千円札の記号と番号、色を変更へ 褐色から紺色、19年3月から
財務省は18日、千円札の記号と番号の印刷色について、2019年3月18日の発行分より現行の褐色から紺色に変えると発表した。「AA000000A」などとお札に印刷しているアルファベットと数字の組み合わせ「記番号」をすべて使い切ったため。紺色に変更して、同じ番号で再び発行する。
野口英世の肖像をあしらった現行千円札の印刷色の変更は、11年7月に続き2度目となる。これまでに発行された黒や褐色の記番号のお札も引き続き使える。
04年発行の現行千円札には、記号と番号の組み合わせが約130億通りあるが、今回の褐色は約8年で使い切った。