Chrome が Unified Plan へ

ついに Chrome M72 (2019 年 1 月) でついにデフォルトの動作が Plan B から Unified Plan へと変わります。

これは下位互換性のない変更になります。Multi-stream を利用している場合は間違いなく既存のコードが動作しなくなります。さらに SDP のやり取りが行えなくなります。

Firefox はすでに Unified Plan ですし、Safari も Technology Preview 66 からは Unified Plan が選択可能になっています。

WebRTC に混乱を巻き起こしていた Plan B と Unified Plan という2つの規格が Unified Plan に統一されます。

libwebrtc も M70 で iOS や Android も Unified Plan へ対応をしていく必要があります。


時雨堂では Unifed Plan への以降の準備を着々と進めています。

  • Sora JavaScript SDK では Chrome M71 から Unified Plan が自動的に選択されるようになっています
  • Sora iOS SDK は現在 Unified Plan へ対応中です、次のリリースで対応予定です
  • Sora Android SDK は現在 Unified Plan へ対応中です、次のリリースで対応予定です
  • React Native WebRTC Kit は現在 Unified Plan へ対応中です、次のリリースで対応予定です
  • Sora JavaScript SDK では Safari の対応に向けて調査中です

もし WebRTC SFU Sora を利用していて Unified Plan への不安などがある場合は気軽にサポートまでご連絡ください。

こちらからも積極的に情報提供していきます。