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【芸能・社会】

アッコ、50周年で大集結 武道館で「WADA FES」

2018年10月18日 紙面から

「WADA FES」で熱唱する和田アキ子=東京都の日本武道館で(五十嵐文人撮影)

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 歌手の和田アキ子(68)が17日、東京・北の丸の日本武道館でデビュー50周年イヤーのフィナーレを飾る自身初の音楽フェスティバル「WADA FES 断れなかった仲間たち」初日公演を開催。加山雄三(81)、鈴木雅之(62)、TUBEの前田亘輝(53)、クレイジーケンバンドの横山剣(58)、氷川きよし(41)、倖田來未(35)、C&K、ピコ太郎、ソン・シギョン(39)、かりゆし58の前川真悟(37)ら世代やジャンルを超えた11組が大集結して「歌の異種格闘技」(和田)を盛り上げた。

 トップバッターはピコ太郎で和田フェスバージョンの「PPAP」を披露。MCを務めた出川哲朗(54)は歌手としても出演。矢沢永吉(69)になりきってスタンドマイクを振り回しながら「止まらないHa~Ha」を熱唱。約8000人で満席の会場は冒頭から笑いで沸き立った。

 出川の熱いステージに和田は「何ともいえない闘志がわいてきた」と対抗心メラメラ。自身のステージでは代表曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」など7曲を熱唱。「今あなたにうたいたい」ではマイクを離し、生の歌声を武道館に響かせ、最後は全員で「もう一度ふたりで歌いたい」を大合唱。声を詰まらせながら「ありがとう。本当にありがとう」と感謝の言葉を繰り返し、会場は鳴りやまない拍手に包まれた。

 多彩な顔触れにも和田は「本当に豪華。感無量です」と感謝。スケジュールの都合で出演できなかった石井竜也(59)や木梨憲武(56)らも差し入れを持って祝福に訪れたそうで、和田は「みんなビビッてるだけでしょ」と笑い飛ばした。

 デビュー記念日の昨年10月25日からスタートした50周年イヤー。和田は「ツアーを始め、ベストアルバムやカバーアルバムを出して、ニューシングルもオリコン2位になった。武道館も(来年9月から)改修する。すごくラッキーな1年」と総括。25日から51年目に突入し「声さえ出ていれば、ずっと歌いたい。55周年もやりたい。“断れなかった”第2弾も」と前を見据えた。公演は18日も。

◆18日のゲスト出演者

 Toshl(X JAPAN)、GACKT、DA PUMP、氣志團、SHOKICHI(EXILE)、AKB48(AKO選抜)、BOYS AND MEN、祭nine.、BOYS AND MEN研究生、MACO、武田真治、竹内涼真、岡本知高、Shiho、MCはさまぁ~ず

 

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