久々のお題記事に挑戦! です。
わたくし温泉旅が好きなのですが、中でもひとりふらっと静かな温泉に行くというのが好きです。
普段から割と貪欲に温泉旅に出かけていると思うのですが、秋は秋で、貪欲に行っております。ここではそんな風のことを書いてみます。
温泉に入る「浴」ではなくて、温泉旅に行きたい「欲」のほうです。
秋は(も)温泉旅の季節です。
たぶん、春でも夏でも冬でも「春or夏or冬は温泉旅の季節です」、しれっと言うんだろうと思いますが、秋も温泉旅の季節です。
秋の温泉旅はいろいろといいものです。
温泉に行って、みんな大好きな露天風呂で、明るい時間であれば色づく山々を眺めつつ、ひらりと落ちてくる紅葉を手に取ったり。
夜であれば、ひんやりした空気の中でお湯に浸かってぼんやり月を眺めたり。
お食事も、新そばや新米など、収穫の季節。山の方ならキノコもとれます。場所によってはマツタケが出てきたりとか。
お酒も進む。秋は新酒の季節です。日本酒もそうですが、ワインが特産品の地域だったら、地元のヌーボーに出会えます。
なんてことを思い浮かべていると、じわりじわりと温泉に行きたくなってきます。
そしてカレンダーを見れば、赤い日が多い。9月のシルバーウィーク、10月の3連休、11月の祝日2つ。暦通りに働く人からすれば、チャンスの数が多いです。
春はゴールデンウィーク、夏は夏休み、冬は年末年始とあるのですが、それらは割と長めのチャンスが1度きり。秋はコンパクトなチャンスが多めなのがポイント。
貪欲な人の自覚症状
ということで、温泉旅に行きたくなるわけで。
あくまで自分の場合なので、ほかの方にこの症例が適応されるかどうかは・・・ですが、温泉旅欲が高まってくると様々な自覚症状が出てきます。
- カレンダーチェック
- 宿の予約サイトやJRのサイトを巡回
- 手持ちのポイント確認
- 日帰り妄想
日々、この自覚症状と格闘しております。
カレンダーチェック
旅に出るチャンスがないか、カレンダーをチェックしています。
先ほども書きましたが、秋はコンパクトな連休が多め。さて、いつ出かけるかな? という妄想は常にしています。
幸か不幸か、そこまで休みの日をフルに自由に使える立場ではないので、チャンスは本当に限られる。そんな中で、じっとチャンスを窺う日々です。
サイト巡回
欲しいものがあって、情報収集目的でネットを巡回する人も多いでしょう。
自分も、じゃらんnetや楽天トラベルのような、予約サイトを見て回ります。そう、泊まってみたい宿の情報収集ということで。
たいていはふらっとひとりで土日に出かけるので「〇〇県、1名、土曜、温泉宿」という条件で検索します。
そんなことを頻繁にやっていると、新しい宿が予約サイトに登録されていたり、お得なプランが見つかったり。
見つけた宿の口コミを見て、どんな宿なんだろう・・・と想像したりしています。
まあ、週末にひとり泊を受け入れてくれる宿は、そう多くはありません。ひとり泊OKの宿を検索してもヒットしない、ということも場所によっては結構あります。
そんな場合は、検索条件を「日付未定」にして、検索結果をたくさん出して楽しんでいます。平日だったらひとり泊OKだよ、という宿は結構多いのですね。
また、往復の電車や高速バスの予約サイトも見に行きます。電車やバスに安く乗れるきっぷや、比較的すいている臨時列車の情報収集をするわけです。
手持ちポイント確認
とは言っても、旅行にはお金がかかります。行きたくなっても先立つものがないと動けません。電卓をたたいて計算してため息、即終了、ということも多い。
そんな時の味方が、普段の生活でコツコツためてきたポイントです。
じゃらんnetであればリクルートポイント、楽天トラベルであれば楽天スーパーポイントを宿泊料などの値引きに使えます。
ということで、そんなポイント達がいかほどたまっているのだろう? と、ポイントの残高照会をちょくちょくしています。
ま、すっからかんと知っていながら見に行くことも・・・ありますね。
日帰り妄想
どこかに行こう、と思いを巡らせるのですが、お目当ての宿が満室だったり、他の予定があって出かけられなかったりで残念無念、ということも多く。
叶わない時は、ここに日帰りするとしたら、どんな列車で行ってどんな風に過ごして、どんなものを食べて帰ってこようか? という妄想をします。
宿泊なら最低でも2日は空けないといけませんが、日帰りなら1日で行って帰ってこれるので、少し可能性が高まるはずだ! と。
年齢が上がってくると徐々に温泉旅へのハードルが上がってくるので、最近は特に、日帰り妄想モードに切り替えることが増えている気がします。
対症療法
そんな、自分の中からふつふつと湧いてくる温泉旅欲の自覚症状。一番いい治療法は、温泉旅に出る(まさに湯治!)、ですがそんな簡単に出撃できれば苦労しません。
そう、貪欲と現実との戦いです。
現実を見ると面白くないのでさらっと書くのですが、自覚症状を抑えるために、
- 銀行の口座の残高や、クレジットカードの請求額を確認する
- 過去の自分の旅の記録を振り返る(例えばこうして、ブログを書いてみたりとか)
- 行きたいところへ他の人が行った記録を読んでみる
ということをして、はいどうどう、と、昂る欲をなだめつつ生きています。
この記事をご覧くださっている方が、どこまで旅に出たい欲と向き合っているかは分かりませんが、我が「静かな温泉ブログ」がお役に立てる機会があれば、これ幸い。
CMではないのですが、温泉旅の旅行記へのリンクを貼っておきます。
リンク先の記事を読み返してみて、中には以前に書いた拙い内容の記事も結構あるので、その辺は書き直しつつ、当時を振り返ってみようかなと思いました。
そんなこんなでまだ何とか、温泉旅に出たい欲と向き合いつつやっていけそうです。
さて、今度はどこへ行こうかな。