そばかすからシミへ

そばかすからシミへ名称変更するように、女から2児の母へ華麗(?)なる転身をとげている主婦日記。なりたかったものは落語家。生まれ変わりたいのはアメリカ人。2歳男児と0歳女児の育児で毎日テンパりながら、自分らしく胸張って生きたいともがいています!何気ない日常やストレスも笑いに変えれるようにしたい!

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子供に感情的に怒鳴ってしまいました。悪いのは私だっていうのに…!

こんにちは、もがきママです!

「親」を数年やっていると、子供に正しいこと・悪いことなどの分別を教える場面も多く出てきます。その中で知らず知らずのうちに「正しいことを教える人=親」「親=絶対的に正しい人」のような構図を作り出してしまっていることがありませんか?

お恥ずかしながら私はそのような図式を作りあげていることに、ある出来事を通じて気づきました…。今日はそんなお話です。

 

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散らかす天才の息子

 

我が家の息子はおもちゃを出しては散らかすのが天才的に得意です。散らかすこと自体を楽しんでいるようで、散らかしたらそのままプイッと行ってしまいます。息子が去った場所は、足の踏み場もないくらいに散らかっています。もう空き巣にでも入られたかのような惨劇です(*_*)

 

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「もう、せっかく綺麗にしたのに!!」

 

疲れている時・時間と心に余裕がない時にこのデストロイヤーが出現すると、本当にストレスMAXです!!イラつく!!そして「コラー!片付けなさい!」と怒鳴ってしまいます。


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大切なものが、なくなった…

 

その日も余裕がなく、イライラが爆発寸前になっていました。そんな時、家事がひと段落したら組み立てようと思っていた物の部品がなくなっていることに気が付きました。


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「うわッ!やられた!!」

 

子供の手が届くところに箱を置いてしまったばかりに、いたずらされたんだ!この犯人は絶対に息子だ!あの子が触ってどこかにやってしまったんだ!!いつもの如く散らかして、なくしてしまったんだ!!

 

もう怒りが爆発しました…!!!!

 

「何てことしたのよ!!」

「いい加減にしてよ!!」

「どうしてくれんのよ!」


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もう思いつく限りの言葉で怒りを発散するかの如く、感情的に怒りを息子にぶつけました。

怒られている息子は、ハッと息を止めながら、黙って聞いていました。言葉が遅れているせいもあるかもしれませんが、言い訳も泣きごとも言わずに神妙な面持ちで私を見つめていました。


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犯人が見つかった

 

そんな悲しそうな顔しても許さないんだから!

あの部品がなきゃ組み立てられないよ!まじでどうしてくれんのよ!

 

怒りがおさまりません。

そんな私を黙って動かずに見つめている息子。

そんな息子の状態を分かっていても許す気にはなれません。

 

「あなたが散らかすから悪いのよ!!」


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もうほんとどうすんのよ、コレ!

本気で腹立つわ…!


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まじで腹立つ………はっ…!!!


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ふと棚の上に目をやると、なくされたと思っていた部品があるではないか!!!


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やだ、

どうしよう(゚Д゚;)!!

 

完全に息子が犯人だと思って疑わなかったけど、息子が悪かったんじゃなかったんだ。ここに部品を置いたのは、私だった…

 

犯人は、

私だった…(;゚Д゚)!!


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悪いことをしたら、謝ろう

 

どうしよう。どうしよう。

息子にすごく悪いことしてしまった。

息子はなんで怒られているのか分からなくて、あんな悲し気な顔をして私を見つめていたんだ。そりゃ理不尽に怒られてるだけだもんね。私は息子を傷つけてしまった。

 

息子に目をやると、小さな背中を丸くして、静かに座っていました。

 

私が今できること。

それは、自分の過ちをきちんと謝罪すること。

 

「さっきは本当にごめんなさい!」


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息子に私の過ちを説明し、深々と頭を下げました。。

 

私の言葉に一瞬泣きだしそうな顔をした息子でしたが、「許してくれる?」と聞いたら「ダメ!」と今度は体をのけぞりながら不機嫌になっておりました。

 

そりゃそうだよね。傷ついたもんね。。

 

この後、たっぷり息子と遊んでようやく許していただけました(;'∀')

 

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おわりに

 

あの時の私は絶対息子が犯人だと決めつけ、まさか自分の勘違いが原因だったとは夢にも思いませんでした。この決めつけって怖いですよね。。知らぬうちに自分は間違いを犯さない絶対的な支配者になっていたんだと気づきました。これは、危ない兆候です。親と子供は同じコミュニティにいる家族ですが、上下関係はない。(年功序列だったり、年上の方を敬う的なポイントはありますが)親はいつも正しいわけでもないし、子供もいつも悪さをするわけではない。自分が過ちをおかしたら、真摯に謝る。そんな姿を見せるのも教育の一環かな、なんて思いながら深々と謝罪をいたしました(← 心から謝れー( ゚Д゚)!!)。

 

▼怒ったり怒られたりな話▼

 

 

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