターでいうところのCPUとGPUみたいな。それが人間の脳でも同じようになってるんだけど、それを並列処理できない人がいて。そこの回路がうまく繋がっていないんでしょうね。
三田:そうでしょうね。
堀江:繋げてそれを統合して、一つの作品であると捉える能力が低いと。俺なんかは、画像のほうが情報量が多いし瞬時に理解できるから、それに文章を補完していければ、めちゃくちゃ内容の理解が早くできる。だから漫画のほうが理解を深められるというか、効率がいい、コスパがいいメディアだと思ってるわけ。それこそ世界最強のメディアだと思うんですよ、漫画って。……寺田さんみたいにコマ割りの順番が分からない人も、慣れればできるようになるわけだし。でも、画像とテキストを一緒に読み込めないっていう人は、結構トレーニングが大変なのかな。
寺田:そういう人もいらっしゃるんですね。
堀江:結構いるっぽい。例えば、ニュースピックスで“漫画がスゴイ”みたいな僕の文章が載った時に、それに付いたコメントとかを見てると、「あ、この人多分漫画が読めない人なんだ」っていう人いるから。でも、これもなかなか顕在化しにくいんだよね。