閉じる
閉じる
×
さて今回はエンカウントすること以外でエンカウントテーブルが飛んでしまう処理について
これが起こりうる原因はたった1つなのですがこれがなかなか曲者で結構難しい話になりますが、これを理解しないと自身で最初から歩数を組むのは難しく、また他人の歩数を利用している場合でもなぜミスしているのか、ミスした場合どうリカバリーするのかに大きく影響するためなんとか習得しましょう
というのもこの処理はゲーム中4ヶ所の特殊な期間のみに発生します
そのうちの1つはなんとゲーム開始直後のチョコボでの移動区間にあります
そのために前回言っていたニューゲームから最初のエンカウントが本来3のグループであるはずがそうはならないのです
まずはこの処理が行われる場所をあげましょう
・ニューゲーム選択後から海賊のアジトへの洞窟に入るまでのチョコボでの移動区間
・カルナック城、火のクリスタルが暴走する前の通常時の城内(B3F、B2F、B1F、1Fのみ)
・ムーアの大森林、エクスデスが森を燃やした後モーグリの出てきた穴に入るまでの炎上マップ
・第三世界開始直後からギードの祠に入るまでのフィールド移動区間(ただしこの区間のチョコボは通常通り乗り物扱いになっているので注意する)
以上の4区間のみにこの特殊な処理が発生します
これらはすべて共通の処理になっていますが特にわかりづらいのが最初のチョコボの区間です
以前に書いた通りチョコボは本来乗り物扱いでどんなに歩いても歩数は消費されず最後に乗り物から降りる瞬間のみに1歩消費するのですが
この区間のチョコボのみ特殊な処理になっており主人公の見た目と移動速度がチョコボになっているだけで通常の移動と同じ扱いになっているのです、そのためこの区間ではチョコボから乗り降りすることはできませんし本来乗り物に乗っている状態では不可能なセーブをすることができます。
それを踏まえた上でこの特殊な処理を解説していきます
これら4つの区間を見てなんとなく察した人もいるかもしれません、これら区間はすべて本来エンカウントするはずの場所がエンカウントしないように処理されいる区間です、この状態の場合に内部でどのようなことが起こっているかというのが今回の鍵となります
もったいぶっても仕方ないので書いてしまうとこれらの区間はすべて通常通り歩数の判定の判定がなされ内部では通常通りエンカウントが発生しますがゲーム画面上エンカをしない処理になっています
いまいちわからないかもしれませんがこの通りで
まずこれら区間ではエンカウントは発生しませんが通常通り1歩ごとに歩数テーブルを1つ進める判定がなされます、同時に危険度もそのエリアごとの上昇量分だけ上昇していきます
よく買い物をして捕まった後のカルナック城から外まで出るあいだに走者がこの区間は歩数カウントするから適当には歩けないと言ってるのを普段5のRTAを見ている人ならば一度は聞いたことがあると思いますがその通りなのです
内部的にエンカウントが発生すると書きました、これがまたこの区間をとてもややこしくしている要素です。
いつも通り歩くと危険度が上昇し歩数テーブルの値<危険度になった際にエンカが発生しますがゲーム上はエンカが発生しない場所なので何も起こりません、しかしこの時も内部的にはエンカが発生したことになりエンカウントテーブルが1つ進んでしまいます
そのためエンカは直接発生しませんがエンカウントテーブルが進んでしまいますただこれだけなので簡単です
と、なればよかったのですがそこにさらに厄介な要素が加わります、それが何かというと危険度のリセットの問題です、何度か書いてきましたが危険度は画面が切り替わった際に起こるものがほとんどです、そしてその1つにエンカウントすることも含まれていましたエンカウントすると当然戦闘画面に切り替わりその時点で危険度は0にリセットされてきました
しかし、今回の場合はどうでしょうか歩くと危険度が溜まっていき歩数テーブルの値<危険度となると内部的にエンカが発生した扱いになりエンカテーブルは1つ進みます、ですがゲーム画面上はエンカは発生せず通常通りです、となると画面の切り替わりは起こりません、そうなると危険度をリセットするタイミングがありません、ではどうなるのか危険度はそのまま溜まっていくことになります。
実際にテーブルを見ながら考えて見ましょう
今回もわかりやすくフィールド(1歩ごとに危険度が1上昇)を初期の番地から歩いた場合で説明していきます
まずはおさらいで通常通りフィールドを255歩歩いた場合です、その2くらいでやったやつですね
255歩歩いている間に13回のエンカウントが発生しその都度戦闘画面になるため危険度はリセットされます
同時にエンカテーブルも見ていきます
当然ですが13エンカウントするので13消費されています
この区間をもしこの歩数はカウントするがエンカしない処理がなされている場所で行った場合どうなるのか
なんということでしょう、あのまばらに赤の目立つシートが見事なツートンカラーになりました、危険度のリセットが起きないだけでこれほどにエンカの回数は増えていきます
危険度が溜まれば溜まるほど歩数テーブルの値より大きくなりやすくなるわけですから加速度的にエンカ回数が増えていきます
エンカテーブルで見てみると
内部的には実に128エンカが発生しています、しかし何度もいうようにゲーム画面上では何も起こりません、上記の普通にエンカウントするフィールドでは13エンカが発生し13エンカウントテーブルが進みましたが、同じ歩数を歩いたにもかかわらずこちらは当然一度もエンカウントは発生していませんが128ものエンカテーブルを消費してしまっているのです
実際のところ流石に255歩歩くことはないですが最短距離で歩いても何十歩も移動する箇所もありますそうなると必ずこの区間にエンカを消費することになるために次に出るはずのエンカウントテーブルと実際のエンカがちがーうとなりやすいのです
まさに最初のチョコボ区間がそれで、解説した通りならばニューゲーム後最初のエンカウントは3番目のグループなのですが、そのまま進むとチョコボの移動によって必ずエンカを消費してしまいます、そのため実際に最初に発生するエンカウントは3番目のグループにはならず違うじゃないかと困惑してしまう人が多発してしまいます、そのためSFCの歩数システムの理解のハードルを大幅に上げてしまっている要因になっているだと思います。
さらに補足するとエンカが発生せず内部的に発生しても危険度が継続するという処理だけが特殊なだけでそれ以外はすべてその場所ごとの特徴の通りになります
ワールドマップ上での処理の場合1歩ごとに危険度は1上昇しますしメニューを開くなどすれば画面は切り替わるため危険度はきちんとリセットされます
ダンジョン扱いであるカルナック城やムーアの大森林はそれぞれのダンジョンの危険度上昇量になりダンジョン扱いのため危険度のリセットはマップ切り替えくらいでしか行うことはできません
ここまでの説明でわかりましたでしょうか、とても複雑で一見ただ面倒な存在のようですが
把握してしまえばとても便利なものでもあるのです
この仕様を利用することでさらなる歩数調整が可能となります
というのもこれでしかエンカをせずにエンカウントテーブルを消費する方法はありません、またエンカを気にせずに歩数テーブルを好きに進めることができるのもこの区間の特徴です
つまりこの区間を利用すればエンカウントを直接発生することなくエンカウントテーブルや歩数テーブルだけを動かすことができるのです、具体的な利用方法は3つあります
・その後の目的のエンカウントの為にエンカウントテーブルを進める
一番わかりやすい使い方です内部で処理させてその後に出るエンカを出したいものへ変更させます
・その後の歩数テーブルを都合の良い位置まで進める
画面切り替えやメニュー開閉をせずに好きなだけ歩数を進めることができるわけですからこの間に直後の歩数テーブルが都合の良いところまで進めてしまうことができます
・ここまでの歩数テーブル、エンカウントテーブルのリカバリー
仕組みさえわかってしまえば、例えばそれまでに2回間違えてエンカを出してしまいテーブルが2つ先に進んでしまっているとした場合に、この区間で内部的に10エンカ進んでしまうところをメニュー開閉などを利用して8エンカ消費になるように調節することでテーブルの位置を元に戻すことができます、歩数に関しても同様です
と言っても慣れないとすぐにはできないとは思いますのでこんなこともできるよと頭の片隅にでも入れておいてもらえれば良いと思います
とにかく重要なのはこれら区間でも歩数がカウントされ内部的にエンカが発生しエンカウントテーブルが進んでしまうということです
少し難しい内容になりましたが理解できましたでしょうか・・・
エンカウントテーブルに関してはこれでもう全てですこれ以外の例外など存在しないはずです
次はFF5の歩数調整における様々なテクニックについてのお話をしましょうか
いよいよシステムの説明ではなく応用の話になってきましたもうみんな歩数調整はお手の物ですね
おさらい!
・ゲーム開始直後のチョコボは乗り物ではない特殊な扱い
・エンカは発生しないが歩数がカウントされる区間が4つ存在する
・それら区間は見た目上のエンカは発生しないが内部でエンカが発生しエンカテーブルが進む
・直接エンカしない為危険度のリセットが起きず継続で蓄積されていく
・逆にこれらを利用することでより都合のいい歩数調整が構築できる
これが起こりうる原因はたった1つなのですがこれがなかなか曲者で結構難しい話になりますが、これを理解しないと自身で最初から歩数を組むのは難しく、また他人の歩数を利用している場合でもなぜミスしているのか、ミスした場合どうリカバリーするのかに大きく影響するためなんとか習得しましょう
というのもこの処理はゲーム中4ヶ所の特殊な期間のみに発生します
そのうちの1つはなんとゲーム開始直後のチョコボでの移動区間にあります
そのために前回言っていたニューゲームから最初のエンカウントが本来3のグループであるはずがそうはならないのです
まずはこの処理が行われる場所をあげましょう
・ニューゲーム選択後から海賊のアジトへの洞窟に入るまでのチョコボでの移動区間
・カルナック城、火のクリスタルが暴走する前の通常時の城内(B3F、B2F、B1F、1Fのみ)
・ムーアの大森林、エクスデスが森を燃やした後モーグリの出てきた穴に入るまでの炎上マップ
・第三世界開始直後からギードの祠に入るまでのフィールド移動区間(ただしこの区間のチョコボは通常通り乗り物扱いになっているので注意する)
以上の4区間のみにこの特殊な処理が発生します
これらはすべて共通の処理になっていますが特にわかりづらいのが最初のチョコボの区間です
以前に書いた通りチョコボは本来乗り物扱いでどんなに歩いても歩数は消費されず最後に乗り物から降りる瞬間のみに1歩消費するのですが
この区間のチョコボのみ特殊な処理になっており主人公の見た目と移動速度がチョコボになっているだけで通常の移動と同じ扱いになっているのです、そのためこの区間ではチョコボから乗り降りすることはできませんし本来乗り物に乗っている状態では不可能なセーブをすることができます。
それを踏まえた上でこの特殊な処理を解説していきます
これら4つの区間を見てなんとなく察した人もいるかもしれません、これら区間はすべて本来エンカウントするはずの場所がエンカウントしないように処理されいる区間です、この状態の場合に内部でどのようなことが起こっているかというのが今回の鍵となります
もったいぶっても仕方ないので書いてしまうとこれらの区間はすべて通常通り歩数の判定の判定がなされ内部では通常通りエンカウントが発生しますがゲーム画面上エンカをしない処理になっています
いまいちわからないかもしれませんがこの通りで
まずこれら区間ではエンカウントは発生しませんが通常通り1歩ごとに歩数テーブルを1つ進める判定がなされます、同時に危険度もそのエリアごとの上昇量分だけ上昇していきます
よく買い物をして捕まった後のカルナック城から外まで出るあいだに走者がこの区間は歩数カウントするから適当には歩けないと言ってるのを普段5のRTAを見ている人ならば一度は聞いたことがあると思いますがその通りなのです
内部的にエンカウントが発生すると書きました、これがまたこの区間をとてもややこしくしている要素です。
いつも通り歩くと危険度が上昇し歩数テーブルの値<危険度になった際にエンカが発生しますがゲーム上はエンカが発生しない場所なので何も起こりません、しかしこの時も内部的にはエンカが発生したことになりエンカウントテーブルが1つ進んでしまいます
そのためエンカは直接発生しませんがエンカウントテーブルが進んでしまいますただこれだけなので簡単です
と、なればよかったのですがそこにさらに厄介な要素が加わります、それが何かというと危険度のリセットの問題です、何度か書いてきましたが危険度は画面が切り替わった際に起こるものがほとんどです、そしてその1つにエンカウントすることも含まれていましたエンカウントすると当然戦闘画面に切り替わりその時点で危険度は0にリセットされてきました
しかし、今回の場合はどうでしょうか歩くと危険度が溜まっていき歩数テーブルの値<危険度となると内部的にエンカが発生した扱いになりエンカテーブルは1つ進みます、ですがゲーム画面上はエンカは発生せず通常通りです、となると画面の切り替わりは起こりません、そうなると危険度をリセットするタイミングがありません、ではどうなるのか危険度はそのまま溜まっていくことになります。
実際にテーブルを見ながら考えて見ましょう
今回もわかりやすくフィールド(1歩ごとに危険度が1上昇)を初期の番地から歩いた場合で説明していきます
まずはおさらいで通常通りフィールドを255歩歩いた場合です、その2くらいでやったやつですね
255歩歩いている間に13回のエンカウントが発生しその都度戦闘画面になるため危険度はリセットされます
同時にエンカテーブルも見ていきます
当然ですが13エンカウントするので13消費されています
この区間をもしこの歩数はカウントするがエンカしない処理がなされている場所で行った場合どうなるのか
なんということでしょう、あのまばらに赤の目立つシートが見事なツートンカラーになりました、危険度のリセットが起きないだけでこれほどにエンカの回数は増えていきます
危険度が溜まれば溜まるほど歩数テーブルの値より大きくなりやすくなるわけですから加速度的にエンカ回数が増えていきます
エンカテーブルで見てみると
内部的には実に128エンカが発生しています、しかし何度もいうようにゲーム画面上では何も起こりません、上記の普通にエンカウントするフィールドでは13エンカが発生し13エンカウントテーブルが進みましたが、同じ歩数を歩いたにもかかわらずこちらは当然一度もエンカウントは発生していませんが128ものエンカテーブルを消費してしまっているのです
実際のところ流石に255歩歩くことはないですが最短距離で歩いても何十歩も移動する箇所もありますそうなると必ずこの区間にエンカを消費することになるために次に出るはずのエンカウントテーブルと実際のエンカがちがーうとなりやすいのです
まさに最初のチョコボ区間がそれで、解説した通りならばニューゲーム後最初のエンカウントは3番目のグループなのですが、そのまま進むとチョコボの移動によって必ずエンカを消費してしまいます、そのため実際に最初に発生するエンカウントは3番目のグループにはならず違うじゃないかと困惑してしまう人が多発してしまいます、そのためSFCの歩数システムの理解のハードルを大幅に上げてしまっている要因になっているだと思います。
さらに補足するとエンカが発生せず内部的に発生しても危険度が継続するという処理だけが特殊なだけでそれ以外はすべてその場所ごとの特徴の通りになります
ワールドマップ上での処理の場合1歩ごとに危険度は1上昇しますしメニューを開くなどすれば画面は切り替わるため危険度はきちんとリセットされます
ダンジョン扱いであるカルナック城やムーアの大森林はそれぞれのダンジョンの危険度上昇量になりダンジョン扱いのため危険度のリセットはマップ切り替えくらいでしか行うことはできません
ここまでの説明でわかりましたでしょうか、とても複雑で一見ただ面倒な存在のようですが
把握してしまえばとても便利なものでもあるのです
この仕様を利用することでさらなる歩数調整が可能となります
というのもこれでしかエンカをせずにエンカウントテーブルを消費する方法はありません、またエンカを気にせずに歩数テーブルを好きに進めることができるのもこの区間の特徴です
つまりこの区間を利用すればエンカウントを直接発生することなくエンカウントテーブルや歩数テーブルだけを動かすことができるのです、具体的な利用方法は3つあります
・その後の目的のエンカウントの為にエンカウントテーブルを進める
一番わかりやすい使い方です内部で処理させてその後に出るエンカを出したいものへ変更させます
・その後の歩数テーブルを都合の良い位置まで進める
画面切り替えやメニュー開閉をせずに好きなだけ歩数を進めることができるわけですからこの間に直後の歩数テーブルが都合の良いところまで進めてしまうことができます
・ここまでの歩数テーブル、エンカウントテーブルのリカバリー
仕組みさえわかってしまえば、例えばそれまでに2回間違えてエンカを出してしまいテーブルが2つ先に進んでしまっているとした場合に、この区間で内部的に10エンカ進んでしまうところをメニュー開閉などを利用して8エンカ消費になるように調節することでテーブルの位置を元に戻すことができます、歩数に関しても同様です
と言っても慣れないとすぐにはできないとは思いますのでこんなこともできるよと頭の片隅にでも入れておいてもらえれば良いと思います
とにかく重要なのはこれら区間でも歩数がカウントされ内部的にエンカが発生しエンカウントテーブルが進んでしまうということです
少し難しい内容になりましたが理解できましたでしょうか・・・
エンカウントテーブルに関してはこれでもう全てですこれ以外の例外など存在しないはずです
次はFF5の歩数調整における様々なテクニックについてのお話をしましょうか
いよいよシステムの説明ではなく応用の話になってきましたもうみんな歩数調整はお手の物ですね
おさらい!
・ゲーム開始直後のチョコボは乗り物ではない特殊な扱い
・エンカは発生しないが歩数がカウントされる区間が4つ存在する
・それら区間は見た目上のエンカは発生しないが内部でエンカが発生しエンカテーブルが進む
・直接エンカしない為危険度のリセットが起きず継続で蓄積されていく
・逆にこれらを利用することでより都合のいい歩数調整が構築できる
広告