(cache)ピアノの発表会目前で自分の実力の限界を知る。カプースチンと私。

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ご訪問いただきありがとうございます。
はなでございます。

芸術の秋、音楽の秋がやって参りましたね。
音楽は楽しんでいらっしゃいますか？

私は音楽に苦しんでいます。

私が通っているピアノ教室は、大人にも発表会がもれなくついてきます。
来週本番を迎えるのですが、
何で私、この曲選んだのでしょう？？？
後悔、後悔、後悔・・・・。
練習時間があと半年足りない(T_T)

私、趣味でピアノを少々。
ええ、もう40年ほど弾いています。
先生の年齢もすっかり大きく追い越してしまいました。

これだけやってりゃ、もうベテラン先生になっていてもおかしくない年齢です。
なのに、一体いつになれば上手になるんでしょうか？

何事も継続は力なり。

ほんまか？
もう大概継続したで？

今回の発表会の曲は、

カプースチン　
ピアノソナタ第1番 Op.39 「ソナタ・ファンタジー」第４楽章

私の長年の憧れの曲です。
しかし、今回この曲を選び、とうとう分かってしまったのです。

この曲は私の限界を超えている・・。

人間身の丈をわきまえないとダメだな、と思いました。
でももうプログラムも配布されてしまい、Ｘデーは刻一刻と近づいているのです。
えーい、ままよ。
勢いで乗り切るしか仕方ない。
愚痴を言っている間に練習しろって感じです。
楽しむためにレッスンに通っていたはずなのに、何なのよ。

ニコライ・カプースチンとは

略歴

ホルリフカ（ロシア語版）の出身。7歳でピアノを始め、14歳の時にモスクワに移り住む。モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを師事する。在学中にジャズに興味を持ち始め、独自のアイディアに基づいて作曲を試みるようになる。

1961年モスクワ音楽院卒業後、1972年までの11年間にわたって、ソビエト中をジャズ・オーケストラとして旅行。1980年、チャイコフスキー大ホールで自作のピアノ協奏曲第2番を演奏したのを最後に、自作のレコーディングを除いて作曲活動に専念。多数の作品を生み出し続けている。2009年現在、作品番号は140を数える。作曲家としては長らく無名の時代が続いたが、ニコライ・ペトロフ、マルカンドレ・アムラン、スティーヴン・オズボーン（英語版）などの巨匠ピアニストらがカプースチンの作品を取り上げるようになり、その名が次第に知られるようになった。日本国内で販売されている自作自演のCDも大変好評なもので、特に8つの演奏会用練習曲の人気が高い。楽譜も多数出版されている。

なお、自作のレコーディングについては2004年に一度引退を表明したが、2008年に再びCDをリリースして復帰した。

作風

ジャズとクラシックを融合した独特の作風を持つのが彼の最大の特徴である。年代的には現代音楽に属する作曲家であるが、実験的なものではなく、あくまで聴き手を意識した曲を書いている。

また、本人が優れたピアニストであることから、高度な演奏技巧が求められるピアノ曲を多数作曲している。こういったことに由来し、彼の音楽は非常に高い演奏効果を有し、演奏会向きといえる。

引用元：ウィキペディア

クラシックにジャズを完全に融合させためちゃくちゃカッコイイ曲です！
ジャズは即興演奏ですが、カプさんの曲は即興演奏的部分もすべて楽譜になっているので、ジャズピアノがさっぱりの私にもジャズピアノ的な曲が弾けるというありがたい楽譜なのです。
そして、カプさんは現在もご活躍されている、作曲家兼ピアニストです。

日本でカプースチン研究の第一人者といえば、川上昌裕先生です。
現在は東京音楽大学で講師をされており、辻井伸行さんを12年間指導された先生です。
なので、辻井伸行さんもカプースチンを演奏されます。
辻井さんのカプースチンは、それはそれは流麗且つ清々しいカプースチンなのです。