【固定投稿】ビ・ハイアが提訴されました

当ブログで追いかけてきたビ・ハイアのパワハラ問題について、元従業員とその遺族が会社を提訴しました。→ 「死んだほうがましですか」壮絶パワハラで女性自殺 「現代版の奴隷制度」で社長提訴 弁護士ドットコム 2018年10月17日 21時56分

速報 訴訟始まる  new!!

「生きてるだけで迷惑」女性自殺、社長をパワハラで提訴 朝日新聞https://www.asahi.com/sp/articles/ASLBK46HZLBKULFA00P.html

 ゲーム業界の求人広告会社などと業務委託契約を結んで働いていた女性が自殺したのは、同社社長のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だなどとして、女性の遺族や元同僚の男性2人が同社と社長に計約8800万円の損害賠償や未払い賃金の支払いを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。

 求人広告会社は「ビ・ハイア」(東京)。訴状によると、女性と元同僚の計3人は2006~14年に入社し、同社や関連会社との業務委託契約を結んだ。しかし、社長の指揮命令を受け、実質的には雇用関係のある従業員として働き続けていたという。

 社長は、3人にブランド品のカバンや靴などを買い与え、その費用を会社から社長への貸付金という形で計上した。その自分への債務について、16年ごろから3人のうち2人を保証人にして返済を求めるようになった。

 さらに社長は、原告の1人が賃金の情報を知人に伝えたことを「守秘義務違反だ」などと主張し、数千万円の損害賠償も求めるようになった。社長はやがて賃金の天引きなどを始め、3人にはほとんど賃金が支払われなくなったという。

 3人の生活費が尽き、家賃を払えなくなると、会社事務所に住まわせ、その家賃も請求するようになった。社長は3人に「生きているだけで迷惑」「殺すと問題があるので、交通事故にあって死んでもらいたい」などと、大声で罵倒するパワハラを繰り返したという。

 会社事務所で深夜も働いていることを確認するためにLINEで数分ごとに報告させたり、建物に取り付けたカメラや携帯電話のGPSで行動を監視したりもした。会社事務所での生活は、風呂もなく、寝るときは床にタオルをひく程度だったという。

 今年2月、女性が「私は死んだほうがましですか?」という趣旨の発言をしたところ、社長は激怒。女性の目の前で使っていたパソコンを破壊し、「(死んだら)ゴミが増えるだけだ」などと暴言を繰り返した。その日の午後、女性は自殺したという。

 原告らは、賃金の天引きは違法で、社長の一連の言動や行為は、原告の人格権などを侵害したパワハラにあたると主張している。


 同社は「本日中にコメントしたい」としている。

(以上引用)

弁護士ドットコムにはより詳細な情報も載っています。

「死んだほうがましですか」壮絶パワハラで女性自殺 「現代版の奴隷制度」で社長提訴
https://www.bengo4.com/c_5/n_8706/

原告が主張する「奴隷的拘束」が具体的にどのようなものだったのかが分かる資料が添付されています。

これらの報道に対しビ・ハイアは次のコメントを発表しています。

弊社に関する提訴およびその報道についてhttp://be-higher.jp/ceoblog/9066273/

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もし自分が毒親だったらどうする?  

想像してみました。もし私が本物の毒親で、娘がいたとします。全然愛せなかった娘で、子どもの頃から家族みんなで虐め抜いてきました。きっと誰かを生贄にしなければ家族の精神バランスが取れなかったのでしょう。そういう意味ではこの娘の存在には感謝もしていました。親の憎しみのターゲットにされた娘はそれはもう見事に卑屈な人間に育ちました。訳の分からない趣味に走り、勝手に自滅して、最後はブラック企業に殺されました。ああやっぱりああいう人間は生きていけないんだなと妙に納得感がありました。

さて、迷惑ばかりかけられてきた娘が死にました。しかもどうやら会社に責任がありそうです。これは損害賠償をゲットするチャンスですから、もらわない手はありません。早速弁護士と協議を始めます。世間では電通の高橋まつりさんの母親が熱心に社会に問題を提起したりしていますが、そんなことに興味はありません。なにしろこちらは決して褒められた親ではないのですから。よもや自分が被害者面してメディアに出るつもりなど毛頭ありません。そんなことをすれば真実が明るみになって痛烈なカウンターパンチを食らうことになるでしょう。だから話は内密に進めます。つまり示談を目指します。

会社側もブラックな実態を曝露されたくありませんから、示談で済むなら大金を積む用意があると言ってきます。願ったりかなったりです。多額の示談金をゲットできて、しかも自分の世間体は保たれるという最高のシナリオ。まったく親孝行のいい娘を持ったものです。

本物の毒親だったらこんな感じなんじゃないでしょうかね。

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清水はコーチングからカウンセリングに移行した  

清水は安冨歩からカウンセリングを受けているようです。アリス・ミラーなどを読みながら自分の過去を振り返っています。大山さんが亡くなって以来「毒親」の話はまったくしなくなっていましたが、最近のブログではまた「毒親」という言葉を使い始めています。

過去を振り返る作業はコーチングというよりカウンセリングの範疇に入ります。清水自身も「コーチングやカウンセリング」という書き方をしていますから、自分がこれまでのようにコーチング一辺倒ではなく、カウンセリングに重心を移しつつあることを自覚しているのでしょう。私はずっと「コーチングよりカウンセリングを受けるべきだ」と言ってきましたので、これは望ましい変化です。きっと安冨が説得したのでしょう。グッジョブです。

もしこのまま安冨の指導の下で過去を振り返る作業を続けていけば、必ず大山さんへの加害の事実に突き当たります。果たしてそのときに正面から向き合うことができるかどうか。半年間ずっと逃げ続けてきたこの問題に取り組むことができるでしょうか。

心の病をコーチングで癒そうと考えるのは完全に間違いなので、カウンセリングに向かうのは正しい選択です。あのアファメーション依存症の清水でさえ結局カウンセリングに行ったのですから、それが結論だということです。

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深澤諭史弁護士のお話  

ブラック企業の告発をされて会社側が発信者情報開示請求をした場合のパターンがこちら。


こうして会社はさらに傷口を広げることになるわけです。このツイートをした深澤弁護士はけっこうためになる話をしています。たとえばこちら。

「こいつは悪い奴!拡散希望!」という事件
http://xn--zqs94lv37b.club/archives/11427798.html

名誉棄損の法的要件を確認するのに良い記事だと思いました。関連記事をもう1本。

表現に関するネットトラブルの神話
http://xn--zqs94lv37b.club/archives/11477470.html

こういう法的知識も一般論として知っておいたほうがいいと思います(とくに私は)。ただし、弁護士先生のご忠告を真面目に聞いてしまうと表現の自由は非常に強く制限されてしまいますので、完全なノーリスクではないことを承知で発言していかなければならない場合もあります。実際には「表現の自由」は憲法で保障された基本的人権なので、司法においてもかなり強く保護されています。他人を批判することをむやみに恐れるべきではありません。
法的リスクを一切負いたくなければ、個人名や組織名を一切出さずにあくまで一般論・抽象論として発言すればいいわけで、実際にそのような物言いをする人が非常に多いです。基本的にはそういうスタンスが正解なのでしょう。個人名を出して批判するのは例外的にその必要性がある場合に限られます。

たとえば、私は清水有高から実害を被ったわけではありませんが、過去の会社のクソ上司からは実害を被っています。しかしそのクソ上司の個人名は晒していません。それをネットで公開する必要性があるとは思えないからです。「○○会社の〇〇さんは危険だから注意!」とネットで注意喚起をすることにどれほどの公益性があるかということです。(将来的にはますます監視社会化・評価社会化が進んでそういう情報が飛び交うような時代になるのかもしれませんが。)
私の清水批判は相当の根拠があり、合理的な推論を述べており、かつ公益性があります。「このブログのおかげで脱洗脳できました」という感謝の声がたくさん寄せられています。

ただし、今後考えなければならないのは、「一月万冊」の視聴者数と当ブログのアクセス数のバランスについてです。いまのところ向こうのほうが社会的影響力が1桁以上大きいので、当ブログは「脱洗脳用ワクチン」として公共の役に立っていると私は考えていますが、もし当ブログのほうがアクセス数が多くなったら、事実上の「弱い者いじめ」になってしまうのではないでしょうか。そのあたりは現実的な力関係を加味して私も表現の仕方を調整していく必要があるのではないかと考えています。具体的にいうと、

「清水有高」→「S氏」
「一月万冊」→「某コーチングチャンネル」

と一括変換してしまうことを考えています。こうしておけば法的リスクを気にする必要はなくなります。もっとも、万冊信者たちの相変わらずの盲信ぶりを見ると、それは当分先の話になるだろうと思いますが。

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ページビュー推移  

これまでのページビューの推移グラフを公開します。一応これくらいの周知はできているというご報告です。



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