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 システム多言語化サービスのWovn Technologiesは2018年10月17日~19日に東京ビッグサイトで開催中の「日経 xTECH EXPO 2018」で、同社のWebサイト多言語化ツール「WOVN.io」と、スマートフォンアプリ多言語化ツール「WOVN.app」を紹介している。

Wovn Technologiesのブースの様子
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 自動翻訳技術を使い、低コスト・短期間でWebサイトなどのコンテンツを最大38カ国語に翻訳できるメリットを訴求する。自動翻訳では一定の誤訳が発生するため辞書の整備が不可欠だが、Wovnが「アパレル業界向け辞書」などを作成・追加しており、顧客企業が一から辞書を整備する手間が省ける。

富士急行や一蘭など豊富な導入実績を誇る
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 富士急行や、ラーメン専門店チェーンの一蘭など、訪日外国人に人気のある店舗・施設を中心に1万サイト以上で利用されているという。展示ブースの担当者は「今年は自然災害が相次いで訪日外国人向けの情報提供が課題になったこともあり、公共・インフラ系のお客様からの引き合いが増えている」と話していた。